人妻を妊娠…

[89] Re: 人妻を妊娠…  :2021/10/18 (月) 10:37 ID:C5lvntGI No.1490
 
会話
 
かくして伸子と交わってから小一時間に、僕は4度もの射精を伸子の中でしたのでした。
 
僕は伸子のからだの上で、激しい息をしながら、しばらくぐったりしていました。
 
僕は射精後の半ば放心状態でいましたが、それでも、僕はまだ伸子と交わっていました。
 
今日は伸子と好きなだけやれるという思いからくるのか、
射精してもなお、まだ伸子のオマ○コにチ○ポを挿入れていたい、という感じだったからです。
 
4度もの射精をした後、それで、またすぐ射精、というわけではなかったのですが、
伸子のオマ○コに挿入していると何とも心地よいから、僕はそうしていたのです。
 
伸子のオマ○コのほうも、そんな僕のチ○ポを、優しく且ついやらしく呑み込み続けていました。
 
僕と伸子は、こんなふうに一組の男と女として結ばれていることを楽しむという感じでした。
 
快感のほとぼりが冷め、ようやく僕が顔を上げると、伸子はまた妖しい笑みを浮かべて、僕を見ています。
 
僕と伸子は、正常位で交わりながら、また至近距離で互いの顔を見つめ合う感じになりました。
 
ですが、その後、僕と伸子はただ見つめ合っているだけではなく、いろいろと言葉を交わしたりするようになりました。
 
言葉を交わすと言っても、やはりこういうことをしているわけですから、基本は男と女の会話が主になります。
 
だいたいは、いまのはどうだった? というところから始まり、あとはそこから派生する他愛のない話をしていました。
 
例えば、そのとき伸子は僕にこんなことを訊いてきました。
 
「ねぇ、地平、あんた、オナニーしたことあるの…?」
 
伸子の出し抜けの問いに、僕はウソをつくわけにもいかず、ありのままに答えました。
 
「ああ、あるよ。」
 
すると伸子は、好奇の目で僕を見て、さらに訊いてきます。
 
「そうなのね。いつからしてるの…?」
 
「中2…」
 
「へぇー、そうなの? 中学のときから?」
 
伸子は驚きの声を上げました。
 
「ああ…」
 
そうです、中学というのは、僕と伸子が同じ時間を過ごしたあの中学です。
 
「そうなの? あんた、真面目そうな顔して、やることやってたのね」
 
「ああ…」
 
伸子は、相変わらず好色な笑みを浮かべて、こちらがきまり悪くなるようなことを言ってきます。
 
「それで、誰のことを思い浮かべて、オナニーしてたの?」
 
「えっ!?」
 
伸子はまたずいぶん切り込んだことを僕に訊いてきます。
 
「そんなこと言うの?」
 
「いいじゃないの。誰と言ったって、いまさらどうなるわけでもないんだし…」
 
伸子にそう言われて、僕は恥ずかしくも、当時思い浮かべていた同級生の女子生徒の名前を2、3人挙げました。
 
その名前を聞いて、伸子はうれしそうな笑みを浮かべて、
 
「へぇ、あんた、あの娘が好きだったのね?」
 
と僕に言いました。そして、
 
「まあ、あの娘、なかなか可愛かったからね…」
 
と伸子なりの意見も言ってきました。
 
僕が名前を挙げたある女子生徒が、本当に可愛かったかどうかはわかりませんが、
でも、当時の僕がその女子生徒に少なからぬ関心があったのは事実です。
 
僕は当時の乏しい知識の中で、その女子生徒とセックスしているのを想像しながら、男の精を漏らしたものです。
 
伸子はさらに、
 
「それと、この娘も、なかなかの美人で、ボインだったし…」
 
と、僕が挙げた別の女子生徒についても、スケベな目線でいろいろ話しました。
 
たしかに、その女子生徒は、伸子の言うように、なかなかの美形の顔をしてましたし、
当時中学生にしては、胸も大きく発達していました。
 
だから、当時の僕は、その女子生徒のそんなからだに良からぬ思いを感じていたのも事実ですし、
また仮にその女子生徒がセックスした場合に見せるであろう恍惚感溢れる表情なんかを想像して、
やはり思わず男の精を漏らしてしまうことがあったのも事実です。
 
こんなふうに伸子は、ゴシップのような話を、こうして交わっている最中でも、僕にいろいろしてくるのでした。
 
こういった辺りは、女特有のゴシップ好きというか、伸子もその例に漏れないという感じでした。
 
すると、伸子は、僕にこんなことも訊いてきました。
 
「ねぇ、もしかして、あんた、私のことも思い浮かべたりしてたの?」
 
「えっ!?」
 
本人を前にして、伸子はまた答えにくいことをズケズケと聞いてきます。
 
事実、僕は、あの中学にいたときには、伸子をおかずにしてオナニーをしていました。
 
それは、伸子が当時、僕の身近にいた適齢期の美人であり、
僕は伸子にどことなく大人の女のいやらしい匂いのようなものを感じ取っていたからです。
 
僕は、英語の授業中に教壇に立っていた伸子の黄色のセーターに胸の膨らみを見ていました。
 
また当時パンタロンと呼んでいた、ボディラインにぴったりしたズボンを穿いて教室を回っていた伸子の後ろ姿に、
僕は、そのズボン越しに伸子の尻をジロジロといやらしい目で見ていたのでした。
 
伸子の尻は、ボインと同様、それほど大きくはありませんでしたが、紛れもなく適齢期を迎えた大人の女の尻でした。
 
そんな美人で適齢期を迎えた伸子のセーターの中にある乳房は、どんな乳房をしているのだろうか。
 
そして、そのパンタロンの中にある尻は、どんな尻をしているのだろうか。
 
僕には少なからず興味津々でした。
 
そして、当時の伸子が適齢期であるということは、いずれ近い将来結婚することになるのだろう。
 
それで結婚したら、旦那となる男と、伸子はセックスすることになるのだろう。
 
僕は、そんなことを考えていたりしたのでした。
 
セックスするということは、伸子は、その旦那となる男の前で裸になり、
僕が興味津々な伸子の乳房や尻も見られることになる…。
 
僕は、全裸の伸子が、仰向けに寝て、脚をだらしなく開いているのを想像していたりしました。
 
開いた脚の間には、当然のことながら、伸子のオマ○コがある…。
 
そして、旦那となる男は、伸子のオマ○コに自分のチ○ポを突っ込むことになる…。
 
そんなことを考えると、伸子と結婚することはともかく、
伸子にそんなことができる境遇の男がとても羨ましいと思ったものでした。
 
だから、当時僕はまだ中学生でしたが、そんな伸子とセックスしているのを想像していたりしていたのでした。
 
それは上記の同級生の女子生徒と比べると、伸子は紛れもなく大人の女であり、その濃密さでは雲泥の差がありました。
 
漏らしてしまう男の精も、そのぶん濃いように思われました。
 
そのときに溜めていた男の精を、根こそぎ搾り取られるという感じの射精で、
白くネバネバした粘液が大量にティッシュに付着し、牡特有の臭いを発散させていたのを鮮明に覚えています。
 
それだけ、僕の男としての欲望に働きかけてくるものは、伸子のほうが遥かに強かったのです。
 
だから、僕は夜な夜な伸子のことを思い浮かべて、オナニーに耽っていたものでした。
 
そんなことを考えて僕が答えに窮しているのを見て、伸子は、
 
「私でオナニーしてたのね…?」
 
と意地悪く訊いてきました。
 
「ああ…」
 
「そうなの? 全然知らなかったわっ。」
 
それはそうです。本人にそんなこと言うわけありませんから。
 
それに、伸子は、あの中学では、えこひいきが激しくて、生徒たちの間ではどちらかというとあまり好かれていません
でしたから、そんな伸子でオナニーしていたなんて、友人に言ったとしたら変人扱いをされるのは目に見えていました。
 
だから、僕は、人知れず、こっそり伸子でオナニーしていたのでした。
 
「あんたって、結構むっつりスケベなのねぇ…」
 
毎度のことながら、こんなことをしている伸子にそんなことを言われたくはありませんでしたが、
伸子の言っていることもあながち間違っていなかったので、僕は返す言葉がありませんでした。
 
伸子が聞いてきました。
 
「でも、あんたって、口無(くちなし)のクラスだったでしょ?」」
 
口無とは、僕の中学3年生の時のクラスの担任だった教師の名前(仮名)です。
 
口無は、伸子と同じか1歳年下の女教師で、やはり僕の学年の国語の担当でした。
 
だから口無は、伸子のかつての同僚だったわけですが、このとき伸子は「口無」と名前を呼び捨てで言いました。
 
口無は僕のクラスの担任ではありましたが、僕は、伸子とは違って、はっきり言って、この口無が大嫌いでした。
 
理由はいろいろありましたが、まず第一にとても不細工だったからです。
 
口無は鼻がペシャンコで低く、顎もエラが張っていて、お世辞にも美人とは言えませんでした。
 
どうでもいい余談ですが、口無は国語の教師であるせいか、大学で国文学を専攻していて、
その頃からある文壇に投稿していたらしいのですが、そのときのペンネームが「末摘花」だったらしいのです。
 
「末摘花」とは、源氏物語をお読みになった方はお分かりかと思いますが、
源氏物語の主人公でプレイボーイの光源氏に寵愛された女性の中のひとりで、
その中でも最後まで光源氏の側に置いてもらえた女の名前ということなのですが、
容姿的にはあまり良くない、つまりブスだったらしいのです。
 
つまり、口無も自分の容姿が良くないことを自覚していたのか、その「末摘花」をペンネームにしていたようなのです。
 
その話を聞いたとき、僕も、「末摘花」などと言う品格あるペンネームがふさわしいかはともかく、
なるほど口無も一応身の程をわきまえているな、と妙に納得したものです。
 
だから、僕にとっては、その名前を聞くのも決して快いものではありませんでしたが、
伸子に訊かれてこう答えざるを得ませんでした。
 
「ああ…」
 
すると伸子はとんでもないことを訊いてきたのです。
 
「口無のことを思い浮かべてしたことは…?」
 
伸子の突拍子もない問いかけに、僕はすぐさま声を上げました。
 
「おいおい、やめてくれよっ」
 
僕は重ねて否定しました。
 
「そんなことするわけないじゃないかっ」
 
「どうして?」
 
「どうしてって、あんな不細工なの、萎えるよっ」
 
「萎える?」
 
「ああ、あのエラゴリラ…」
 
「エラゴリラっ…?」
 
エラゴリラとは、中学当時、生徒たちの中で呼んでいた口無のあだ名です。
 
口無は、エラがすごく張っている不細工な女であったことから、そう呼んでいたのです。
 
すると、伸子もその言葉が誰を指しているのかをすぐに察したようで、
 
「ホホホッ、あんたら、あの人のこと、そんなふうに呼んでたのっ!?」
 
と言って笑い出してしまいました。
 
「そう…? あんた、担任だったのに、あの人のこと、そんなに嫌いだったの…?」
 
「ああ…」
 
僕に言わせれば、口無は外見が良くなかっただけでなく、性格も悪く、
それも国語の教師をしているせいか、口だけは達者で、自ら「高尚な悪口」と称して、
女教師らしくネチネチと陰湿に生徒を責めるのでした。
 
僕もその中学にいた頃には、幾度となく、口無のその「高尚な悪口」の被害者になったものです。
 
僕は伸子に、中学時代、どれだけ口無に不愉快な思いをさせられてきたかを説明しました。
 
「へぇーっ、そうだったのね…」
 
伸子は、僕のそんな愚痴に近い話を、興味深そうに聞いていました。そして、こう言いました。
 
「私も、あの人、あまり好きやなかったわっ。」
 
このとき、伸子もかつての同僚でもあった口無に対して必ずしも快く思っていないというのは、
僕には、ある意味、驚きでもあると同時に、反面一部頷けるところもありました。
 
というのは、伸子は、とてもえこひいきが強い性格でしたから、
やはり自分のクラスがいい成績を上げることが一番であり、その中で障害となる口無の存在は邪魔だったわけです。
 
また、年齢的にも近く、同じ女教師ということからも、口無は伸子にとってライバル的な存在でもあったのでしょう。
 
だから、あの中学にいたときにも、ときどき伸子が僕のクラスの悪口を言っていたと聞いたことがありました。
 
ある意味、醜い女の争いとでも言うべきでしょうか。
 
僕と伸子は、共通の敵を見つけたという感じで、しばらく口無の悪口を言い合っていました。
 
もちろん、交わったままで、です。
 
そのとき、伸子は僕にこんな話もしました。
 
通常、中学1年から2年に、2年から3年に学年が上がるときに、いわゆるクラス替えをするのですが、
そのときの教師間で自分の担当のクラスを決めるときのこと。
 
僕の学年は5クラスあったのですが、伸子が言うには、学年内で偏りが出ないように、
クラスの平均点の成績がほぼ同じくらいになるように生徒が振り分けられるそうです。
 
それでも、僅かではあるものの、成績のいいクラスと悪いクラスが出てきます。
 
そこで、担当のクラスを決めるときに、
伸子は、当然のことながら、成績の一番いいクラスの担任になりたいと思っていました。
 
ところが、強欲な口無も同じことを考えていて、どちらがそのクラスの担任になるかで、揉めたそうです。
 
そこで、当時の学年主任は、くじ引きで決めることを提案し、結果として口無が当たりを引いたため、
口無は迷わず成績の一番いいクラスを選んだということらしいのです。
 
くじに外れて地団駄踏む思いをしている伸子を尻目に、
一番いい成績のクラスの担任になれてうれしそうにホクホクした顔をしている口無…。
 
「あの口無、本当に癪に障るわァッ!」
 
伸子は、交わっている僕の下で、毒づくように言いました。
 
伸子にとっても、口無は邪魔な存在だったようです。
 
伸子が、かつての同僚のことを「口無」と呼び捨てで呼ぶ理由が何となくわかりました。
 
そして口無の選んだそのクラスというのが、いま思えばたいへん不幸なことながら、僕のクラスだったのです。
 
誤解があるといけないのでことわっておきますが、僕がいたから成績が一番良かったのではありません。
あくまでも、クラスの全生徒の平均点が、若干ですが、学年のなかで一番高かったということです。
 
もしそのとき、伸子が当たりくじを引いて、伸子が僕のクラスを選んでいたとしたら、
僕は不遇な中学生活を送らずに済んだかもしれません。
 
こんな感じで、僕は3年生のときだけでなく、2年のときにも、この口無のクラスになったのですが、
このことが、僕の中学生活の最大の不幸だったと言っても過言ではありません。
 
特に僕は、なまじ成績が良かったために、
そのクラスの室長(学級委員みたいなもの。その中学ではそう呼んでいました。)にならされて
(それも、自分から望んでなったのではなく、不本意にもならされたのです)、
それゆえこの口無には、「己を犠牲にして」つまり口無の手足となってクラスのために尽くすように強要されました。
 
それでもそのクラスが、成績も思うように伸びず、また色々問題を起こして口無の思うようにならないと、
口無は事あるごとに僕を職員室に呼び出し、得意の「高尚な悪口」でネチネチと僕を責めるのでした。
 
僕に言わせれば、クラスがうまくいかないのは、口無の担任としての力量がないからであって、
それを室長の僕のせいにされるのは、まことにもって心外でした。
 
そんな状況では当然クラスがうまく回るはずもなく、年間を通して他のクラスよりも成績が悪い結果に終わると、
口無は僕に対して、捨てゼリフのように、僕がそのクラスがうまくいかなかった原因の張本人だと直接言い放ったのです。
 
僕は、不本意ながらクラスの室長をやらされ、「己を犠牲にして」クラスのために尽くすように強要されたため、
授業が終わって他の生徒が楽しそうに部活に行くなか、クラスの雑用のために教室に遅くまで残らされることも度々で、
そのような犠牲を強いられたにも関らず、最後の最後にはクラスがうまくいかなかった原因の張本人だとまで言われて、
当然のことながら物凄く腹が立ちました。
 
しかし、当時中学生だった僕は、口無の「高尚な悪口」には太刀打ちできず、
只々口無の言われるがままにされるしかありませんでした。

僕は、授業後教室に遅くまで残っているなか、伸子のクラスの生徒たちが早々と部活に行っているのを横目で見て、
羨ましいと思ったものです。
 
(いいなァ…)
 
聞くところによれば、伸子のクラスでは、できるだけ早く部活に行けるように、
授業が終わった後の連絡向けのホームルームは手早く済ませるようにしていたそうです。
 
僕は、そんなことを思いながら、中学3年も2学期の終わりも近くなったある英語の授業のときに、
伸子が課題を与えて、教室を回って僕の席の近くにきたときに、伸子とこんな会話を交わしたのを思い出しました。
 
「地平は、3年間、私のクラスにならなかったわね。」
 
「はい。」
 
「もし私のクラスになってたら、可愛がってあげたのに。」
 
可愛がる…?
 
何を? どんなふうに?
 
この頃には、僕は伸子をおかずにオナニーをしていたりしましたから、
可愛がると聞いて、思わず勝手に、伸子にそういう手ほどきを受けることを想像していたりしました。
 
もちろん、当時の伸子はそんなつもりはなく、また冗談半分で可愛がるなどと僕に言ったのでしょうが、
僕はそのとき本当にそうだったらどれだけ良かっただろう、と思ったものです。
 
当時のそのままの気持ちを、僕は目の前の伸子に吐露しました。
 
「ああっ、オレっ、伸子のクラスになりたかったなぁ…」
 
「そう…?」
 
「ああ… 伸子も、オレが自分のクラスになってたら、可愛がってあげるのに、と言ってたけど…」
 
「えっ!? 私、そんなこと言ったっけ?」
 
やはり、伸子は、あのときそれほど真剣に言ってなかったので、自分がそう言ったことも忘れているようです。
 
「ああ、言ってたよ。」
 
「そうだったかしら…?」
 
「ああ… もしオレが伸子のクラスになってたら、どんなふうに可愛がってくれたの…?」
 
「そうね…」
 
伸子は笑顔を見せて、少し考えていましたが、こう言いました。
 
「あんたが私のクラスになってたとしたら、あんたにはクラスの室長をやってもらうわっ。」
 
「そう…?」
 
「ええ…」
 
伸子はうれしそうに僕に言いました。
 
「それで、あんたには、私といっしょに、いいクラスを作ってもらうわっ。」
 
つまり伸子も、口無と同様、僕に自分のためにクラスに尽くすように求めるということなのでしょう。
 
口無にそう言われたとしたら、僕はまた不愉快な気分になって反発もしたでしょうが、
僕の中には、伸子のためなら喜んでそうするだろうと思っている自分がいました。
 
それは、クラスのためにというよりも、ちょっとした別嬪の伸子とお近づきになりたいという思いから来るものでした。
 
伸子も、口無と同様、女教師特有の陰湿さがあり、それゆえに生徒たちに嫌われていたところがあったのですが、
伸子の場合は、鼻も高いちょっとした別嬪で、その陰湿さがどことなく女のいやらしさが結びついていて、
男の僕には、何となく惹かれるものを薄々感じ取っていたのです。
 
そして、その感覚というのは、驚くほど正確だったりするものです。
 
そんな伸子といっしょに、いいクラスを作る…
 
何となく、共同作業という感じがして、いまのこういう僕と伸子の関係に通じるものを感じます。
 
つまり、セックスとは、男と女がいっしょになって盛り上げていくものであって、いわば男女の共同作業と言えます。
 
そういう共同作業の礎に繋がるのであれば、僕は室長になることも厭わず、
きっと喜んで伸子のところに足繁く所用を聞きに行ったことでしょう。
 
そこで、僕は、さらに踏み込んで、こんなことを言ったりしました。
 
「もしオレが伸子のクラスの室長になって、いっしょにいいクラスを作ったら、
 そのご褒美にオマ○コさせてくれた…?」
 
すると、伸子は、僕のいやらしい問いかけに、にわかに淫らな笑みを見せて、すぐさまこう答えました。
 
「何言ってるのよっ、バカっ!」
 
でも伸子は、またしばらく考えて僕に言いました。
 
「でも、そうね。あんたがいっしょにいいクラスを作ってくれたら、考えてもいいかなっ?」
 
伸子の言葉に、先ほどの手ほどきという言葉が妙に現実味を帯びてくる感じがしました。
 
伸子としては、もちろんまた半分冗談で言っているのかもしれませんが、
でも、伸子はえこひいきの強い性格であることからすれば、
僕が伸子のクラスになれば、伸子が僕をひいきする可能性はじゅうぶんあったことでしょう。
 
そうなれば、僕と伸子は、生徒と教師の立場であっても、オマ○コする関係になることもじゅうぶんあり得たと。
 
それはそれでまた刺激的な関係ということになりますが、
現に僕と伸子は、かつては生徒と教師の間柄でありながら、双方の欲求が合致することが分かって、
男と女の関係になっていることを考えれば、決してあり得ないことではなかったのでは、と…。
 
いま僕は、伸子にえこひいきされている立場と言えるのです。
 
そう思うと、僕は、不遇だった中学生活を実に恨めしく感じるのでした。
 
「ああっ、ホント、伸子のクラスになりたかったなぁ…」
 
それは、僕の偽らざる実感でした。
 
「そう…?」
 
伸子は僕の言葉にうれしそうな笑みを見せました。
 
「まあ、いいじゃないの。いまは私とこんなことしてるんだし…」
 
確かにそうです。
 
いまは幸運にも、僕は伸子にえこひいきされて、こんなふうに一組の男と女として交わっているのですから。
 
このように、僕と伸子のする話は、やはり交わっている男と女にふさわしく、
早い話が、チ○ポ、オマ○コといった猥語を口にするのも厭わず、
また2人に共通した他人の悪口なども平気で言い合うような、そんな品位に欠ける低俗なものでした。
 
ですが、話をするなかで、僕は伸子に、ちょっとした別嬪でありながら、
欲しいものを手に入れようする大人の女のいやらしさ、ずる賢しさ、強欲さ、陰湿さを感じ、
ますます伸子に強く惹かれる自分がいるのを感じていました。
 
(続く)