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[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 修行中 投稿日:2011/01/14 (金) 00:37
二人は八丁目の外れにあるシティホテルに入りました。
最上階のラウンジ。

無線が途切れるので、黒木さんにメールで席を確認しました。
L字の角っこでした。

大胆には須藤先輩はラウンジ行くぞ、とエレベーターに乗りました。
二人がいるのと反対側を希望し、席に着きました。
Singletonのロック、私は水割りにしました。

二人はさっきのお店のお話中。
そして仲井さんがおしゃべりだったという話題で笑った後、沈黙が訪れました。

さっきの話、お伺いしてもいいですか?

。。。
はい、お話したいと思ったんです。
聞いて頂けますか?
ずっと誰かに話したくて、話せなくて。

妻はヨガ教室に入り、どんどん夢中になって行く様を説明していました。
そして...

ある日ね、師からほめられたの。
素晴らしく順調に修得している、と。

私嬉しくて、涙がでちゃったのね。
そうしたら...
次のステージに進みますか?って。

その頃は次が何か知ってたの。
(修行の説明、省略)

やっぱり、迷った。
歓喜に満ちた状態は極めた女性だけに許され、多くの男性を導くことが出来る。
それを師に導いてもらえる。
正直、本当に嬉しかった。

でも、それがペニスを受け入れるという行為であることは引っかかった。
それに、私の中に受け止めるっていうことも。
修行であることを疑う気持ちはこれっぽっちも無いんだけど、やっぱり行為はセックスでしょ。
主人には理解してもらえないし、やっぱりそれは特別だし。

でも、その時は修行の魅力の方が大きかったの。
それに、それはセックスじゃない、と。

そうして私は行を受け入れた。
決めてからは準備の期間があったのね。
既にその行を受けた女性達から呼吸や姿勢の指導を受けたり。
その間、主人の顔を見るのが辛かったわ。

そして、当日。
教室に行くと、ある女性が私の世話をするためにいたわ。
身体を清め、化粧をし、そして衣装をまとう。
貴女は今から修行者が解脱するための道になるのよ、って。

師が待つ部屋に入って、師とご挨拶をし、向かい合って呼吸を整え合うの。
そして、師が言ったの、脱ぎなさいって。

私は師の前に立ち、身体に巻き付いている衣装をほどいた。
さらり、とそれが落ちると私は何もまとっていない。

師はそれを下から見上げ、再び私を座らせる。
膝と膝がふれあう距離で再び、呼吸を整える。
最初は恥ずかしかったのだけど、不思議と落ち着いたの。
凄く静かな心境。

そうしたらね、私、溢れてたの。
恥ずかしいくらい。
師も分かってたのね。
見せなさい、って。

本当は恥ずかしくて仕方がなかったんだけど、でも私は仰向けになって脚を開いたわ。
それを師が両手で更に開く時は顔を覆いたくなった。
でもね、驚いたのは次。

師はね、私の股間に顔を近づけて、眺めるの。
ずっと。

私、どんどん身体が熱くなって、もっと溢れた。
そうしたら、今度はね、匂いを嗅ぐのよ。
次は舌先で舐められた。
最後は指を差し込まれたの。

いい状態です、じゃあ始めましょう。

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 AAA 投稿日:2011/01/14 (金) 00:43
こんばんは、凄まじいリアリズムを感じますね。
この作品は、次を読みたい欲求に駆り立てられ、抑えるのが大変ですよ。
超大作、ありがとうございます。

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 漏れ男 投稿日:2011/01/14 (金) 13:12
このサイトなので、敢えて不真面目に書かせて頂きます。
今までの投稿だけで本番の様です、おたまじゃくしが漏れそうですォ 早く入って じゃなくて 早く書き入れて下さ〜い(^O^)

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 修行中 投稿日:2011/01/14 (金) 19:57
律動

私は座位の形で師に跨りました
下腹部に師の反り返ったモノがあります
私がモゾモゾと空間を作ろうとするとね、師がしっかりと私の腰を掴んで引き寄せる

集中しなさい

でも太くて熱いのが擦れるのよ
気にしないの無理

どんどん意識がそこに行く
それにちょうど胸の先端が師の顔に当たるの

呼吸を合わせなさい

私は必死でリズムを合わせたわ
呼吸も
どんどん意識が下に行く
ぴちゃぴちゃ音がする
その音を聴いていたら、落ち着いたの
変でしょ(笑)

始めましょう

師が私の腰を持ち上げる
それが太ももの裏に刺さる
改めて見たらね、とても大きくて、力にみちてるの

ヤバい
直感で思った

先を当てて、そして、めり込む様に入って来た
思わず息を吐いたわ
お腹をね、えぐる様に入って来るの
それが分かるの

>>>
陽子は止まりませんでした
まるで誰かに話すために練習していたかの様に…

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 修行中 投稿日:2011/01/14 (金) 23:27
こんばんわ
コメントありがとうございます。
MP3プレーヤーで書き起こしてるので、中々時間が取れず申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いします。
続けます...

黒木さんの相づちは省いてますのでご了承ください
なんていうんでしょう、陽子が話しやすい様に、本当に聞き上手です

>>>
ゆっくりゆっくり入っていたのに、最後の瞬間、ぐいって
子宮をあんなに押されたのが初めて驚いたわ
痛かったの

そう言ったらね、師が大丈夫、このまま動かずに合わせましょう、と呼吸を合わせ始めたの
もの凄い違和感だった
向かい合って抱きしめられたまま、いつもの作法で呼吸を

集中して行くとだんだん気が下に溜まる
どんどんそこだけが大きくなる感じ

突然、師が腰を突き上げたのね
子宮がごりっと押されて、ぶるんって震えたの

その振動、初めての感じで、また驚いたの覚えてる
おなかの中が揺れるの、ゴムを横に押して放したみたいに
ぶるるん、って

集中して

私は必死で師のリズムに合わせる
どんどん意識がそこに集まる
うまく説明出来なくてごめんなさい

ぶるるん、ぶるるん、がぼわんぼわんに変わって
どんどん良くなってきちゃったのね
そうすると声が出ちゃう、呼吸が乱れちゃう

駄目ですよ、快感に溺れちゃ
集中してください
負けないで

励まされて正気に戻り、また集中
ところがどんどん新しい刺激が下腹部から発せられちゃうの
波動っていうの?
ほら、池に石を投げた時の波みたいに
それがどんどん強くなる
どんなに集中しても、そっちに溺れちゃう

我慢して

私、我慢したわ
でも、師の動きは呼吸とともにどんどん激しくなるし
味わったことの無い快感だし
私、逝きそうになっちゃうの

駄目です、負けないで

必死で意識を保つの
でもね、もう涙は出てきちゃうし、腰は勝手に動いちゃうし

もう、どれくらいセッションしてたか分からない
気絶したいのに出来ない、感じ
諦めたいのに、諦めさせてくれない
波動はどんどん短く、激しくなるし、もうセッションが出来ていたのかどうかも分からない

その時ね、下腹部に集まっていた気が突然、一気に、ぎゅぅ〜って縮まる感じがあって
え?って驚いたら、次の瞬間ね

爆発したのよ...

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 修行中 投稿日:2011/01/15 (土) 00:19
下腹部にあった気がね、私のは上から、師のが下から
どんどん集まって、師と私の間を行ったり来たりして
そして私の下腹部に納めて
そんなセッションの繰り返しをしてたら、どかん、って
突然

私の中で収縮した気が、私の中に突然空間っていうか、パイプみたいなモノが出来て、下腹部から一気に頭のてっぺんに発射されて、頭骸骨が吹っ飛んで、そのまま発射されたの

そこからのことはね、ただ、ただ明るい場所で、師と溶け合って、一つになって
それだけじゃなくて、周りの景色や空間とも溶け合って
飛んだり落ちたり、もう、それの連続
意識を失っていたみたい
その境目も覚えてないの

歓喜仏、ですか...

あ、黒木さん、ご存知なの?

えぇ、外国の仕事を始めるとやっぱり相手の勉強をするでしょう
文化や生活、思考回路は宗教に強く関連されますからね
最近はやっぱりインドの仕事が増えてますから、ヒンズーやインド密教も一応、かじる程度に

チャクラっていうか、性力をコントロールするって言うのね
それを身につけた先にある快楽は男女でしか辿り着けないの

快楽を身につけた人だけが解脱出来る、っていう考え方なのかな?

うん、そう

>>>
私はトイレをもよおしました
用を足して、席に戻る途中、気になって陽子達を覗きました

二人はカウンターに並び、陽子はすっかり黒木さんに甘える様に
脚は恐らく重なり合う姿勢

私は叫びだしたいやら、泣きたいやら、逃げたいやらでした

>>>
気づいたら土曜日の夜だった
八時間はしてたことになるわ
食事もとらず

私達は寄り添って、紅茶と用意された食事をとったの
とても幸せな満たされた気持ちだった
心の中に溜まっていた澱が一気に落ちたみたいな

そしてまた導かれたの
二人で向かい合って
そして

陽子と私は今日、一生の契りを結びました
私は陽子を愛しています
陽子も愛してくれますか?

私、幸せで
涙が出てきて、そのまま嗚咽していたら、師が優しくキスをしてくれて

その後のセッションは本当に幸せで
私は導かれるままに師のモノを口に含み
そしてまたあの場所へ

今度は気絶しなかったのね
そして、ちゃんと師の声が聞こえた

さあ、陽子の中に出しますよ

お願いします、と言ったと思う、多分

そして、気の圧力と一緒に師の熱いモノが私に
私はまた飛んだ

陽子、起きなさい

師は向き合ったまま私を抱きしめてくれていたのね

さぁ、中に放たれた私の精液を手に取りなさい

私は言われるままに、師から離れ、中腰で師のモノを手で受け止めた

陽子、それを飲んで下さい

飲んだの、全て
幸せだった

それが作法なんですよね

そうみたいです
でも、そうじゃなくても幸せでした
当たり前のことに感じて

>>>
そこから暫く、タントラヨガの話でした
欧米社会でも最近は受け入れられている
流行のスローセックスも考え方は一緒
等々

>>>
ずっとK師だけだったんですか?

一ヶ月後にS師とのセッションを指示されました
ちょっと哀しかった
でも、行だから

S師のセッションはK師と同じなんだけど、やっぱり違うの
もちろん、最後は、ね

慣れてきて、怖さが無くなると、私も落ち着いて作法を踏める様になって
そして、やっぱりS師のことも愛おしくなって
抱きしめてあげたい、肌を合わせたいって

土曜日はK師、日曜日はS師っていう日も

それからセッションだけじゃなくて、普通のセックスもする様になったの
フェラチオしたり、クンニされたり
(この単語を普通に使った瞬間は衝撃でした

お二人だけですか?

S師とセッションをする様になったのと同じ時期に、お弟子さん達のお相手も
これは平日なんですけど
この行を修めた他の生徒さんたちもしてるから、違和感は無かった

コンドームは?

そ、それは
S師は気にならないんだけど、やっぱりお弟子さんの時は
でも、性力を修得されたお弟子さんの時は直接受けることもあります

>>>
一瞬喜んで、落ちました

後で聞いたんですが、黒木さんの行っていたのはカウンセリングでした
陽子が話したがっていることを察することが出来たので、容易だったと

私にとってはそれが救いだった、とは気づきませんでした
私は、ただ陽子が違う世界に連れ去れたと...

>>>
セッションは教室で?

K師は教室にお住まいなんですが、S師は近くにマンションをお持ちなんです
だからS師の時はそちらで

お弟子さんの場合はホテルが多いです
もちろん、K師が教室でしなさい、とご指示された場合は別です

やっぱりホテルでだと、お弟子さんが未熟な場合は行にならないのが気になります

行にならないって言うのは、歓喜の状態にならない?

そうです

旦那さんとは?

実はもう許されているんです
でも、なんだか、きっかけがなくて
私の身体は開かれてしまったから、それを見せるのも躊躇があるし
理解してくれなかったらどうしようと思うと、結局、口で...

それにまだ気のコントロールが出来てなかった時は、突然その状態になるんです
例えば寝てるとき

最初は驚きました
寝てたのに、突然、ぼんって

一度は夫に見られてしまって
夫はそんなの見たことが無いから、本気で心配してくれて
何かの発作かと
本当のことは言えないし、病気じゃないし

実はインドで聞いた話なんですが、あれは極めると自在に操れるそうですね、相手なしでも

はい
正確に言えば、爆発の入り口までは
一人で集中すれば、気のコントロールだけで起きます

それ、今出来ますか?

え?

話を聞いた時から興味があったんです
でも、陽子さんみたいな女性に出会うことも無かったし

ここで?

それは無理ですよね

無理です(笑

宜しければ、部屋をとってもいいですか?

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 Kai2 投稿日:2011/01/15 (土) 13:45
読み応えのあるないようですね。興奮します。

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 yhoppy 投稿日:2011/01/15 (土) 18:46
応援してます。
必ず奥様を取り戻し
ハッピーエンドにしてください。
御主人だけですよ。
今の奥様を支えることができるのは…

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 IL 投稿日:2011/01/15 (土) 23:27
大変な労作ですね。

ヨガのことはこれっぽっちも知らない私には、よくぞここまで理解されているって
感心することばかりです。

TVでのヨガを見る目が変わってきましたよ。
そんなことも、あんなこともするんだな〜って。

もしかして、ヨガを始める男性が増えるかも・・・

続きをお願いします。

[Res: 59897] Re: ヨガ教室 2 AAA 投稿日:2011/01/16 (日) 00:03
こんばんは。

>MP3プレーヤーで書き起こしてるので、中々時間が取れず申し訳ありません

やはりそうでしたか。圧倒的なリアリズムを感じておりましたので
もしかしたら・・・とは思っていました。
時間はかかっても、逆にその方が読み手としてはありがたいです。
やはりリアリズム、これに尽きますねぇ。
しかも、他の方と違い、物語をしっかりと継続されてる点でも敬服いたします。
本当に有難う御座います。