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[3513] 3年前、それから4−3 忠太郎 投稿日:2008/03/20 (木) 16:23
〔断れない〕
「お茶のみにこない……」
雅子さんから誘われて、マンションに行ったのは丁度3時ごろでした。雅子さんのマンションは高層の最上階で、6LDKか7LDKかの超豪華なマンションです。
リビングだけでも30帖はあると思います。わたしが行った時は、もう真由美も恵子さんも居ました。コーヒーとケーキと楽しいおしゃべりで時間を過ごしました。子どもたちをお義母さんに預けてきたので、わたしも開放されていましたので遅くなっても平気でした。
夫もその日は出張で帰らない日でした。
「そういえば、この間業者の人が入ってましたよね。どこかリフォームしたんですか?」
真由美が思いついたように訊いたのです。
「あれは、お風呂をちょっと改装したの、豪華になったわよ。見てみる?」
「見たい!」
みんな興味がありました。それは、ほんとに豪華な浴室でした。浴槽も5、6人は優に入れる広さです。何よりも凄いと思ったのは、二面がガラス張りでそこからの眺めが素晴らしいことでした。でも、覗かれないのかな、と心配しましたが最上階なので、近くにそれ以上高いビルもありませんので大丈夫なのでしょう。
「ねえ、お風呂入らない、みんなで……。24時間いつでも入れるのよ」
「うわあー、入りたい! こんな眺めのいいお風呂にはいったら、凄いリッチな気持ちになれそうだわ」
真由美も恵子さんも“入りたい”、というので、わたしも特別お風呂に入りたいわけではありませんでしたが、一緒に入ることにしました。なんか修学旅行のようなノリでした。

「裕ちゃんのオッパイ素敵ね! 大きさも丁度いいし、形がいいわ」
雅子さんに言われると嬉しくなりました。でもさすがに雅子さんのボディーラインは素敵でした。肌もピカピカで、“お金かけてるな!”と思いました。
真由美はスレンダーな方ですが胸とお尻はそれなりのボリュームがあるので、羨ましいくらいです。恵子さんは中肉中背のタイプですが、色気があるというのか、とても魅力的なのです。“男好きがする”というのはこういうことをいうのかな、と何となく思いました。
女4人で、子どもの水浴びのようにはしゃぎながらの入浴でした。真由美が
「裕子のお尻ステキ! そそられるわ!」
真由美が後ろから抱き付いてきて、お尻のワレメに指を入れてきたのです。
「もう、よしなさいよ!」
といっても、真由美はなかなか体を離しません。胸も触ってくるし、太ももの間にも手を差し込んできました。ピッタリと閉じて抵抗したのですが、真由美の手の動きが、微妙に気持ちがいいのです。

雅子さんの提案で、お風呂から上がってみんな裸でいることになったのです。雅子さんは、いつもそうしているということでした。女同士だし、始めは少し恥ずかしかったのですが、お風呂の延長のような気分で、少し経つと快適でした。
まさに“裸にエプロン”で雅子さんが簡単な料理をつくってくれました。わたしもエプロンをしてお手伝いしました。
「旦那さんにも、この格好で食事を作ってあげると喜ぶわよ」
「ええっ、でも子どもがいるし、無理です」
「バカね、もちろん二人だけのときよ」
「裕子、あなたね、エプロンが凄く似合うわ。きっと、お尻の形がいいからね」
「そう、私もそう思ってたんだけど、大きくて丸いからいいのよ」
真由美と、恵子さんはコーヒーを飲みながら雅子さんとわたしが料理しているのを見ながら、好きなことを言っていました。

食事が終り、雅子さんがDVDを見ようとセットしました。いきなり雅子さんが映っていましたので、旅行にでもいったときのものかなと思って見ていたら、映っていたのはホテルではなく雅子さんのマンションでした。真由美が、気が付いて
「やだ〜、あの時のですか……」
と、しきりに恥ずかしがっていました。そのわけは直ぐに判りました。それは衝撃的な映像でした。真由美が知らない男の人のペニスを咥えていて、さらに真由美の後ろからお尻を抱えて雅子さんのご主人が挿入しているのです。雅子さんのセックスしている画面もありました。
わたしは口も眼も開けたまま、唖然として画面を見ていました。恵子さんは出ていませんでした。
“これが、スワッピングパーティーなんだ”
見ると聞くとでは大変な違いでした。恵子さんも真剣に見入っていました。いつしか、雅子さんがわたしに体をピッタリと寄り添い、胸を触ったり太ももを触ってきました。それは、夫が触ってくるのとは違って、軟らかくて気持ちのいいものでした。
同姓だし、わたしも良く触ったり抱きついたりするほうなので、気にも掛けませんでした。が、少し様子が違ってきました。頬をよせてきて、キスをしてきたのです。それは、ふわっとした羽毛に包まれるようなキスで、いやらしさもなく、思わず舌を絡めあっていました。そして雅子さんの唇は、首筋から乳房、脇腹、太ももと移動して、私の薄い繁みにキスをしたのです。

なぜか力が抜けて、抵抗できませんでした。されるままに脚を開き、膝を曲げて濡れた花びらを雅子さんに晒していました。雅子さんの舌は小さく細く穿つように刺激してきます。生れて初めての快感でした。夫が舐めてくれるのとは全く違う快感なのです。
雅子さんも体の向きを変えて、自分の繁みをわたしの顔に寄せてきました。同じようにしなければ悪いような気がして、ワレメに沿って舌を這わせ、夫がしてくれるのを思い出しながら同じようにしました。
すぐ脇では、恵子さんが真由美と可愛い声を出しながら抱き合っていました。
レズビアンの気持ちがわかるような気がしました。男とは全く違う快感でした。でも、フワフワした悦楽のなかにいても、何か征服されるような快感が物足りないのです。雅子さんと花びらを押付け合っても挿入がありません。それでもわたしは雅子さんの舌でイってしまいました。

「今度の土曜日にパーティーするから来て……」
朦朧とした意識で頷いていました。恵子さんは、参加することに積極的でした。
はっきりした意識で、レズとはいえ、少し夫に対する罪悪感もありました。でも、何て言って誘えばいいんだろう。それに、そのときに気が付いたのですが、今度は、相手が雅子さんではなく、木村さんだったり、真由美の旦那の岡田さんだったり、パパの友人の田中さんだったりするのです。男の人が相手なんだということをすっかり忘れていました。うっかり、大変なことを言ってしまった。夫が怒り出したら、と最悪の状況も考えました。“無理だ。とてもできない”
そんなわたしの気持ちを察したかのように雅子さんが
「これを健ちゃんに見せて、もちろん、一緒に見るのよ。抱かれながらね!」
言われた通りにしました。建次はやっぱり助平でした。でも
“あたし、雅子さんとレズしたのよ”とは言えませんでした。