密やかに咲く

[15] 理想の不倫  最後のティッシュ :2020/07/26 (日) 01:05 ID:cJ8eFA/6 No.27631

  >最初のキスは不意を突かれた
  >これが最後のキス 何度そう自分に誓っただろう
  >今日も自らキスを求めてしまっている
  >彼の唇から離れると必ず感じる不安
  >私の中にいるもう一人の私、目の前にある最後の扉に手を伸ばそうとしている私の存在が怖い
  >「この後・・・」
  >「ごめんなさい、もう帰らないと・・・」
  >「そうだね、僕を待つ家族は居ないが君を待つ家族は居る 短い時間でも一人の女性に戻ってくれた事に感謝してる」
  >「感謝だなんて そんな他人行儀n


 オジサンどうしちゃったのかな・・・

久し振りにパソコンに向かっていた美咲だったがオジサンの事を考え手を止めた

 ん〜・・・ どうしよう、シャワー面倒だな・・・ うん、今日はナシしで

毎日のルーティンワークに組み込まれようとしていた出かける前のシャワーが却下される
オジサンに会えないのに体を洗って出かける事に意味はない 全くもって無駄である と美咲は考えた

 もういい ぜんぜん会えないし もぉ・・・

そして、ごきげん斜めである 美咲の中でオジサンはオナペットあるいわバター犬という地位を得ようとしていた
そのお気に入りのペットに会えなくて欲求不満気味である
玄関を出て空を見上げれば曇り空、天気予報では雨は降らない事になっているがレインコートを積んだ自転車に跨った


ポツポツと降ってきた雨が灰色の空に向いた顔に当たる
上を向いたメガネにも数敵の雨粒が当たり視界がぼやける
茂みの中のベンチに仰向けに寝転んだ美咲は少々肉付きの良い脚を露わにし
掴まれて開かれた脚の間にはオジサンが顔を埋めている

「ふうっ ふうっ ふうんっ」

上半身は衣服を纏ったままだが、胸に置いた手が握りしめているのは30分前までは秘部を覆っていたパンティーだ

 食べられちゃう・・・ 大事な所が食べられちゃう・・・

そしてパンティーに代わり美咲の秘部を覆っているのはオジサンの唇である
濃いめの陰毛に鼻を押し付け、粗暴にかぶりついた秘部に乱暴している
乱暴、その言葉通り唇と舌を強く押し付け舐め回している
魚の尾の如く左右に動く舌は肉の花弁を押し開き
時にはクリトリスを強く吸う唇、尖った舌が膣に侵入するが如く入り口を強く押してくることもある

「あふっ あふっ オジ・・・オジサン・・・」

 なんで今日なの・・・ 洗ってないお尻の穴舐められちゃったし・・・足も・・・


それは突然の再会だった
オジサンとの思い出のベンチに座り広場を眺めていた時に現れたオジサンは
挨拶もそこそこに美咲が下半身に身に着けていたもの全てを剥ぎ取り足を舐め回した
どうしてなの・・・今日にかぎって・・・ 美咲の頭の中でどこか聞き覚えのある台詞がリフレインした事は言うまでもない


乱暴されている秘部から滴った愛液と唾液が混ざったものは肛門を濡らしてベンチまで垂れ流れている

 凄いっ クリトリスが クリトリスが だめっ

「あっ ああっ あっ」

美咲の下腹部が鋭い刺激で震えだすとオジサンの舌も調子を上げる

「あッ あッ イクッ イクッ」

 いっちゃう・・・

「ああんッ!」

美咲が絶頂した事を感じ取ったオジサンは股から離れた

「どうだ 良かっただろ」
「うん」

鋭く強い絶頂だったが落ち着くのも早い 美咲の身体はオーガズムの余韻から回復しかけているが寝転んだまま空を眺めている

「よし、履かせてやる」

美咲の手から奪ったパンティーをオジサンは裸の脚に通していく

「ほら、ケツ上げろ」
「うん」

こんな感じでズボンも靴下も靴も履かせてもらって、ようやく美咲は身体を起こして雨粒が付いたメガネを拭いた
雨は上がって雲の隙間から青空が顔を覗かせている ベンチでは二人並んで誰もいない広場を眺めている

「どうして今まで来なかったんですか?」
「ん?姉ちゃんが俺に会いたくなったらいつでも会ってやるぞ」
「うん・・・」

 答えになってないし 意味分からないし

「次はいつ会いたいんだ?」
「んー・・・ 明日・・・」
「はっはっは、ドスケベだな いい事だ」
「別にドスケベじゃないですけど・・・」
「自分じゃ分からねぇか 女はスケベだが姉ちゃんは特にスケベだ、いい事なんだぞ」
「もうその話はいいです・・・」
「それでよ 明日はフェラチオしてくれ、フェラチオぐらい出来るだろ」
「えっ?」
  ・
  ・
  ・


美咲は茂みのベンチに座って広場を眺めたり流れる雲を眺めたりしている
昨日、今日もオジサンと会う約束はしたがフェラチオを求められた

 どうしよう・・・ 二回ぐらいしかしたことないんだけど・・・ それよりやっちゃっていいの?浮気にならない?ギリ大丈夫?

オジサンを待ちつつ美咲は既に広がっている浮気のグレーゾーンを更に広げる努力をしていた

「お、来てるな」
「あ、オジサン」
「昨日の様子じゃ来てくれねぇかと思ってたんだがな ありがとよ」
「別にお礼は良いです」
「そうか、それじゃぁ早速」

そう言いながらオジサンがズボンを下げる

 ちょ、まだ心の準備が

と考えてる間にパンツを降ろしイチモツが顔を出す
それは夫の物しか知らなかった美咲に衝撃を与えるにはじゅうぶんなイチモツであった

 え・・・ なに・・・ これっておチンチンですよね・・・

「どうだ、驚いたか 八寸釘って呼ばれてる自慢のチンポだ」

 え?釘は分かるけど、八寸?なにそれ それより何か大きい気がするんですけど・・・

「起ったらもっと大きくなるぞ 楽しみだろ」
「これは・・・ちょと・・・」

 なんか怖い・・・

「どうした?だめか?」
「うん ごめんなさい・・・」
「それじゃ仕方ねぇな 別に姉ちゃんを嫌な気分にさせるつもりはねぇからよ」
「いいんですか?」
「ああ、いいぞ」

 本当にいいの?もう会わないとか言わない?

「本当にいいの?」
「なんだ、しつこいな その調子じゃフェラチオもねっとりしつこいんだろ 勿体ない事したな はっはっは」
「もう何にも言いません・・・」

その日は二人で並んでベンチに座り公園を眺めるだけだった