昔の話
24 Re: 昔の話
シン
2024/05/05 (日) 10:59
No.31335
「女性が真ん中でしょう〜」
「そうだよな。ルミ子がお姫様だからね」
「ありがとう!お姫様だってよ!いつもは居酒屋とかばっかりだから地味〜になんだけど、せっかく今日はオシャレして来たからうれしい」
「アハハ!確かにいつもはそうだ。じゃ、こんな綺麗な店だと緊張しちゃうじゃない?」
「そうかもね。緊張して酔ったら助けてよね」
「男2人居るからご心配無く」
「そうですよ奥さん、楽しく飲んでくださいね」
「うちのはともかく、裕二さんがいらっしゃるから大丈夫ですね」
「オイオイ、俺は頼りにないのかぁ!それじゃ送り狼になってえやるわ!」
「ねぇ、送り狼出来ないでしょ?飲み過ぎた酔っ払いの送られ狼になるくせに・・・だから、その時は裕二さん!よろしくお願いいたします」
「ハイ、了解しました。しかし、お二人の夫婦の会話って面白いですね。シンよりも年上の感じになってますね」」
「アハハ!そうですかね〜結婚するとわかりますよ」
「ねぇねぇ、うちら傍から見ればどう見えるかな?2人で女性を取り合いしてるとか見えるかな〜」
「それは考え過ぎだろう〜普通の仲間だと思うよ」
「そうか〜ルミ子はどう思う?」
「私もそれは考え過ぎよ。でも、男性から取り合いされるって少し気持ちいいかもね」
「そうか〜それじゃルミ子を取り合いしますか〜なぁ裕二?」
「アハハ、よし、やるか〜」
裕二が笑い、ルミ子も笑っている、少し砕けてきたのかと感じた。すると丁度よくビールや食事が出てきた。
「久しぶりの再会を祝して 乾杯!」
「乾杯!」「乾杯!」
皆でグラスを傾けた。まだまだ笑い話が続き、楽しく1時間ぐらい食べて飲んで時間が過ぎた。お洒落で良かったのだが、私等にはお洒落過ぎた、お洒落には話せるが、はしゃぐという感じではなかったので、美味しかった食事を済ませたらまだ時間があるので裕二と相談して場所を移動する事にした。