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[3509] 3年前、それから4 忠太郎 投稿日:2008/03/20 (木) 08:58
〔きっかけ〕
雅子さんの家から戻った日は、精神的な興奮がずーっと続いて、悶々としていました。
SWの話は、自分の気持ちの中では整理していたつもりなのですが、結局頭から離れませんでした。
真由美の体験もリアルだったし、雅子さんの話も説得力があったし、様々な場面が頭の中でぐるぐると回っていました。
その妄想のなかで、夫と雅子さんがセックスしている空想とか、わたしが雅子さんのご主人に抱かれている映像とかが浮かんでくるのです。打ち消そうと思っても、気持ちを切り替えようと思って、テレビを見ても、また同じような空想が浮かんでくるのでした。

その日は、夫が早く帰ってきました。
「パパ、子どもたち、お風呂に入れちゃってくれる……」
「少し早いんじゃないの……」
「いいの、今日は疲れてんだから」
と、子どもたちを早く寝かせました。夫は、パジャマ姿でテレビを見ながら、布団のうえでゴロゴロしていました。
その日は、体が“疼く”というのはこういうことなのかしら? と思いました。なんか、熱くて、それが体の中心に集まっていくような気がして、あそこが潤んでくるのです。
“思いっきり、抱いてほしい!”と思いました。そんなわたしの気持ちも察しないで、ゴロゴロとテレビを見ながら居眠りしている夫を見ていると、腹が立ってきました。
お風呂から上がって裸のまま、居眠りしている夫に抱きつきました。 突然だったので始めは少し驚いたようですが、直ぐに応えてくれました。
夫が“雅子さんもいい女だ、とか、真由美も恵子さんも、遣らせてくれるんなら喜んじゃう”って言うんで、嫉妬心で体が熱くなっていき、自分から積極的に求めていきました。
“建次はわたしのものだ。浮気をしたら許さない!”と思いました。体が融けてしまいそうな感じで、凄く貪欲になっていたような気がします。

いままで、夫が喜ぶと思って色んなことをしてきましたが、自分から“抱いてほしい! してほしい!”と思ったのは初めてでした。それほど、真由美や雅子さんの話が、わたしにとってはカルチャーショックでした。
そして、その日、セックスをして、“ホントのセックスってこういうものなのかな………”と漠然と思いました。