フォトグラフ

[2] フォトグラフ  さざ波エクスタシー :2024/03/08 (金) 05:34 ID:Bwx7fwL. No.31264
「ヘイ、ブラザー 終わったよ 見たい?」
「いえす!」
「オーケイ メール送る」
「さんきゅーぶらざー」
連絡があったのが午後6時 思ったより時間がかかったようだ
今から帰ってくるとなると晩御飯は微妙だな
「飯食いに行くぞ」
息子たちに声をかけると満面の笑顔を向けられた、ということで本日2回目の外食にレッツゴーだ
正直言えば飯なんて何でもいい 腹は減ってない それよりメールだ・・・

9時になると息子たちを布団の中に押し込めた
そして鼓動を速めながらパソコンニ向かう 至福の一時のはずだが気がかりなことが一つある
妻がまだ帰ってきていない、電話も通じない
『飯でも食ってるのかな?』
さて・・・と


 ふむふむ・・・

画面に映し出された妻は朝に玄関に立った姿のままで赤いソファーに腰を掛けている
期待していたヌードや下着姿ではないが何故か新鮮だ
それが角度を変え何枚も続き流石に飽きてきた
『おいおい、エロビデオならスキップ案件だぞ・・・』

電話が鳴ったのはそんな時だった
「ヘイ、ブラザー グッド!ベリーグットね!」
「どうした?」
「もうちょっと借りるね!」
『ん?』
一方的に通話を切られ少し不安になり画像を進める
ついに妻が衣服を脱ぎだした
脱いだ衣服はソファーに無造作に置かれ、ストッキングを脚から抜き取ったときに下着姿となる
本来なら気持ちが昂る至福の時のはずだが違った なぜか不安が先行している
アップで写される妻の表情が硬い
真っ赤なソファーに横になる妻の上半身が何枚も続き、そして下半身へ
まだパンティーは穿いている
『全身の写真はないのか?』
と思ったところで気付いたのが妻が背を預けているものがソファーではなさそうだという事だった
『床か?全部真っ赤で目が痛いし アップばっかりじゃなくて全身撮れよ・・・』
と、彼らのカメラの腕を疑いかけた時にようやく全身の画像が出てきた
思った通り、妻は下着姿で床らしいところに寝転がっているようだ、そして例に漏れず背景が真っ赤・・・
パソコンの画面の向こうで下着姿の妻が色々なポーズをとっている
仰向けから横に向いたり座ったり、四つん這いになったりもしている
確かに普段は見れない妻の姿だ、背景が真っ赤だなんて日常生活の中には無い
そして遂に来た
妻がブラジャーに手をかけた 一枚一枚と画像をめくれば段々と胸が露わになっていく
そして俺の中に芽生えた不思議な気持ちに気づく もしかするともっと前からあった物なのかもしれない
ここで終わってくれてもいいという気持ち、まだ先が見たいと期待する気持ち 変になりそうだ
画面の向こうで妻は掌に収まる丁度いい大きさの胸を露わにしている
胸に残るブラジャーの跡が少々エロい


 次はパンティーか・・・

そう思いながら画像をめくったとき、俺の脳はタイムスリップをしたかのような錯覚を覚える
真っ裸だ・・・ 妻は一糸纏わぬ姿で足を閉じて寝転がっていた
『は?おいおいジョニボブ・・・最初の山場をカットかよ ふざけんな!』
危うく叫びそうになった
そして続く接写、画面の向こうは赤と肌色の二色で埋め尽くされる
足の先から何枚もかけて徐々に上へ
『はいはい、丁寧ですね・・・』
そろそろ飽きてきたこのパターン、めくる めくる めくる・・・
そして妻の顔面ドアップ!
「おい・・・」
声が出てしまった

しかし妻の表情がおかしい、強く目をつぶり眉間にシワを寄せて右に左にと顔を向けなおしているようだ
カメラの角度かなと思ったが背景は変わらず、やはり妻自らが顔の角度を変えているらしい
そういう指示をされたのだろう 「ミギデス」「ヒダリデス」と指示を出す二人の姿を思い浮かべた

 変な奴らだ、これが写真家という人種なのか

また突然来た 妻の大股開き
『は?どういう状況?』
直ぐに局部ドアップ
「は?」
思わず声が出た
そして、また突然に来た顔面ドアップ、しかし・・・
『なんだこれ?何を咥えてるんだ・・・』
妻の口に突き刺さるチョコレート色の棒、それは妻の唇を裂かんばかりに広げ
妻の瞳は今にも流れ出そうな涙を蓄えている
画像をめくる手を止め頭の中で考えを巡らせる

 チョコレートの棒・・・ じゃない・・・
 ああ、アレか・・・ いや、違う違う・・・
 やっぱアレだよな・・・

次の画像、次 次 次・・・
そして遂に現れた妻の唇を歪ませる亀頭 3枚ほど巨大な亀頭と妻の唇を写した画像が続いたが
妻を苦しめていた怪物は画面から姿を消した
すこし引いた画像に切り替わると妻は両手を下半身の方に伸ばしているが腹辺りから上しか映していない画面には手の先の行方までは映っていない
またまた似たようなアングルの画像が何枚もつづく
しかし妻の様子が変だ、強く目をつぶり顔を右に向けたり左に向けたり、それが何枚も何枚も・・・

また突然にアングルが変わる
うつぶせの妻、顔を床に押し付けるような姿勢で表情は見えない 頭の上に置いた両手は敷かれている真っ赤なシーツを掴んでいる
寝転がっているのではない、腰の方は床から浮かせているようだ
妻の頭を中心に背中の半分ぐらいまでしか映し出されていない画像だが・・・ もう何をされているのか想像はできている・・・

 後背位 途中から何となくは分かっていたが それを拒否する希望とせめぎ合っている
 チンポがジンジンする・・・ マジか・・・

まだまだ画像は残っている 次へ 次へ
妻は赤い背景の中で仰向けになったりうつ伏せになったり しかし下半身は頑なに写してはくれない
気付く、徐々に変わっていく妻の表情に

 ああ、そうか そうなのか・・・

最後の一枚は局部のドアップ
それは黒い陰毛の茂みに突き刺されたチョコレート色のモンスターだった

「グッジョブ!ジョン&ボブ!」

思わず叫んでしまったがジョンではなくジョニーだ だが、そんな事どうでもよくなっていた
俺たちは穴兄弟、ブラザーが素晴らしい仕事をしてくれたのだ
いつの間にか時間は深夜の2時過ぎ、妻はまだ帰ってきていない

 一回ヌイてから寝よう

目が覚め時間を確認すると6時半だった
となりのベットに妻の姿は無い、寝室を出るとキッチンから人の気配を感じる

「もう起きたの?」
ああ、いつのも妻だ 昨日の朝に玄関で見送った時と同じ いつもの妻だ
「愛してるよ」
「えー何それ、どうしたの?」
「なんとなく」
「ふ〜ん・・・ もしかして聞いた?」
「見た」
「そっか」
「大丈夫?疲れてないか?」
「うん、大丈夫」
「それならいいけど」
「でも、いきなり中に出されちゃったときはビックリしたけど」
「中にって・・・」
「あなたが頼んだんでしょ 超スペシャル」
「お、おう・・・」
「アフターピル貰ったから大丈夫だと思うよ」
「そうか・・・」
『やってくれたなブラザー・・・』


今年も結婚記念日が近づいてきた 遂行中の作戦名は「花楓(かえで)37歳ハメ撮り大作戦 結婚13周年記念 中出しもオーケイだよ!」
時間は午後5時
「ヘイ、ブラザー!」
「はいはい」
「アメージング!アメージングね!」
「そうか、それで?」
「もうちょっと借りるよ!」
「おーけい」
通話が切れてから少しの時間 愛しい妻の痴態を想像した