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[2244] 珠代への罠D のりのり 投稿日:2007/07/21 (土) 16:25
みなさん、コメントありがとうございます。更新が遅れており、申し訳ありません・・・・。

*****************
「えっ?」
珠代は思わず声をあげた。
「そのブラウスをここで脱いでいただきたいんです。そしてまた食事を進めたいんですが、無理でしょうか」
斉藤は躊躇することなく、やや冷徹な言い方でそう珠代に言った。
「いや、奥さん、変に思わないで、斉藤さんのお気持ちを察してあげてください。斉藤さんはお寂しいんですよ。何とか慰めてやってはもらえませんか。私からもお願いします」
社長もそう言って、頭を下げるような仕草をした。
珠代は当惑した。自分のわがままで斉藤に迷惑をかけてしまったことは十分に理解できる。自分ができることなら何とかやってあげないと。実際、そうするとも宣言してしまった。しかしブラウスを脱げだなんて、そんなことが、私・・・・。心の中で葛藤する珠代に
「奥さん、斎藤さんへのご迷惑も少しは汲んでやらないと。奥さんのほうは家が建つのでそれはもう満足かもしれませんが」
「そtれはそうですが・・・・」
「土地を譲ってくれたのは斉藤さんのご決断なんです。少しは答えてあげないと」
「しかし・・・・」
珠代は押し黙って、ただ下を見た。そして唇をかみ締めながら、斉藤をじっと見つめる。
「奥さん、すいません、こんな変な要望を出してしまって。しかし今夜で私は土地の件をすっかり忘れ去りたいんです。勝手かもしれませんが、羽目を外したい。それがいろいろと我慢を重ねてきて事をおかしくしてしまった自分がやるべきことだと思ったんですよ。そして家内とも早くやり直したい」
斉藤は珠代を見つめて言った。
「ここまで斉藤さんを追い込んでしまったのも、奥さんのわがままのせいだともいえるかもしれませんよ」
一方的な言い分ではあったが、この社長のセリフは珠代の心に鋭く突き刺さった。
「わたしのわがままのせい、ですか・・・・」
「ええ」
社長が答える。酔いのせいか、それ以上冷静に言葉を返すことが珠代にはできなかった。斉藤、そして社長の主張がもっともなものと聞こえ、それで斉藤が満足するのであれば、やるべきじゃないのか。それで全てが終わるのなら・・・。
「わかりました。私、脱げばいいんですね」
決断した珠代がそう答えた。
「すいません、こんなことを言ってしまって」
そう言う斉藤に対し、珠代は
「いいんです。これで償いができるのであれば、私、やりますわ」
ときっぱりと言った。
酔いが手伝っての発言であったことも事実だった。服を脱ぐことで納得してくれるのなら。珠代はそう考えた。
いすから立ち上がり、斉藤に恥ずかしげに背を向けると、珠代は純白のブラウスのボタンに手をかけ、上から1つずつ外し始めた。沈黙の空間で、わずかに上気した珠代の息遣いだけが聞こえるようだった。全てボタンをはずすとブラウスのすそをベージュのタイトスカートから抜き取り、躊躇することなく脱ぎ去ると、珠代は空いた椅子の背にかけた。そこにはあの夜の黒いブラとは違い、派手目なレースに縁取られた、薄い水色のブラに胸の隆起をかくしただけの35歳の人妻が立っていた。
「さあ、どうぞ、こちらを向いてお座りになって」
斉藤はそういうと、珠代のグラスにワインを足した。珠代は恥ずかしげに椅子に座ると、思い切ってグラスの半分近くまで一気にワインを飲んだ。
「しかしお子様が二人で35歳の奥様とはとても思えないスタイルをされていらっしゃる。どうですか、斎藤さん?」
珠代のとなりに座る社長は、その酔いがまわった視線で、じっと珠代のブラのふくらみを凝視して言った。
「見事だ。見事な体かと思います」
満足したような表情で斉藤もそう答える。
「いやですわ、恥ずかしい・・・・」
珠代はその胸を両手で隠そうと必死であった。
「どうか隠さないで。普通にしてらしてください」
斉藤がまた冷たいトーンではっきりと言った。
「胸も立派じゃないですか。全然小さくなんかない」
そう話す斉藤に、
「巨乳なんかよりも、奥様のようなやせ型にこうした形がいい胸が出てるほうが、よほど男をそそるもんですからな。はっはっは」
と社長が続けた。
あきらめた珠代は上半身ブラだけの姿で、そのまま二人のお酌を続けた。自分の飲む量もブラウスを脱いでから一気に増えていった。

7時前に到着した二人だったが、既に9時前になっていた。しかしお開きにしようというそぶりは全く見られない。ブラウスを脱いだままの珠代はワインが進んだせいか、或いは男二人からの離れない視線のせいか、体がほてってどうしようもない状態だった。
いやだわ、私。こんな姿を見られて少し興奮しているみたい。
会ったばかりの見知らぬ男性の前で下着姿でこれほど長時間いたことは勿論それまでになかった。珠代は時折自分の乳首の状態が変化することに戸惑っていた。
そのままの状態でしばらくワインを傾けながら雑談を進めていたとき、突然珠代は足の内側に斉藤の足が侵入してくるのに気づいた。テーブルの下で、斉藤は足を伸ばし、器用に珠代のスカートの中に入れ、つまさきで腿の内側にどんどん入り込んでくるのだった。
突然のことに珠代は拒絶のセリフも言えず、目の前に座る斉藤をじっと見た。
斉藤は全く表情を変えず、社長との会話を楽しんでいる。
「いやだ・・・・・」
上半身ブラだけになってから、珠代を妙な興奮感が襲っていた。そこに斉藤のつま先の攻撃が加わり、珠代は少しずつ妙な気持ちになっていった。
斉藤の足はパンティーストッキングごしに珠代の秘所に到着し、指先でそれをいじめ始めた。まるで手の指のように、それは巧みに動き、珠代のクリトリスに少しずつ刺激を与えていった。
「やめて、そんなこと・・・・・」
珠代は心の中で必死に耐えながら、斉藤を見つめた。
「簡単なゲームでもしませんか、ここで」
珠代が斉藤の足の攻めに困惑しているとき、社長が突然そう提案した。
「ゲーム、ですか?」
つま先を珠代の秘所に突っ込みながら、斉藤が興味深そうに訊く。
「少し子供じみていますが、トランプなど使って。どうも斉藤さんはまだ沈んでいらっしゃるようですからな」
社長がそういうと、斉藤が
「いいですね」
と席を立つと、リビングから手際よくトランプを持ってきた。
「簡単ですよ、好きなカードを1枚ずつ引いて、1番大きい人が勝ち、小さい人が負けです。勝った人は負けた人に罰ゲームが
要求できる。どうですか」
「待ってください、何ですか、その罰ゲームっていうのは」
そういう珠代の発言を無視して、社長はカードをテーブルに積んだ。
「ほんのお遊びですよ、お遊び。楽しくやりますしょうや、奥さん。ねえ」
社長は珠代に親しげに声をかけた。
ワイングラス片手の斉藤は笑みを浮かべながら言う。
「罰ゲームって、なんだか王様ゲームとかいう遊びみたいですね」
「ま、いいじゃないですか。たまには童心に帰って遊ぶっていうのも。違いますかな」
そういう社長に斉藤も
「いやなことは忘れて遊びましょうか、今夜は」
と答えた。