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[Res: 43653] Re: 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 34 あわわ 投稿日:2009/07/14 (火) 22:16
以前からのファンで続きが気になっていたところです。

奥さんと色々あったと思われますが

いまも奥さんは傍に??もしかして妊娠させられた?

そのことも含め投稿をお待ちしてます・・・。

[Res: 43653] 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 36 GG門倉 投稿日:2009/07/14 (火) 22:36
≪彩ちゃん・・・タバコ吸っても・・・いい?≫
妻は食事を済ませるとタバコを手にして彩ちゃんに見せます。
≪もちろんいいですよ。あ、灰皿代わりにこのお皿使ってください≫
≪ありがとう!っていうか、ごめんね〜!彩ちゃん吸わないのに〜≫
≪いえ全然全然!これぐらいいいですから〜≫
妻はタバコに火を点けて一服するとふ〜っと大きく煙を吐き出し、≪いま何時だっけ?≫と彩ちゃんに尋ねました。
≪6時・・・35分です≫
≪そっかぁ・・・なら、ウチのはもう起きてるかな?・・・このまま行こうかと思ったけど・・・一度家に帰ってから行った方が良さそうね・・・≫
≪行くって・・・どこにですか?≫
妻はコーヒーを一口飲むと・・・
≪ん・・・病院・・・アフターピル貰わないと・・・≫
そう言ってぼんやりと前を見つめます。

「泪姉が明るく振舞ってくれていたおかげで不謹慎ですけど・・・わたしさっきまでのこと、ちょっと忘れちゃってたんですね。でも、その一言で急に現実に戻されちゃって・・・」

室内になんともいえない空気が漂います。
しかし・・・・
≪はぁ〜あ!メンドくさ〜〜いっ!≫
妻は大きく背伸びをすると彩ちゃんを気遣うように明るくそう言いました。そして・・・
≪しっかし参っちゃうわよね〜っ!あのガキにはさぁ〜!!!!オレは超テクあるぜ!なんて言うからちょっと期待したのよ(笑)それが挿れた途端さぁ、あぁ〜いい〜!!とか言ってすぐイっちゃって!(笑)≫
≪そ・・・そうなんですか?・・・≫
≪そうよ〜!あいつホント口だけだったの!出したんで「もういいでしょ?あたし帰るから」って帰ろうとしたら泣きながら「待ってよ〜泪姉さぁ〜ん」って・・・ったく!あん時のあいつの顔見たら笑うわよ≫
≪は・・・ははは・・・≫
≪けど、あたしも甘いわね。泣きながら「もうちょっとだけいてよぉ〜」みたいに言うもんだからちょっと可哀相になっちゃってね。口でしてやったのよ!そしたらヒィーヒィー言い出してさぁ〜・・・≫

妻はタバコを吸いながらさきほどまでの出来事を面白おかしく話しました。
無論、彩ちゃんはそれが真実ではないことを知っています。
しかし、妻が自分を気遣って言ってくれていること。そして、妻自身もそうやって話すことで自分なりに消化しようとしているのかもしれないと感じたそうです。
これは私も同じ意見でした。
妻の性格を考えれば「あれは事故のような物だった・・・」そうやって割り切ろうとしていたのでしょう。
しかし・・・・小僧の残した爪痕は私たちの希望的観測など粉々に打ち砕くほど深い物だったのです・・・・

[Res: 43653] 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 37 GG門倉 投稿日:2009/07/14 (火) 22:38
≪でもさ・・・ウチのには・・・内緒にしといて・・・今日のこと≫
妻は突然声のトーンを変え、タバコを揉み消しながらそう言いました。
≪え・・≫
≪あ、あたし自身は気にしてないのよ!・・・本当に全然大丈夫!・・・今日のも浮気っていうより事故だしね・・・ただ・・・ほら、ウチのはさ!心配性じゃん!・・・だからあんま心配かけたくないっつうか・・・・内緒にしといて欲しいんだ・・・≫
≪・・・・・≫
彩ちゃんは戸惑っていましたが・・・ややあって無言で頷くと妻はニッコリ笑い、
≪ありがとう・・・≫
そう言って3本目のタバコに火を点けました。
≪まあ・・・・ウチの旦那に言えるわけないよね・・・言えるわけない・・・・≫
妻は溜息混じりに煙を吐くと片手を口に当てて・・・
≪言えない・・よぉ・・・・≫
そう言って言葉を震わせます。そして、そっと目を伏せてうつむくと消え入りそうな声で語り始めました。

≪あたしさ・・・いままで色んな男とたくさん付き合ってきたんだ・・・それこそ二股、三股当たり前って感じで・・・酔っ払ってその日にしちゃったこともあったし・・・・自業自得だったけど、レイプ紛いなこともあったの・・・≫
≪泪姉さん・・・・・・≫
≪恥ずかしい話だけどオシッコ飲まされたのも今日が初めてじゃなくってね・・・前の夫ともあったんだ・・・酔った勢いだったんだけど・・・遊びみたいな、さ・・・ホント軽いノリでね・・・・・・≫
≪・・・・・≫
≪でも、どんな変な行為でもあたしが納得したから受け入れてた・・・決定権は常にあたしが持っていたの・・・そうじゃないのはほとんど拒んだし・・・たとえ自分の意思に反したことがあってもキレイさっぱり忘れられることが出来たのよ・・・だから今回も出来るって思ってた・・・今は優しくて大事にしてくれる旦那もいるし・・・絶対大丈夫!忘れられる!って・・・・・けど・・・けど・・・≫
妻の声が涙混じりな物に変わっていきます。
≪クラブであいつに抱きしめられてちょっとドキってしたけど・・・・でも、どうせガキだし・・・大したことないってあたし思ってた・・・ちょっと我慢すればいいだけ、いくら抱かれても平気だって・・・タカをくくってたのよ・・・・でも、アパートに入る時、腰を抱かれて「もう戻れないよ」って言われたの・・・「この部屋入ったら泪姉、オレから離れられないよ」って・・・・すんごい自信満々で・・・その言葉になぜかあたし背筋がゾクってしたの・・・・・嫌悪感とは違う・・・なんか得たいの知れない物を・・・・≫
≪・・・・・≫
≪もちろん抵抗したわよ・・・・その言葉にムカってきてさ・・・生意気言ってんじゃねぇ!って・・・・咄嗟にいつもの姐御肌の泪姉さんに戻っちゃって引っ叩いてやった・・・認めたくなかったんだよね・・・だって、あんなブサイクなガキにそんなこと言われたくないじゃん・・・でも駄目・・・あいつ「もっとやれよ」って、笑いながら顔突き出してきて・・・うぅ・・・≫
≪姉さん・・・・≫
≪何回叩いても全く効いてなんかなかった・・・それどころか、ますます面白がってからかってきたの、あいつ・・・・そのうち立ったまま抱きしめられて・・・・それも物凄い力で・・・「玩具にしてやるぜ」って言われた・・・「こういう気の強い女を玩具にしたかった」って・・・その時初めて思ったのよね・・・こいつヤバイ・・今までの男と全然違うって・・・≫
妻は涙を拭うと・・・
≪あぁ、あたしこの男には敵わない・・・・初めて男に負けちゃうんだって・・・そう思っちゃったの・・・・それもあんなガキに・・・笑っちゃうわよね・・・・部屋に入る前に気づいておくべきだったのに・・・・大したことないのはあいつじゃなくてあたしの方だ、って・・・≫
そう言って自虐的に笑いました。

[Res: 43653] Re: 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 34 GG門倉 投稿日:2009/07/14 (火) 22:50
あ、どーも門倉です。
以前、読んでくれていた方も今回初めて読まれた方もレスありがとうございました。
そうっすね。。。最後が去年の12月ぐらいなんで半年以上空いてしまったのですが。。
まあ色々と・・・最後にその辺はちょこっと書きます。えぇ。
ただ、妊娠とかではないですよ(笑)

ということで再開したばっかで申し訳ないんですが次回は明後日になります。
すいません。でわー。

[Res: 43653] Re: 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 34 泪姉ファン 投稿日:2009/07/15 (水) 00:41
う〜ん、さすがですね。
久し振りの「門倉節」を堪能できました。
相変わらずの筆力で、続きが楽しみです。
泪姉は妊娠しなかったんですね。何となくホッとしたような・・・
小僧に何とか復讐して欲しいところですが、泪姉はもしかしたら惚れちゃったのかな・・・

[Res: 43653] Re: 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 34  投稿日:2009/07/16 (木) 00:22
すごい、門倉さんが復活。
うれしい

[Res: 43653] 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 38 GG門倉 投稿日:2009/07/16 (木) 22:11
「あんな風に弱音を吐く姉さんを初めて見ました・・・それはわたしにとってとてもショックだったんですけど・・・それ以上に姉さんがあんなヤツに負けたってことを認めたくなくって・・・」

≪そんなことないっ!・・・姉さんは負けてなんかないですっ!・・・あれはあいつが・・・≫
≪違うの、彩ちゃん・・・違うの≫
妻はかぶりを振ってそれをすぐに否定すると・・・
≪弱かったのはあたしの方なのよ・・・そして、あいつは強い男だったの・・・あたしがいままで会ったことがないぐらい・・・強引で粗暴で・・・力強い男だった・・・・≫
≪ね・・・姉さん・・・・≫
≪あたし・・・そのあとすぐにあいつに髪の毛掴まれたの・・・鷲掴みにされて、ぐいって感じでね・・・その時・・・体の力が全部抜けちゃった・・・・すぅって・・・立っていられなくなるぐらいに・・・≫
≪・・・・・≫
≪自分でも不思議で仕方なかったわ・・・だって、まるで操り人形みたいにひざまづかされたんだもん・・・・そうしたらね・・・またアパートに入った時と同じように・・・・いや、それ以上に背筋がゾクゾクしたの・・・・そして、髪を掴まれたまんま上を向かされ・・・顔に唾をかけられた・・・さらにゾクゾクして今度はカーって体中が熱く火照ったの・・・・わかる?彩ちゃん・・・あたし、あいつにそんなことされてるのに濡れたの・・・うぅっ・・・自分でも信じられなかったけど・・・感じちゃってたのよっ!・・・≫
≪もういいっ!・・・姉さんっ!・・・もういいよっ!・・・≫
彩ちゃんは立ち上がると妻の手をギュッと握って落ち着かせようとしますが、妻はそれを遮り・・・・
≪そんなはずないっ!・・・何かの間違いだって・・・何度も思った!・・・こんな・・・こんな年下のデブになんであたしが?って・・・で、でもっ・・・そう思えば思うほど・・・・歯止めが利かなくなって・・・屈服したいって思い始めたの・・・あ、あいつに・・・ヨウ君に支配されたいって・・・・ヨウ君に喜んでもらいたいって・・・あぁぁぁ・・・彩ちゃあぁぁんっ!・・・あたし・・・そう思ったら気持ち良くて仕方なくなって・・・・・言われるまま何でもしたのっ!・・・・ヨウ君の言いなりになって・・・何でもっ!・・・≫
妻は嗚咽を漏らしながら彩ちゃんにしがみつきます。
≪姉さんっ!・・・落ち着いてっ!・・・落ち着いてっ!≫
≪えっく・・・い、いままで旦那にすら・・・いや・・・だ、誰も言ったことないようないやらしい言葉を何度も言わされて・・・・うぅっ・・・はしたないくらい自分から彼を求めた・・・・舐めろって言われたとこ・・・全部舐めて・・・女として最低なことやらされてた・・・ひっく・・・で、でも・・・「鏡見ろよ」って言われて・・・・見たら・・・あたしすごいいやらしい顔して・・・喜んでた・・・うぅぅっ・・・・それ見たらもう止まんなくなって・・・・淫乱です、変態です、子種をくださいって・・・・言われなくても自分から言ってた・・・いや・・・そう言いたかったのっ!・・・彼を喜ばすためにっ!・・・≫
≪姉さんっ!・・・落ち着いてよっ!・・・普段の姉さんに戻ってよっ!≫
≪うぇっ・・えっ・・・な、何度も何度も抱かれていたら・・・そのうち・・・彼のイク顔が愛しく思えてきて・・・・出して出してって・・・自分から言ってたの・・・・えっく・・・あ、あたしね・・・彩ちゃん・・・あたし・・・いまも彼を・・・・ヨウ君を欲しがってる!・・・・さっき捨てろって言われた彼の下着だって・・・・まだ捨てられないで身に着けてるっ・・・・あたし、もう戻れないよっ!・・・・あ、彩ちゃん・・・彩ちゃぁぁああんっっ!・・・≫

妻は・・・・そのまま泣き崩れました・・・・

[Res: 43653] 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 39 GG門倉 投稿日:2009/07/16 (木) 22:16
その後・・・

≪まあ・・・そんな感じだったからさ・・・あたしも挿れられた瞬間からイっちゃって・・・簡単に中に出されちゃった・・・一応は拒否ったけど冷静になって考えるとあれじゃ説得力ゼロだったなー・・・・逆の立場であたしが男だったとしても出してるもん、中で(笑)絶対に!(笑)・・・・そんぐらい、あたし感じまくっちゃってたし・・・・エッチその物が上手かったってわけではなかったんだけど・・・なんか本当に不思議な感じでね・・・≫
言い終えた妻はマグカップを口に運び、コーヒーを啜ります。
その目はいまだ真っ赤に腫れ上がっていましたが先ほどと違い、落ち着きを取り戻していました。

「落ち着いたのは分かったんですが、このまま話を続けていいものかとも思いました・・・・でも、話したいし、聞いて欲しいって言われて・・・姉さん自身、話すことによって楽になりたいって思ったんだと思います。誰かに聞いてもらうことで楽になるっていうのはありますからね。」

妻は冷静に彩ちゃんも目撃したあのアパートでのことを自分への戒めもあるのか、少し自虐的な感じで話し続けます。
≪たしかに突進力は凄かったけど・・・まあ、あいつ若いしね(苦笑)・・・・そこは凄いけど、テクニックがあるっていうのは嘘だったな・・・でも、ほら・・・人妻とか相当食ってるみたいで・・・そういうのを堕とすのには長けてたんだろうね・・・ま、あたしもそれにまんまと引っ掛かちゃったんだけど(笑)・・・あぁ、あとモノは大きかった(苦笑)それは本当・・・・初めて体験するレベルで・・・口に入りきらなくてビビったもん、あたし(笑)≫
妻がケタケタと笑うと彩ちゃんもそれにつられて少しだけ笑みをもらします。
≪相手のペースにはめられたっていうのもあって、途中からはもうワケわかんなくなっちゃってさ・・・・自分でも信じられないようなこと口走ってた・・・・ドS全開っていうか、あそこまで責めてくる男初めてだったし・・・・前の夫も含めて、ヤバイ男はこれまでに何人も相手してたけど・・・ま、あたしの勘もにぶったってことなんだろうね・・・・うん・・・・結婚してからはずっと旦那とまったりしてたからなぁ・・・≫
≪門倉さんは優しい人ですからね≫
≪ちょっと物足りないなって部分もあったりはするんだけどね(苦笑)・・・・でも旦那を放っぽり出して遊んでたらバチが当たっちゃったな(笑)・・・まあ、今回のはあたしにとっていい薬になったよ・・・これからは普通の主婦としてウチのを大事にする・・・うん・・・あぁ〜話したらすっごく楽になったよ!・・・スッキリしたぁ〜!・・・≫
≪もう・・・大丈夫ですよね?≫
≪もちろんもちろん!全然平気だよ!・・・・もしかしたらあいつから連絡来るのかもしれないけどそん時は拒否るし・・・全然大丈夫っ!余裕ね!!!・・・・さてと・・・じゃあそろそろ帰るかな・・・・≫
≪あ・・送っていきます≫
≪あぁ、いいっていいって!・・・タクシーで帰るから・・・彩ちゃんも疲れただろうし、ゆっくり休んで・・・大丈夫大丈夫!・・・ちゃんと帰れるから・・・ね・・・≫
妻は彩ちゃんにコーヒーと食事の礼を言うと「じゃあ、また来週ね・・・」と言って彩ちゃんの部屋を出ました。

「そのあとは今週の月曜日に職場で会ったんですけど、いつもどおりの泪姉さんだったから大丈夫だったんだろうなって・・・・・」
「月曜から今日までで何か変わったとことかは無かったの?」
「昨日・・あ、もう一昨日か・・・水曜日のお昼に一緒にご飯食べに行こうとしたら見当たらなかったので、あれ?って思って他の人に聞いたら『なんか病院行くって言って早退した』って言われたことがあって・・・それぐらいですかねぇ・・・」
「う〜ん・・・・そう・・か・・」

私は髪をポリポリとかきながら混乱した頭を整理しようとしていました。
正直に言えば・・・・彩ちゃんの告白を聞いてもまったく現実味がなかったというか、どこか他人事のように聞こえていたというのが当時の私の感想です。
それが私たち夫婦に起こった出来事などとは到底信じられなかったのです。しかし・・・
ヒクヒクとすすり泣く声に気づいて顔を見上げると彩ちゃんが両手で顔を多い、大粒の涙を流しているではありませんか。

「ほ、ほんとうに・・・こんなことになって・・・・すいませ・・・んっ・・・でした・・・あたしのせいで・・・姉さんが・・・・門倉さん・・・にも・・・ご迷惑を・・」
「いやいや・・いいんだよ、彩ちゃん・・・キミが悪いんじゃないから・・・誰も責めないし・・・大丈夫・・気にしなくっていいから・・・」

私はそう言って彩ちゃんの手を握り、慰めるようにポンポンと叩きます。
しかし、ここで10分も20分も彼女を励ましてあげている時間は私にはありません。
これだけの落ち込みようを目の当たりにすれば、彼女が真実を述べていたこと、そして妻の身に危険が迫っていることがハッキリと分かりました。
時計に目をやればすでに1時5分前です。
私は彩ちゃんに「落ち込んでいるところ申し訳ないけど行かないとならないから」と言ってクラブの場所を尋ねました。
彼女は涙を拭いながらメモを取り出し、そこにクラブの名前と場所を書き記してくれました。
私が礼を述べ、立ち上がろうとすると彩ちゃんが「でも・・」と一言。

「先にあいつの家に行った方がいいかもしれません。ここからならクラブよりあいつの家の方が近いですから・・・・今日は金曜日だからクラブは人も多いし、あの人込みの中から見つけるのは相当厳しいです。それに時間的にもそろそろ遊び終わってる時間だし。あいつナンパ中心でオールでは遊ばないって言ってましたから」
「家までのルートは分かるの?」
「だいたい覚えてます・・・あのぅ・・・門倉さん。わたしに案内させてもらえませんか?門倉さん今日は車じゃないみたいだし・・・わたしも少しでもいいから罪滅ぼししたいから・・・」
「オーケー・・・・じゃあ連れてって」

私は彼女の分も併せて会計を済ませると駐車場へと向かいました。

[Res: 43653] Re: 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 34 ひろし 投稿日:2009/07/16 (木) 23:21
う〜ん、そういうことですか。
門倉さんと彩ちゃんは、小僧のアパートで再度小僧に蹂躙されている泪姉さんを目撃してしまうのでしょうか?
そうはなってほしくないような、そうであって欲しいような・・・
いずれにしても、門倉さんと泪姉さんにとってハッピーエンドになって締めくくって欲しいですね。
それと、小僧を征伐して欲しいですよ。
頼みます、門倉さん!!

[Res: 43653] 続々・妻40歳が友人の身代わりに自分の体を 40 GG門倉 投稿日:2009/07/17 (金) 21:11
車に乗り込んですぐ、私たちは小僧の家を目指そうとしたのですが、
「あぁっ!・・ちょちょちょ・・・ちょっと待って!」
危ないところでした・・・
よくよく考えてみれば・・・・彩ちゃんの車をデブな小僧は知っているのです。
この車で行ったら気づかれる。。。。
そう思った私は一度家に寄ってもらいウチの車に乗り換え、小僧の家を目指しました。

小僧の家に向かうあいだ・・・・私の頭の中を占めていたの以下の三つの事柄です。
一つは妻の安否。二つ目は小僧に対する怒り。そして最後、これが最も大きな物でしたが・・・・なぜ妻はそんな小僧に惹かれてしまったのか?という疑問です。

彩ちゃんが話してくれたことの中に妻の男性遍歴や性癖に関しての物がありましたが、これらのほとんどを私は妻から聞いていました。
話を私たちが付き合う前に戻しますが・・・当時、カラオケなどに行って仲良くやっていましたが正直に言えば、私は妻に対してあまり良い印象を持っていなかったため、妻からのアプローチに対して若干(妻に言わせるとかなり)及び腰でした。
そこである時、妻は私を単独で飲みに誘い、その席で自分がいかに真剣な交際を望んでいるか、そして自分を知ってもらいたいと思っているかを述べ・・・・相当酔っていたというのもあったのですが・・今までの遍歴や好みなど妻の全てを包み隠さず話してくれたのです。
まあ・・のちに妻が語ったことによれば「いままでも付き合いたいと思った相手にはみんなそうしてきた。それだけのことよ」とのことでしたが(笑)・・・・当時の私はこの姿勢に好感を抱いたんですね。
彼女は大きな嘘はつかない人だと思った私は今までの自分の考えを改めて、きちんとした形でお付き合いさせてもらうことにしました。
それ以降、お互いに相手の意見を尊重しつつも包み隠さずに思ったことは言うというスタンスで続けてきました。
それはもちろん夜の方も同じです。
私は彼女から聞き出した色々な「彼女の喜ぶこと」を自分になり消化しつつ接した結果、「私の好みを一番分かってくれている男」という実にありがたい称号を授かるまでに至りました(笑)
しかし・・・・
それ故に私には不思議で仕方なかったのです。
彩ちゃんから聞き及ぶそのデブな小僧とやらは、容姿も性癖も妻の好みとは全くかけ離れた存在だったのですから。
無事でいて欲しいという思いと・・・語弊を招く言い方かもしれませんが・・・その小僧に対する好奇心が私の心を激しく揺り動かしていました。

「たしかにそこに薬局が・・・あ、あった!・・・ここを左折して、と・・・・」
「もう近い?」
「はい。もうかなり・・・」
「そう・・・・」
辺りを見渡すと・・・話に聞いていた以上に怪しい雰囲気の場所のようです。
なんともいえない場の空気が私の不安感を煽り立てます。
「この先に駐車場があって、その奥にあいつのアパートがあるんですけど・・・どうします?この辺に車停めてそこから先は歩いて行ってみます?」
彩ちゃんは車を徐行させながら聞いてきましたが、私はとりあえず駐車場まで行ってもらうよう頼みました。
車はシーンと静まり返る中を走り続け・・・やがて駐車場に到着しました。
「ここか・・・」
私はあえて光の届かない死角のような場所に車を停めてもらいます。
「あそこのアパートか・・・そいつの部屋は?・・・うん・・1階の角だね・・わかった」
私は車を降りて部屋へと向かいした。
と、なぜか彩ちゃんも一緒に車を降りようとしています。
私としては彼女は小僧に顔を知られていますし、彼女になにかあっても困るので待っていてもらいたかったのですが、「ここでひとり待っているのはちょっと・・」と言うので了承しました。

古びたアパートの前に立ってみると・・・なるほど、想像以上に禍々しい空気が漂う建物のようです。
いくつか灯りは点いているものの人気はほとんど感じられず、ひょっとしたら誰も住んでいないのでは?と思うぐらいひっそりと静まり返っていました。
私は小僧の部屋だという角部屋へ向かいましたが・・・・外から見る限り明かりは点いていません。
(いない・・のか?)
ドアの前に立ち、中の様子を窺ってみても人がいる気配はありませんでした。
ふと目を上げて電気メーターを見ましたが、こちらも回っておらず。
「いない・・・ようですね」
「そうみたいね・・・・なんだか拍子抜けしたな」
ふぅとため息をついたあと、ここで待っているのもなんなので私たちはひとまず車へと戻りました。

「あいつの車がないので・・・外に出ているのは間違いないです・・・」
「そっか・・・じゃあ、まだクラブかな?・・・それか、そのままホテルに連れ込んで・・・」」
「それはない!・・・と思いますよ」
「なんで?」
「だって、あいつお金なさそうだし・・・」
「ふ〜む・・・・」
(難しそうだけど・・・やっぱりクラブに行くか・・・)
そう思って外をぼんやり見ていると・・・遠くの方から明かりがこちらに向かってくるのが見えました。
(ライト?・・・車?・・・・)
目を凝らして見ているうち、暗い闇の中を走るそれの排気音が聞こえてきます。
(間違いない・・・車だ・・・ってことは・・・あれか?)
確認してもらおうと助手席に座る彩ちゃんを見ると・・・・
「あ・・あいつの車です・・」
血の気の引いた顔でそう言いました。