30歳人妻と20cmペニス
7 Re: 30歳人妻と20cmペニス
おお
2016/08/28 (日) 22:51
No.454
がっくりとくずおれ、汗まみれの肩を上下させているナツキさんを見下ろしながら、俺もまた呼吸を整えていました。しばらく射精の余韻に浸ってから、萎えはじめたペニスをゆっくりと引き抜きます。精液で満たされたコンドームを捨て、枕もとのティッシュを乱雑に取り、ペニスの先端を拭きました。へばりついたティッシュの欠片を、指先で取り除いていると、ナツキさんがよろよろと上体を起こしました。
「どうでした」
俺の質問に、ナツキさんは柔らかな笑みを浮かべました。
「気持ちよかった」
本音を言えば、この答えに少し拍子抜けしました。「彼岸が見えた」とか「このおちんちんの奴隷になりたい」など、大仰に褒めちぎってほしかったのです。しかし今の自分なら、同じシチュエーションで大仰な答えを返されたら、それこそ拍子抜けするでしょう。ボキャブラリーを練る余裕が残っているんだ、と。感じ過ぎて頭が働かないときは、平凡な感想しか浮かんではきません。
先ほどコンビニで購入した、ペットボトルのお茶を飲み、ようやく俺たちは一息つけました。服を脱ぐ前は大いに緊張していましたし、脱いでからは互いを貪り合っていたので。この空間にはじめて、ゆったりした時間が流れました。俺の左腕は、ごく自然にナツキさんの肩へと回っていました。彼女もまた、ごく自然に頭を預けてきます。ぽつりぽつりと会話はしましたが、あまり長続きはせず、すぐに沈黙が降りてきました。俺もナツキさんも、自分が誰なのかを伝えたくはなかったのです。あくまで行きずりの関係、と割り切っていました。
俺の胸に収まっている、ナツキさんの頭部に右手を伸ばし、優しく頭を撫でてみました。彼女は特に抵抗せず、されるがままになっています。この体勢だとナツキさんの表情は分かりませんが、嬉しそうにしているはずと、希望的観測を抱きました。髪を伝ってゆっくりと指を滑らせ、頬から唇へ。ナツキさんは俺の期待通り、人差し指を唇で挟み、舌を這わせてきました。指先に伝わるくすぐったい感触で、再びペニスに血液が集まりはじめました。