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[Res: 63597] Re: 桜散る… とりあえず 投稿日:2011/04/09 (土) 04:39
タクさんは、ケンヤのそんな言葉に動揺しないで欲しい。

そもそも、初めての妊娠でミキさんを一人にした(離婚しなかった)ケンヤの口から、
そんな言葉が出てくるなんて、「おまえのどの口がそれ言ってんだ!?」って感じだね。

ケンヤはミキさんが心配なんじゃなくて、自分がミキさんに捨てられる、自分一人に
なるのが怖いだけの自己中ストーカーなんだよな。

[Res: 63597] Re: 桜散る… タク 投稿日:2011/04/09 (土) 15:36
回りくどい言い方はしません。今後は現状の私に追いつくよう、出来るだけ簡潔に書いていきます。

私はすぐにミキに連絡、ケンヤの事を確認しました。ミキは絶句していました。ケンヤとはあれから一切関わっていないとの事…
私は彼女はこの時言っていた事は本当だったと今でも思っています。

そして、その翌々日からケンヤの家庭訪問が始まりました。ミキはドアを開ける事は無く、既に一切想いは無いという事を、都度ドア越しに話していたそうです。ミキはその事を逐一私に報告してきました。
私はケンヤに連絡したり、職場に会いに行ったり、ケンヤを説得しましたが、暖簾に腕押し…

[Res: 63597] Re: 桜散る… タク 投稿日:2011/04/09 (土) 15:38
私はあまり他人を巻き込みたくなかったのですが…ケンヤの会社に訴えました。
担当者が言うには、上下に人望があるケンヤがそういう行為をする事自体、信じられないとの事。でも事態が事態だけに、調査のうえ、厳重に注意するとの事でした。

そして二日後、ケンヤの上司に当たる人から、ケンヤは事実をあっさり認めたとの連絡がありました。
やっぱり会社組織って動き早いな…と正直感動しました…もっと早く相談すれば良かったなと。
でも、上司のその後の発言にガッカリしてしました。

[Res: 63597] Re: 桜散る… タク 投稿日:2011/04/09 (土) 15:40
・今現在何か事を起こしたわけではないので、会社として処分する事ができない。いっそタクさんに訴訟でも起こしてもらえると動き易いが。本音で言うと、社員が訴えられる事事態、事前に避けたい=辞職して欲しい。
・そこで、ケンヤを遠くに異動させようと考え、本人にそれとなく可能性を伝えたが、そうなれば会社を辞める、と言っていた。

会社に訴えたところでケンヤなビクともしないかも、とは薄々思っていましたが、やはりそうでした…

私はミキに全てを話しました。ミキは泣いていました…
ストーカー被害者として警察に相談する事も考えましたが、恐らく状況は変わらないだろうと。
それで、その時に彼女が導き出した結論は……ミキがケンヤと対峙するしかない、という事です。
外圧で納得させるなど、今のケンヤには、もう無理でしょう。逃げずに決着を付ける、ミキは腹をくくりました。私は悩みましたが、ミキの覚悟を支持する事にしました。

[Res: 63597] Re: 桜散る… タク 投稿日:2011/04/09 (土) 15:42
その日の夜から、ミキは携帯でケンヤと連絡を取る事にしました。対峙すると言っても、直接会いに来られては嫌ですから。

ミキからは逐一その日話した内容の報告がありましたが、状況は芳しくありませんでした。
そんな時、私は三日間出張に行かなければならなくなりました。いざという時に駆けつけられなくなりますが、仕事は仕事です。

それで三日目の夜、ミキからの連絡で、ミキが相当まいっている事が分かりました。
「助けて…」
そんな弱気な事も言っており、この二三日で急速に状況が悪くなっている事を感じました。
私は翌日朝戻る予定にしていましたが、そんな弱気なミキの声を聞いて無理矢理その日の内に帰る事にしました。
新幹線を降りてそのままミキの部屋に行きました。
ミキの大好きな551の肉まんを抱えながら明かりのついているミキの部屋へ。

[Res: 63597] Re: 桜散る… タク 投稿日:2011/04/09 (土) 15:43
悪い予感て当たるものですね…ミキの部屋の前まで来たのに、呼び鈴を押す指が躊躇しました。会うのを楽しみにしていたはずなのに、不安の方が一気に高まる…
鍵が掛かっていないドアを開けて中に入りました。
高々と明かりのついているリビングに彼女の姿はありません。お笑い番組を垂れ流すテレビのみ。
何となく異様な雰囲気でした。そして私はその異様な雰囲気に瞬く間に飲み込まれそうになっていました。

[Res: 63597] Re: 桜散る… タク 投稿日:2011/04/09 (土) 15:56
私はフラフラと隣の寝室に向かいました。
…扉か開け放たれた暗い寝室のベッドの上で、うごめく物体…目が慣れてくると、それは肌色をした二つの物体である事が分かりました。
私は両手に荷物を抱えたまま、そこに立ち尽くしていました。

正常位で繋がる男女。
女は下から腕を男の首に絡め、男は怪しく腰を波打たせる…時折聞こえるキスの音と喘ぎ声…

ああ、そういう事か…

私はただ冷静に事態を受け止めていました。それまでの私ならケンヤに飛び掛ろうものなのに…

固く抱き合う二人、ケンヤの抽送運動に拍車がかかってきた時、私はリビングに土産を置いて部屋を出ました。

帰り道、何も考えられませんでしたが、心がどんどん冷えていく自覚はありました。
ミキに対する気持ちがスッと無くなっていくような気がしました。

不思議ですね。あんなに好きで再構築を願っていた相手なのに。

自宅に着いて、私は普段通り風呂に入り、溜まっていた新聞に目を通し始めました。本当にいつもと同じように。
結局その夜、ミキからは連絡はありませんでした。

[Res: 63597] Re: 桜散る… 相葉 投稿日:2011/04/09 (土) 16:18
ケンヤに上手く抱き込まれたか奥さんの方が甘かったか…離婚 慰謝料請求しかないですね

[Res: 63597] Re: 桜散る… さど 投稿日:2011/04/09 (土) 16:31
タクさん、お疲れ様です。
ミキさんの「助けて…」はケンヤが恐くての「助けて…」ではなくてケンヤをまた受け入れようとしている自分を「助けて…」ということだったんですね・・・
結局、ミキさんはケンヤを嫌いではなかったし・・・いや心の裏側では愛していたんでしょう。
部屋に入れたらこうなることは百も承知、鍵を開けていたのはタクさんがもし来たときの決定打にするためのケンヤの作戦だったのでしょうが・・・

その後の話ももう少しありそうですからタクさんの話をすべて聞いてからまたスレしたいと思います。
話の続きをぜひお願いします。

[Res: 63597] Re: 桜散る… ん〜〜 投稿日:2011/04/09 (土) 17:03
スレ主さんの書き込みを最後まで待たないと駄目なのは分かるのですが〜

スレ主さん自身の認識が甘いとしか思えません

赤頭巾ちゃん(奥さん)に狼がそこまで迫っていて、スレ主さんは守ることすら行わず、赤頭巾ちゃんに対峙するように仕向けた

奥さんのメンタル的な弱さを知らないはずはないでしょう

まして奥さんはSOSをスレ主さんに送っていても何も救済処置を行っていない

奥さんの試練だと100歩譲っても保護責任の放棄も甚だしい

それとも桜を散らしたかったのでしょうか

勝手な物言いすいません