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[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 エレンタール 投稿日:2015/09/30 (水) 20:42
私は着衣、ヌードに関わらず、二人のラブラブ写真のようなものを見せれば
良いと思ったのですが、彼はそんなことをしても面白くないと思ったようで、
「ちょっと待ってて」と言って席を外しました。
その時にチーママに「ホントなの?」と聞かれましたが、
「だからホントだって言ってるじゃん」とワザと少し冗談っぽく答えました。
やっぱり二人は信じていないみたいでした。

彼は妻と電話をしていたようです。
「祐美出てくるらしいですよ。」
「出てくるらしいって寛君が出てこいって言ったんだろ?
カナはもう寝たって言ってた?」
「寝てるみたいだけど、もし起きたらかわいそうだから
すぐ帰るらしいです。」
「一回寝たら絶対朝まで起きないから大丈夫だよ。」
「それでも普段と環境が違うからダメなんですって。」

15分ほど待ったでしょうか?妻が浴衣のまま出てきました。
この温泉街は浴衣のままで歩いても良いことになっており、
私たちも浴衣でした。このスナックはホテルと同じ通りにあり、
普通に歩けば5分もかかりません。
「カナちゃんが起きたらかわいそうだし、すぐ帰るからね。」
「こんな時間に起きないから大丈夫だって。」
私がそう言うと妻は「大丈夫だと思うけど」と言いながらも
不満そうな顔をしていました。
「祐美の話題で盛り上がっちゃってさ。仲間外れは可哀そうだから
もう一回呼ぼうってことになったの。」
彼がそう言うと、妻は「どうせろくな事言われてないのは
分ってるから来たくなかったの」とやはりあまり機嫌が良さそうでは
ありませんでした。
「ママがすごい褒めてたよ。素敵な人だって。俺には勿体ないって。ねぇママ。」
「勿体ないとは言ってないと思うけど。お似合いのご夫婦ですよ。」
チーママも「ホント素敵な親子で憧れますよ。」と畳みかけたので、
さすがに私も照れくさくなりました。
妻はたぶん嬉しかったとは思うのですが、「だめだこの流れ、耐えられない
かも」と冗談とも本気とも取れるような言い方をしました。
そのとき彼がテーブルの下で私にこそっと手の中を見せてきました。
彼の手の中には小さなスイッチがありました。私も以前見たことがある
彼が持っているリモコンバイブのスイッチで、もうオンの状態になって
いました。クリトリスとGスポットが同時に刺激されるタイプのもので、
なかなかの優れものです。さっき来た時にはそんなもの付けていなかった
ので、彼が妻に電話で指示し、スナックについたときに手渡したのだと
思います。結構音の大きなおもちゃだったと思うのですが、BGMが
かかっていたので全くわかりませんでした。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 エレンタール 投稿日:2015/10/01 (木) 20:46
妻は私の横に座り下を向いて何も黙っていたのですが、
チーママが声をかけてくれました。
「祐美さんお飲み物はどうします?」
「あっ、えーっと、別にあっ、えーっと、すぐ戻らないといけないんで、
お水で良いです。」
スナックでは当たり前すぎることを聞かれただけなのに挙動不審な妻に
彼と私は笑いをこらえるのに必死でした。

チーママがグラスを取りに行って席に戻ってきたときに、
彼がおもむろにリモコンをテーブルの上に置きました。スイッチが
入っていることを示すランプは点いていませんでした。
妻はすぐに気が付いたようでしたが、微妙な距離感で妻の手が届かない
場所に置かれていました。
「これなーに?」
チーママがすぐにそれに食いつき手に取って言いました。
「あ、それレーザーが出るの。いろんな模様が出て面白いよ。」
彼がそう言うとチーママはそれを壁に向けて何度もボタンを
押しましたが、当然レーザーなど出るわけがありません。
「何にも出ないじゃないですか。」
私と彼が一緒になって笑っていると、チーママはからかわれたと気付いた
ようで「なんなのよー。全然面白くない。」とご機嫌斜めでした。
「わかったー、ガレージのスイッチでしょ。都会の人は
すぐにそういう最新鋭のものを見せびらかすから。祐美さん正解?」
妻は自分に振られるとは思っていなかったようで、「え、どうだろ?」
と否定も肯定もしませんでした。
「祐美は一番良く知ってるだろ。ちゃんと教えてあげてよ。」
「もーホント予想通り。だから来たくなかったのに。」
妻はそう言うと私の腕に顔をうずめるようにして私だけに聞こえるように
「どうなっても知らないよ」とつぶやきました。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 BA 投稿日:2015/10/01 (木) 21:36
う〜ん、どうなっちゃうんでしょう? 続きが待ち遠しい。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 ダイ 投稿日:2015/10/02 (金) 00:25
チーママもまさかバイブのスイッチだとは思わないでしょうね!笑
妻彼さんのS心に火がついたようで面白い展開ですね、ワクワクしちゃいますよ♪
旦那さまに対して
「どうなっても知らないよ」
ですか、何気にすごい言葉ですね…!
この後の展開も楽しみです。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 エレンタール 投稿日:2015/10/02 (金) 19:01
BAさんへ
ありがとうございます。ゆっくりで申し訳ありません。
まだ一日目の夜なので、まだまだ続きます。

ダイさんへ
普通はなかなかバイブのリモコンなんて見る機会はないですよね。
彼はこういう時結構容赦ないんです^^;
「どうなっても知らないよ」にどういう気持ちがこもっていたかは
わかりませんが、印象に残った言葉でした。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 エレンタール 投稿日:2015/10/02 (金) 22:00
「彼女は居るかって聞かれたから、祐美と付き合ってるって言ったんだけど、
信じて貰えないんだよ。」
そう言えば妻を呼んだのはそのためでした。妻は「えーなにそれー。」
と口では言いましたが、彼女言う言葉に悪い気はしなかったようです。
「俺が言っても信じないんなら祐美に聞いてみてよ。」
「ホントなの?」
「彼が言うんならそうなのかも。」
「どういう事なの?意味わかんない。」
私が横で笑って見ているものですから、チーママには何を言っているのか
理解が出来なかったようです。

「彼女って言っても特殊な彼女なんだけどね。な。お前から説明してよ。」
「えーそんなこと言われても。」
「面倒くせー奴だなー。もう良いよ。あのね、種明かしすると、
こいつはどМなんで、サイトウさんに頼まれて俺が調教してるんですよ。
だよな?祐美。」
「まあおおむね…。」
「え、良くわかんない。SMってこと?えっうそー!」
「嘘じゃないよな。この前乳首にピアスもしたもんな。
ちょっと見せてあげてよ。」
「ダメだって。そういうのお店の迷惑になるでしょ。」
「えー見たい見たい。他にお客さんいないから全然大丈夫ですよー。」
チーママがそう言うと、しばらく席を外していたママも戻ってきて
興味津々と言った感じで見ていました。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 エレンタール 投稿日:2015/10/02 (金) 22:32
「じゃあちょっとだけですよ。」
あっさり見せることを承諾した妻に心の中で「見せるのかよ」と
突っ込みましたが、妻もせっかくしたピアスを自慢したい気持ちが
あったのかも知れません。
「まだ穴が小さいからあんまり可愛くないんですけど。」
そう言いながら妻は浴衣の左側をはだけさせてピアスをチーママに見せました。
「わーホントにSMなんだね。初めてそういう人に会った。
普通の素敵な奥さんなのにそういう人に限ってエロいってホントなんだね。」
「ね、嘘じゃなかったでしょ。俺は嘘なんかつかないんだから。
あそこにもしてるんだよ。見てみたい?」
「下はムリムリムリ。ごめんなさい。ダメだって」
「もうここまで見せたら同じじゃないですかー。見せてくれるまで
帰しませんよ。」
チーママが意外とどSでノリノリでした。
「下は諸般の事情で本当に無理なんですよ。」
「ダーメ。俺の言うことは何でも聞くんだろ?これ命令だからな。」
「もうほんっとダメだって。冗談で済まなくなるから。」
「そんなこと言っても結局見せることになるんだからさっさと見せろって。」
「じゃあ先にトイレに行かせて、お願い。そしたら見せるから。」
「5年も付き合ってて本当に俺がそれを許すと思った?」
「思ってないです…。」
「ほらさっさと見せないと剥くぞ。」

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 BA 投稿日:2015/10/03 (土) 00:51
普通異性である男には良くても同性のオンナに晒されるのは嫌がるもんですよね?
でも奥さんは同じ女の前でおもちゃにされちゃうんでしょうか?
週末の楽しみができました。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 ダイ 投稿日:2015/10/03 (土) 03:04
奥さんの焦りようが半端じゃないですね!
こういう時の彼氏の怖さを充分にしっているんでしょうね!
田舎のスナックが、さながらハプニングバーの様になってきましたね笑
奥さまどうなっちゃうんでしょうか…。

[Res: 106782] Re: 通い妻 PART6 エレンタール 投稿日:2015/10/03 (土) 20:03
BAさんへ
こんな不人気スレにいつもコメントありがとうございます。
本当に励みになります。
週末の楽しみになるほどの話ではありませんが、これから
続きを書くのでまた感想を聞かせてください。

ダイさんへ
焦りようがちゃんと伝わったでしょうか?
何とか場の雰囲気を文章で伝えたいと思って頑張っているのですが、
なかなか難しいものです。
彼は本当はそこまで厳しくは無いのですが、
ここという時には結構強引に行くこともあります。