真一と桂子と恵

[13] Re: 真一と桂子と恵  ラクトアイス :2023/07/14 (金) 05:31 ID:IcESTsNs No.30921
行く宛も無い真一は、テントひとつを持って人里離れた山奥に入って行った。
空き家になっていた山小屋を借りて、テント生活をしながらコツコツと修理をして住めるようにした。

ようやく自給自足の生活が出来るようになった或る日。
細い山道を、一人の男が上って来た。
その手には、段ボール箱が。

 「成田真一さんですね。お荷物です。」

男は、そう言って段ボール箱を置いて、来た道を帰って行った。
箱の中には、あの時と同じモノが入っていた。
その日から、数日毎に何個かの段ボール箱が届いた。
2週間ほどで、荷物は全て届いてマネキン人形は完成した。

完成したマネキン人形は、一晩置いて生命を吹き込まれた。
真一は、人形に“恵”と名付けた。
長めの栗色の髪。
大きな、くりくりっとした瞳。
大き過ぎず、小さ過ぎない胸。
下着や洋服は、付属で箱に入って来た物を使った。

2人だけの、真一と恵の山奥での生活が、始まった。
星空を見ながら真一と恵は、裸で抱き合った。

対面座位で繋がる二人。

 「ああ、良いわ。真一・・・・良いわ・・・・奥に当たってる・・・・真一が、奥に。」

 「恵。気持ち良いよ・・・・気持ち良い・・・・そんなに動かないで・・・・そんなにすると、直ぐに出ちゃうよ。」

 「良いわよ。出しても・・・・恵の中に出して・・・・真一の好きなように・・・・いつでも・・・ああ、真一。」

 「恵、出るよ・・・あッああぁ〜。」

 「ああ、来てッ来て。一緒に・・・・真一、一緒に逝くッ・・・・ああ、逝くぅ〜。」

 「ああ、恵・・・恵・・・恵。」

真一は恵の腰を引き寄せて、恵の中で果てた。
二人は、抱き合ったまま余韻を楽しんで、夜空に輝く満天の星を見上げた。
流れ星がひとつ、スーッと尾を引いて消えた。

二人は、裸で朝を迎えた。
朝日を浴びて目覚めた二人。
野山と畑で収穫した野菜で朝食の準備をする恵。
その後ろ姿を見ながら、真一は微笑んだ。

真一の家には、時々ハイカーや山登りの人達が道に迷って訪れる事が有った。
真一と恵は、優しく対応し休憩を取らせて下山道を教え気を付けて下りるように、案内した。

 「こんな山奥に、こんな綺麗な人が居るなんて。道に迷った私達を導いてくれた天使のような人だ。」

真一の小屋を訪れた人々は、口々にそう言った。
そんなハイカー達の噂では、山をふたつ程超えた沢で3人の身元不明の遺体が見つかったと言う事だった。
3人の遺体は、性器が抉り取られ眼球も抉られていたと言う事だった。
遺体は、腐敗も無く死後数時間と言う感じだったが、検視の為に下山した時には骨になり塵になったと言う事だった。
誰にもその原因は分からないと言う事だった。

山の夕暮れは早かった。
夕焼けが空を染める頃、真一は恵と向かい合って夕食を摂っていた。
シンと静まり返った森から、虫の音が聞こえて来る。

食事を終え、山から引いた湧き水で沸かした風呂に、二人一緒に入る。
お互いの躰を流し合う。
恵は真一の下半身に手を伸ばし、ダラリと垂れ下がったチンポを揉むように扱く。
真一のチンポは反応し、勃起を始める。
少し起ったところで、恵はチンポを咥える。
上目使いに咥えながら、玉を揉む。

 「うふッ、どう?気持ち良い?・・・・真一に教えられた通りにやってるの。・・・上手になった?」

 「ああ、気持ち良いよ。その唇の力加減と言い、手の動かし方と言い・・・・ああ、気持ち良い。」

 「でもぉ〜。真一ばかりズルい・・・・私も、気持ち良くなりたい・・・・私の事も愛して・・・・気持ち良くさせて。」

 「それじゃ、向こうに行くか。」

二人は手を取り合って、風呂を出て縁側へ。
辺りは、漆黒の闇に包まれていた。

裸の真一が、縁側のロッキングチェアに座ると、恵は真一を跨いで向かい合って上に乗る。
真一の眼の前には、恵の乳房が。
真一は、恵の乳房を口に含む。
恵は、真一の首に手を掛けて仰け反る。
左右の乳房を、交互に愛撫する。
刺激を受けた乳房は、乳首を硬くした。
ツンと起った乳首に優しく歯をたてる。

 「あん、ああん・・駄目。感じる・・・乳首は、駄目よ。・・・・ぁん、でも気持ち良い・・・ぁん・・・ん・・ん」

 「駄目なの?・・感じるの?・・・・どっち?・・・やめて欲しいの?。」

 「あん、もう意地悪。分かってるくせに・・・・ぁん・・・ぅん・・・ぅん。」

恵の恥丘に押し当てられたチンポが、硬さを増していく。
恵は腰を浮かせて、チンポを立てて膣口へと誘う。
恵が、ゆっくりと腰を落とす。
チンポは恵の胎内へと吸い込まれるように挿入される。

 「ああ、真一。良いわ・・・気持ち良い。・・・・今日は、私が動いても良い?」

 「ああ、良いよ。今日は恵が動いて・・・・気持ち良くなって、何度でも逝って良いよ。」

恵は、真一の上で腰をくねらせる。
子宮が降りて亀頭に当たる。

 「あッ、ああッ・・・ああ、凄い・・・・奥が・・・奥が・・・・ああ、良い・・・良いよ。」

 「僕も気持ち良いよ。恵のマンコが・・・・」

顎を突き出し、長い髪を振り乱して恵は喘ぐ。
恵の動きは早くなり、前後左右、上下とクネクネ動く。

 「ああ、恵・・・駄目だよ、そんなに激しくしちゃ・・・出ちゃうよ・・・・・出ちゃうって。」

 「だって・・だってぇ、気持ち良いんだもん、おチンチン。ああ良い、逝っちゃう・・・逝くッ・・逝くッ。」

腰を落としきった恵は、ヒクヒクとマンコを痙攣させてチンポを締め付ける。

 「出すよ・・・出す。」

 「うん、来て・・・来て・・・いっぱい出して・・・・出して良いわよ。」

恵は、真一にしがみ付いて射精の瞬間を待つ。
チンポは恵の中で、膨らんでドピュドピュと大量の精子を、吐き出した。
恵の躰は、真一の射精を全て受け止めた。

二人の宴は、誰にも気兼ねする事無く、昼夜を問わずに繰り広げられた。
真一の家の周りには、四季の花々が咲き乱れ、動物の被害も無く菜園には豊かな実りがあった。
大自然が、真一と恵を包んで、ゆっくりと時間が流れた。
ただ、真一と恵の住む家は、地図にもその存在は無く、航空写真にもその影は写っていなかった。