掲示板に戻る / 戻る
過去ログ[8]

過去ログ:
ワード検索: 条件: 表示:
※探している投稿記事が見つからない場合は「過去ログ」のページを変更して再度検索してみてください
検索結果:2


[7182] 薄い壁(16) ボー太 投稿日:2009/08/25 (火) 12:51
私は横山さんがトイレに立っている間、妻を苦笑しながら詰りました。
「何だよぉ、横山さんにベッタリしちゃってさ」
「いいじゃない、あなただって香織さんばっかり褒めるんだもぉん!」
頬を染めてほろ酔いを通り越した妻が、半分ムクれながら言い返します。
「どぉ?嫉妬しちゃう??」
「何言ってんだよ..まだまだ!」
妻は私を少し苛めようとしているのです。散々他人との擬似セックスなど、夜の行為の主導権を
握られたままでしたので、嫉妬心に燃える私を見たいのでしょう。
この妻の気持ちを逆手に取れば、思わぬ展開に発展する可能性が..
「まだまだ飲みますよぉ、ねぇ由佳さん?」
横山さんが戻りました。また妻とのカップルシート状態です。
「それなら、今度はワインを飲みません?」
「ほぉ、いいですねぇ!」
妻はフラフラと立ち上がり、赤ワインを持ってきました。
「あ、グラス換えましょうね..えぇと」
キッチンに立つ妻を舐めるように眺めながら、横山さんが言いました。
「だいぶ酔ってますかね?」
「えぇ、結構..でもアイツ、あそこからが持つんですよ」
「へぇ、強いんですねぇ」
「あはは、私も負けますよ」
妻がカップボードの上段から、グラスを背伸びして取り出しています。バンザイをする格好で、
脇の隙間から胸の膨らみが顔を出していました。
「新田さん、ちょっとお触りしちゃって..いいですか?」
「え?えぇ、さり気なくですよ」
「了解です、フフフ」
横山さんは立ち上がるとキッチンへ近づき、言葉巧みに背伸びする妻の腰へ手を添えました。
そして掌でスーッとヒップをなぞりました..
「大丈夫ですか?..代わりに取りましょう」
「あ、はい..お願いできます?」
明らかにオトコを意識した声音です。横山さんは妻の背後から手を伸ばし、密着するような格好
で棚からグラスを取り出しました。巧みなワザに感心します..
「うぅん..由佳さんの後姿、いいなぁ」
「え?もぉ、やだぁ..横山さん」
「いや綺麗ですよ、男には堪らない曲線です..」
その言葉に感じたように、妻はモゾモゾと腰をクネらせました。
「それにしても..由佳さんスタイル抜群ですねぇ」
「そんなこと、だって..お尻も大きいし、結婚して太っちゃったんです」
「いやいや、由佳さんぐらいが丁度良いんですよぉ、ねぇ新田さん?」
「えぇ、まぁ..そうかな?」
「ホントですかぁ?..横山さんって口が巧いわぁ」
「いやいや本当ですって!..ほら、触りたくなっちゃいます..」
サワサワと太股からヒップにかけて、今度は少しはっきりと撫でました。
「あぁん..」
妻は思わず声を出してしまいました。「もぉ!」と怒った振りをしながらテーブルに戻ります。
照れ笑いを浮かべた横山さんが「済みません..」と頭を掻きながら妻に続きました。
「お尻触った罰ですよぉ、これ一気に飲み干してくださいね?」
並々とワインが注がれ、それを横山さんが顔に掲げます。
「うわぁ、効きそうだなぁ..そうだ、これ一気に飲んだらご褒美下さいよぉ」
「え、何ですかぁ?ご褒美って」
「そうだなぁ..あ、なら由佳さんとキッスとか!」
「嘘ぉ!何それ?..合コンみたい..そんなのダメです!」
「じゃあ頬っぺには?ダメですか?」
妻が苦笑しながら私を見ました。
「あなた、頬っぺただって..どうする?」
「いいじゃないか、それぐらい!..減るもんじゃないしさ」
ニヤニヤしながら言う私を、妻は「最低ぇ!」とムクれます。そして横山さんに身体を預ける
ような姿勢を取ると、腕に絡み付いて言いました。
「横山さん、一気にですよ?..頬っぺにチュッならしてあげても」
「本当に!?..じゃあ、見ててくださいよぉ..ゴクゴク、ゴクゴク..んん!どうです!?」
「うわぁ〜スゴぉい!..大丈夫ですか??」
歓声を上げる妻。酔いの回った目で横山さんが誇らしげにグラスを掲げました。
「うぅ、効くぅ..由佳さん?キッス、キッス

[Res: 7182] 待ってました ぐん 投稿日:2009/08/25 (火) 14:37
続きをお願いします(*^^*)