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遅かった出会い

[1] スレッドオーナー: 東風 :2020/08/02 (日) 18:18 ID:sU4BrYSU No.27639
「浅く出して」
夜の営みのなかで、香は喘ぎながら夫に訴えた。
長男を妊娠した時は、夫の精子を奥深くに受け止め、男子を授かった。「奥で射精すると男の子が出来やすいんですって」
友達から聞いたことばを思い出した。
長男を出産して三年。そろそろ二人目が欲しいと願っていた。女性総合職で就職したものの、出産と育休は職場の多くの人に負担をかけることは事実。女性の社会参画とは言っても、現実は厳しい。幸い、自分の両親と同居のいわゆるサザエさん一家。同居の母に支えられて何とか仕事を続けてきた。二人目の妊娠と出産は、また、厳しい戦いの始まりでもあった。

「今度の日帰り出張、僕は初めてところで香先輩同行してもらえませんか」
同僚の山田は、大学の三年後輩、夫も同じ大学なので入社時から、夫婦で可愛がってきた。
しかし、長男の出産で二年近く休んだので、ほぼ同僚となり、一緒に仕事をする機会が増え、上司からもいいコンビと認められていた。
「あの二人に任せておけば」という雰囲気が部署ないでも出来ていた。


[71] 決定的?  東風 :2021/10/15 (金) 14:37 ID:rNrTAZbM No.29423
 そんなことがあったが、二人の関係は特に深まることなく、何事もなかったように仲良く仕事をしていた。
しかし、二人に任されたシステム運用の最終段階になって、香と大宮では解決できない不具合が発生した。
困った香は、山田に相談することにした。まだ、オープンされているシステムでもなかったので、リモートで解決することが出来ず、
香は、自分のパソコンを持ち込み、解決を山田に依頼した。そして、多忙を極めていた山田は、自分の仕事が終わった
深夜になってやっと香からのヘルプに手を付けた。
その結果辿り着いた結論は、あまりにも単純なことであった。香のPCのスペックの問題か、あるいはシステム上の通信データの許容量に
制限かあり、香のアカウントだけの通信が途絶えてという結論に達した。
そこで、山田は、香のPCにあったIDを自分のPCに設定し、後日、香からPASSを聞いて整理すればよいと思っていたが、試しに思いつく、
香に関するデータから、軽い気持ちで幾つのパスを入れてみたところ、3つ目のPASSが偶然にも一致してしまった。

 そこに現れたのは、香と大宮がシステムの開発を始めたころからのやり取りがメール形式で保存されていた。
 最初は、仕事上の連絡や確認の内容だったが、だんだんと個人的な大宮の思いが現れるようになった。
呼び名も香の姓から、「カオリさま」と変わっていった。 山田は、胸の高鳴りを感じながら、多くのメールの
やり取りを飛ばして、システムの障害の原因のファイルに辿り着いた。それは、大宮から香に対する大容量のファイルフォルダーで
大宮のミスから、圧縮されずに元のサイズのまま送られていた。
 そして、その中に職場の休憩室で頬を寄せ合って写る香と大宮の画像が複数枚含まれていた。


[72] Re: 遅かった出会い  モリモリ :2021/10/16 (土) 05:31 ID:hgSA0WTI No.29424
続きおりがとうございます
またまた 香りさんの 隠し事が見つかりましたね

こんな展開を期待している
私もドキドキです

新しい相手との事 息子さんとのこれからの事期待大です


[73] 事実?  東風 :2021/10/16 (土) 09:09 ID:1thyXhJc No.29425
画像をみて、山田は血の気が引いた。心臓が高鳴った。
しかし、一息ついて考えると、長く疑念を感じていたことに確かなものとなり、ホッとする一面と、嫉妬というより、香の裏切りに対する怒りがこみ上げた。
そして、今一度最初から、メールのやり取りを見てみた。
 ほとんどが業務連絡であったが、後日、香から言聞いた夏の飲み会の翌日と思しき時、大宮からの
「かおり様がずっと好きでした・・・・云々」のメールが大宮から入っていた。
それに対する香の返答が
「私も大宮君に近いものを感じていました。いろいろと支えてもらってありがとう。あった時から、ビビッと来たものがありました・・・」
とあった。決定的な文面だった。
 その後のメールは、次に会うのは何時だとかあったが、その「会う」の意味は計り知れない部分もあった。
しかし、頬を寄せる画像は、その間の関係を想像するには十分な証拠であった。
そして、山田は、メールと、詰まってたファイル全てを自分のPCにコピーし、
二人の画像だけを添付し、「原因がわかりました」と件名を入れて、本文には、詳しい原因と、修正箇所を記入し、パソコンを取りに来るようにと、記し送信した。


[74] 懺悔  東風 :2021/10/18 (月) 18:40 ID:AuIx9ZuQ No.29432
普段なら、日に何度かメールが来るが、香から1日メールが来なかった。
しかし、翌日、
「会ってください。説明します」
と短いメールが来た。PCは、香の部署に所用のあった部下に届けさせておいた。
山田は、しばらく考えて、普段使うラブホとは違うホテルの近くの駐車場と、終業定時よりちょっと早めの時間を指定するメールを
送った。
 そして、職場には取引先との打合せで直帰として職場を出た。
 待ち合わせ場所の駐車場には既に既に香は来ていた。
 香は、ちょっとためらってから、山田の車に乗り込んだ。
久しぶりに見る香は、髪を半分以下に切っていた。
山田は、黙って近くのラブホテルに車を入れて、黙って部屋に入り、香も後に続いた。

 部屋に入ると、山田はネクタイと上着をソファーに投げてベッドに横になった。
香は部屋の隅に立ち尽くしていた。
 しばらくの沈黙の時間が流れ、山田は言った。
「突っ立ってないで、舐めろよ」
ベルトを緩めて言った。
香は、しばらく考えてから、意を決して、ベッドに向い、山田のズボンのチャックを下げて、
山田の萎えたペニスを取り出し、口に咥えて舌を動かした。
山田のペニスは直ぐに勃起した
「動かせよ」
そう言われて、香は頭を上下した。
「脱がせろ」
香は口を離し、ズボンを脱がせ、山田の両足の間に体を移し、再び咥えた
山田はしばらく目を閉じて舐めさせていたが、やがて体を起こし、香の頭を押さえつけ、喉の奥に押し込んだ。
「気持ちいいよ。上手になったな。大宮に教えてもらったか?」
香は、口を離そうとしたが、頭を押さえつけられて離せない。
「ううご、うご」
と咽ながら、嗚咽した。


[75] 泣きながら  東風 :2021/10/19 (火) 14:15 ID:sV5CpEXQ No.29433
日頃から、遅漏気味の山田は、香のフェラチオくらいで射精することはなかった。
香の口の中と喉の感触の飽きた時、香の頭から手を離し、香はペニスから解放された。
 香は、ペニスから口を離し、唾液を垂らしながら、肩で息をした。
「まあ、前から怪しいと思っていたけど、とうとうバレちゃったね。別に来なくてもよかったのに何しに来たの?」
「・・・・・・・」
言葉はなかった。
「せっかく来たのだから、大宮とやる前に俺のも出していけ、口じゃあ出せないから、入れて行かせろ」
「・・・・酷い言い方・・・・、しない・・・・」
「そっか、出来ないか・・・、でもなあ、俺の立ってるし、やらせてほしいなあ・・・、良いじゃないか、旦那ともやってきたんだし、誰とやっても一緒だろ」
「嫌だ、しない、してない、旦那とも出来なくなったって言ったでしょ」
「何を訳の分からないことを言ってるんだ?往生際の悪い奴だなあ(笑)」
山田は、香の上に覆いかぶさり、スカートをめくり、下着を剥ぎ取り、両足を開き、ペニスを入れた。
香の陰部はやや濡れており、僅かな引っ掛かりはあったが、ペニスを飲み込んだ
「痛い、ギャー」
香は抵抗したが、山田は香の両肩を押さえ、強引に押し込んだ。
何度か、出し入れを繰り返したが、香は横を向き、感じるのを必死でこらえていた。
強姦している気分で山田はそれを楽しんだが、あまりに激しく突いたの山田も疲れてペニスを抜いて、香の横に体を横たえた。
「あんな画像を見られて、言えた義理じゃないけど、何もしてない。信じて・・・」
香は絞り出すように言った。
「わかったよ。そんなこと、何を言われても俺に確かめる術はない、これが初めてならねえ(笑)」
「・・・・」
「『ビビット来た』んなら、良いじゃないか。懐かしいなあ・・・、松田聖子だっけ?、あれって結婚したよね」
「違う・・・・何もないって・・・信じてもらえないかもしれないけど・・・」
「うん、信じない」
「・・・・・」
「いいから、入れろ、最後のセックスだ。こんなことなら、保険をかけておくべきだった。まあ、家内がいるからいいけど・・・」
「最後なの・・・」
と言って、香は嗚咽した。
「別に良いじゃないか、代わりはいるんだし、俺はこれから見つけないといけないから(笑)、それまではやらせてくれるか?」
と言って香に覆いかぶさり、香の両足の間に体を入れて、ペニスを入れた。
香は泣きながら山田に抱きついた。しばらく腰を動かした後、香の足首を持ち、体を屈曲させ、更に奥に差し込んだ。
そして、ひとしきり攻めた後、山田は自らの体を後ろに倒し、香を腰に乗せ、騎乗位となった
「ほら、もっと腰を前に突き出せよ」
そう言われて、香は泣きながら、腰を動かした
「出して―、中に出して―」
香は泣き叫んで絶頂に達し、山田も中に大量に射精した。


[76] 言い訳  東風 :2021/10/20 (水) 15:38 ID:Kscxe7Gg No.29437
すっきりと香の中に射精した後、双方、連絡を取ることはなかった。
仕事上も接点はなかった。
そして、1週間を過ぎたころ、香からメールが来た。
その内容は概ね

『今回の事はごめんなさい。また、同じことであなたを傷つけてしまいました。最低の女です。でも、このままだと、あなたの思っていることを認めたこととなる。
それは、私の中で納得できない。確かに大宮君に精神的に頼っていた。あなたに相談したいことは一杯あったけど、あなたが凄く忙しく、仕事上追い詰められて
いいることは、誰よりも分かっていた。だからついつい、大宮君の好意が分かっていて、甘えてしまった。でも、あなたが思っているような関係はないです。
あの画像も、例のシステムの難関がほぼ解決して、二人とも深夜までの残業を覚悟して電車で通勤していたので、完成のお祝いをデスクでして、ついつい
飲みすぎて調子に乗った結果です。その時の記憶も定かでなくて・・・。自分の思いと、記憶を整理しています。メールでは上手く伝えられません。
私にはあなたが必要です。あなたに代わる人はいません。ちゃんと説明します、あなたのどんな疑問にも応えます。是非あってください。
あなたのセックスの処理だけでもいいです。私の話を聞いてください』
と言うような内容であった。

『俺の代わりが大宮で足りていたなら、良いじゃないか。今回のシステムの件がなかったと思えば別に良いじゃない』
と返信した。
『あなたの代わりなんている訳がない。あんたに単純に嫌われたなら仕方ありません。しかし、誤解されて別れるのは辛いです。
お願いですから、チャンスを下さい。何でもします。』
と香からメールが来た。


[77] Re: 遅かった出会い  モリモリ :2021/10/20 (水) 17:33 ID:b.d9EFzo No.29438
香さん 浮気していないんでしょうか

大宮との事もまだまだ聞きたいです

息子さんとは

まだまだ続きお願いします


[78] 男の気持ち  東風 :2021/10/21 (木) 14:16 ID:vmrdbC1g No.29445
山田は、日々多忙を極める中、明らかにモーションをかけてくる女性が何人かいた。
年下の独身から、3歳年上の女性まで、何れも山田がその気になれば、何時でも抱くことは出来た。
 しかし、香に限らず、安定して妻以外の女性と関係を持つためには、適度な妻とのセックスも欠かすことは出来なかった。
加えて、香は、特に神経を使うことなくセックスを楽しめる関係であったし、仕事上の情報交換という点でも、
香からの情報は、会社全体の動きを把握するうえでは重要なファクターであった。

 山田は、 趣味も広く、特にライフワークとしているスポーツ競技や、業界他社とのシステム研究会はなど、
仕事以外にも多くの仲間や友人・先輩がおり、その関係でも女性と関りを持つ機会は多くあった。
「その気になれば何時でも」
と思う気持ちと、独身時代「来るものは拒まず」で生活していて、随分人間関係が面倒なことになった苦い経験から、
そういう行為に億劫(おっくう)になっていたこと事実であった。
 例えば、山田が気楽に関係を持った女性に対し、友人や知人が好意を寄せていることや、仮に関係を持たなくても、
明らかに自分に好意を持っている女性をに対し、友人が好意を持っていることを知ることは、山田にとって大きなストレスであった。
年輩の女性からも
「君ねえ、悪気はないと思うけど、誰にでも優しくしちゃダメよ」
と、釘を刺されたこともあった。
 そういう人間関係から抜けられなくなったのが妻であった。責任をとってというよりは、解けなくなったロープを解くのが
面倒になって結婚したというところだろうか。

 そういう意味では香は年上で、煩わしいことを考えなくてもよいある意味都合のいい女であった。
加えて、そもそも香は人妻であり、ないものと思えばそこまで。しかし、会社内に兄弟いることは、面倒な話で、
嫉妬というよりは、単純に不愉快な話で、香との関係を続ける意味は見いだせなかった。
そこで、香への返信には
『あなたの度重なる行動は、ことの真偽に関係なく不愉快です。セックスの相手としては良かったが、不愉快を感じてまで、あなたと個人的な関係を続けるのは面倒です。
火のない所に煙は立たぬ、あなたが大宮に好意を持たせてしまったことは間違いなく事実で、二人の間に体の関係がなかったとしても、それを知りながら仕事で大宮やあなたと顔をあわせることすら、余計なストレス。そういうストレスを乗り越えてでもあなたを選ぶほど、根性のある人間ではないことをあなたが一番知っているでしょう』
と、記した。


[79] Re: 遅かった出会い  ベンチ :2021/10/21 (木) 17:29 ID:P/GeArf. No.29447
話がどうなるんでしょう? どんな事でも聞くと言ってくる女は とても使い道があるようですが 勿体ないですよ

[80] 女の弱さ  東風 :2021/10/21 (木) 18:41 ID:hxHqdD.. No.29449
山田が多忙を極めるころ、香も追い詰められていた。
 山田との関係が深まる中、夫に対する嫌悪感が強くなった。
夫は、何とか香の気を引こうとし、香もそれを分かっていたが、分かれば分かるほど嫌悪感が増した。
それは、成長と共に物事が分かり始めた子供にも伝わり、子供も父を避けるようになった。
夫は、自宅でも孤立し、一人部屋に閉じこもり、酒量がふえ、生活も荒れた。当然、仕事にも支障をきたし、
家族ぐるみで香の実父もよく知る夫の上司から、苦情も届くようになった。
 夫のそのような状況は離婚を望む香にとってもある意味好都合で、弁護士を通して離婚調停に踏み切った。
この頃には、夫婦間の収入は逆転し、香ひとりの収入と実の両親の年金で生活に支障はなかった。
 一方職場においても、旧態依然とする部署で、大宮をはじめとする後輩の指示は得られていたが、
上司とは上手くいっていなかった。
 更に、精神的な拠り所となっていた山田も多忙を極めた。
 そんな時に、香の近くにいたのが後輩の大宮で、常に香を陰で支え、時には盾となって香を守ってくれた。
大宮に恋愛感情はなかったが、彼の優しさに甘えていたし、年下の男の子にチヤホヤされることに心地よさを感じてしまった。
 そんな時、お酒がはいり、失敗してしまった。香は、決してお酒に弱い体質ではなく、自宅でも両親と嗜む程度には飲んでいた。
しかし、酔うとガードが低くなるのは欠点だと理解していた。ある程度の酒量を超えると、急に記憶が怪しくなる・・・。
それに対し、山田との始まりの時は、山田は飲んでいたが、香は運転手として一滴も飲んでいなかった。
酔った勢いで山田との関係が始まったことでないことは、香にとって心の支えであった。

 そんな、思いと言い訳を何度もメール送り続けた。
しかし、山田からは、香の言い分と、システムから抜き取った大宮とのメールのやりとり
との矛盾点をあざ笑うように指摘され、追い詰められていった。



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