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[2657] サクラチル−2章−3 藤島誠◆FIRAuA 投稿日:2007/12/03 (月) 01:19
■2−3

こうして、妻は日本に戻ってきました。豊胸手術をしていたのは驚きましたが、確かに綺麗になったしちょっと新鮮な印象を受けました。
妻に現地での生活を聞きましたが、仕事が忙しく、専務には殆ど抱かれていないと言っていました。
真実かどうかを調べる術がないので、本当かどうかわかりませんが、私は妻を信じてみることにします。
ニューヨークに行ったのは、遊びに行ったのではない、仕事に行ったのだと安堵を覚えました。専務もソコまで私物化をしないだろうとこの時は考えていました。

食事を終え、自宅に帰ってきました。久しぶりの家族団らんです。妻は娘と一緒にお風呂に入っていました。
娘が先にお風呂から上がると、嬉しそうに私に報告してくれました。
「ママね、おっぱいすっごい大きくなったよ。あたしビックリしちゃった。それにすっごくスタイルもいいの。あたしも大きくなったらママみたいになりたいなー」
「そ、そうか・・・なれると良いね。」
しばらくすると、妻も上がってきました。妻はパジャマ姿でしたが、思わず胸元を見てしまいました。
「はぁ、良いお湯だった。な、なによ誠君、あんまりあたしの胸ジロジロみないでよ・・・恥ずかしいじゃない。」
そう言って妻は両手で胸を隠す仕草をしました。
「ははは、ごめん、思わず見とれてしまったよ。」
「もう、誠君ったらエッチなんだからぁ。」

そしてその日の夜、久しぶりなので、妻を誘ってみました。
「さ、桜子、ほら、久しぶりだしさ、しないか?」
「誠君・・・ええ、でも恥ずかしいから電気は消してね。それと、今日はゴムつけてね。」
「え、ピル飲んでるんじゃなかったのかい?」
「え、えっとその・・・そう、今、切らしてて飲んでないの。最近じゃ専務ともゴムをつけてるのよ。」
専務の話が出てくるのはちょっとイヤでしたが、専務も桜子に飽きたのかそれほどしてないのかなと思っていました。
「うん、わかったよ。」
そうして妻が受け入れてくれたことに単純に嬉しく思いました。
電気を消して、私は妻に近づいていきました。そして妻にキスをしました。キスをして感じたのは、かなり濃いタバコのニオイでした。専務に何度も煙を吹き込まれているうちにニオイが染みついてしまったのでしょうか・・・でも、そのことを確認する勇気は私にはありませんでした。
服を脱がせ、胸を触ると、大きさに驚きました。
「すごいな、この大きさ。」
「あんまり言わないで。いたっ!まだ手術の痕が痛いからあんまり激しく揉まないでね。」
「あ、ああ・・・ごめん」
私は妻のスリットに手を伸ばし、触ってみましたが、あまり濡れていません。
「ごめんなさい・・・あ、あ、あの・・・久しぶりだからあんまり濡れてないのかも。」
「いいよ、しょうがないよな。ちょっとなめてから入れてもいいかい?」
「ごめんね。」
妻のスリットをなめ始めましたが、いくらなめても濡れてきません。それにここもちょっとタバコ臭いような気がします・・・
「き、気持ちいいかい?」
「え?気持ちいいわよ。誠君とするの久しぶりだから感動してて・・・ああっ・・ああーん、もっとなめてぇぇ・・・はぁぁぁ」
「そうか。その、もう入れていいかな?」
「え?ええ、来て・・・でも、あんまり濡れてないからゆっくりね」
「いれるよ・・・」
久しぶりに妻の中に入れたとき、少し緩くなったような気がしました。しかし、すぐ締まってきたので、私は腰を動かすのに夢中になりました。
「はっはっはっ、んっ、はっはっはっ」
妻はあまり声を出しません・・・横を向いて目をつぶってちょっと涙ぐんでいます。
「ィャ・・・」
「ん?なんか言った?気持ちいいかい?ぼ、僕は気持ちいいよ。そろそろイクかもしれない。」
桜子は思わず拒否の言葉を口にしてしまった。幸い誠には聞こえていなかったようだが、この時の桜子は誠のペニスを汚いと感じてしまったのだ。
「はっはっはっ、き、きもちいいわ、誠君、来て」
「うっ・・・はぁはぁはぁ桜子、気持ちよかったよ・・・桜子、愛してる・・・ちゅっ」
「あたしもよ・・・」
私がキスをすると、妻はぶるぶると震えていた。
「どうしたの?」
「え?ちょっと寒いの・・・」
「そうか・・・大丈夫か?風邪でも引いたかな?じゃあ、僕は汗かいたから、シャワー浴びてくるね・・・」
「ええ、疲れたのかも。。。あたしは少し布団で暖まってから行くわ。行ってらっしゃい。」


誠はパジャマを着て出て行った・・・

桜子は誠に触れられても全く濡れなかった。それどころか、"淳也だったら、淳也となら"と考えてしまっていた。そして、誠に入れられる瞬間、明らかに嫌悪した。誠にはそれを悟られないようにと演技をしたが、耐えきれず思わず涙がこぼれたのだ。
誠の小さなペニスでは膣に入っている感覚が無く、全く感じなかった。それに誠はすぐにイッテしまい、それも不満だった。
ついには、誠からキスをされるだけで嫌悪のあまり震えてしまったのだ・・・
そして、その体の正直な反応に桜子は懸命に否定して、また泣いてしまった。
「ちがう、違うのよ!愛してるのは誠君のはず!そんなことないのよ!違う!ああ。あたしどうしたらいいの・・・・淳也ぁ・・・どうしよう。。。あたしおかしくなりそうだよお・・・」
最後に思ったのはやはり川端のことで、一瞬川端に抱いてほしいと思ったが、すぐに否定しようとした。考えれば考えるほど川端のことを思い出してしまっていた。
そして、誠がシャワーから帰ってくる前に桜子はいつの間にか眠りについていた。

「おまたせ、桜子、シャワー浴びてこいよ・・・あれ?なんだ寝ちゃったのか・・・やっぱり疲れてたんだな・・・桜子には悪いことしちゃったなあ・・・」
誠は桜子の横に入り、桜子の肩をポンポンと叩きながら眠りについた。桜子が泣いていたとは気が付かずに・・・・

翌日の月曜日、桜子は午前中に行われる役員への報告会のため誠と二人で出勤した。
誠はいつもの資料倉庫、桜子は専務室へ向かった。
桜子は専務室に入ると、カギをかけた。大きく息を吸い込み、川端の匂いを吸った。そして鞄からタバコを取り出し、火をつけた。深くタバコを吸い、ショーツの上からスリットを軽く触ってみると、それだけで桜子のスリットはビショビショになっていた・・・
「淳也ぁぁ、会いたいよおお・・・はぁぁ・・・あたしは寂しい・・・・2週間は長すぎるよ・・・ほら、今日は胸とお臍にピアスつけてるんだよ・・・触ると気持ちいいよ・・・あなたからのプレゼント大事にしてるからね・・・昨日別の人のおちんちんが入っちゃったの・・・早く淳也のであたしの中綺麗にして・・・早く」
少し涙ぐみながらもう一度タバコを吸い込んだ。

「よしっがんばってくるからね、淳也、あたしを見守っていてね・・・愛しているわ。」

そして、報告会では見事川端の代理を務め、アメリカ進出の事業も大きく前進していることを役員連中に納得させた。
桜子の説明は大変評価も高く、役員たちからは拍手が溢れた。
そして、報告が終わり、会議室から出るとすぐさま専務室に戻り、川端に国際電話をかけた。
川端が出ると、桜子はうれしさのあまり、叫んでしまった。
「Hello?」
「あ、淳也?淳也?あたし、桜子よ!!」
「おお、桜子かどうだ、家族とは仲良くやってるか?」
「え、ええ、問題はないわ。」
「そうか、それは良かった」
「そんなことより、電話をしたのはね報告会の話なの。さっき終わったところで、役員の人たちに拍手もらっちゃった!」
「ほう、すごいじゃないか。えらいぞ。帰ったらたくさんご褒美やるからな。」
「うん!楽しみにしてる。」
「では、帰るまでは家族と楽しんでくれ。」
「え、毎日電話しちゃだめ?」
「ああ、だめだ。この2週間は俺のことを忘れてしっかり家族と楽しみなさい。」
「わかったわ・・・ちょっと寂しいけど家族のことも大事よね。」
「わかってくれて嬉しいよ。さすが俺の桜子だ。」
「えへへ。じゃあ、またね・・・愛してるわ。」
「俺も愛してる。」

桜子は川端と電話で話せて嬉しかったのだろう。上機嫌で会社を出て行った。
会社を出てすぐにタバコが吸いたくなったので、喫茶店に寄ってタバコを吸っていた。もう、桜子は半日以上タバコなしでは考えられなかった。タバコを吸っていると自然と愛液があふれ出してくるようになっていた。
「やだ、すっごい濡れちゃってる・・・トイレで拭いてこなくちゃ・・・」
そして、喫茶店を出てすぐに無意識にタバコに火をつけていた。

帰宅すると、さすがにタバコ吸えないので少しイライラしていたが、ぐっと我慢して家庭の顔に戻っていた。

2週間の休暇の間、昼間は喫茶店に行ってタバコを吸いながら本を読み、夕方からは家事にいそしんでいた。そして夜になると酒を浴びるように飲んでいた。
この2週間の間何度か誠に抱かれたが、一度も感じることができず、誠には感じている演技をしていた。その誠との行為がますます川端への思いを強くしていくのだった。
こうして2週間はあっという間に過ぎていったが、川端が戻ってくる前日には浮き足立つほどだった。

帰国の前日、桜子は誠に相談した。
「誠君・・実は専務から連絡があって、明日帰国するから空港に一人で迎えに来いって言うの・・・その・・・行ってもいいかな?た、たぶん夜遅くなると思うけど・・・」
「え?そうか、ついに帰国するのか。専務の命令なんだろ?わかったよ。。。行っておいで。」
「ごめんね・・・ぐすっ・・・ほんとはもっと誠君と一緒にいたいよ・・・もう、専務と会いたくない・・・このままの生活が続けばいいのに・・・ぐすっ」
「そうだな・・・僕もそう思う・・・桜子にはつらい思いをさせてごめんよ・・・」
「あたしの方こそごめん・・・誠君そっちのけで・・・ぐすっ。じゃ、じゃあ、明日空港まで迎えに行ってくるわね。大好きよ・・・」
「ああ、気をつけてな・・・」
桜子は今までは誠に対して嘘を言うことはほとんどなかったのだが、川端との関係が深くなっていくと誠に対しては平気で嘘を言うようになり、嘘泣きまでするようになった。逆に川端に対しては自分に対しても川端に対して嘘偽りはなくなっていた。
桜子と誠の心の繋がりは消え失せ、川端との繋がりが強くなっていた。