コンビニ物語
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Re: コンビニ物語
ブロンコビリー
2022/01/01 (土) 21:14
No.29683
「ねえ？あなた？先月採用した斎藤さん。凄く仕事が出来るってスタッフから好評よ。」
久しぶりに主人を交えての夕食。普段は店の事に掛かりっきりで、こうして夕食をするのは珍しくもある。私は坂崎朋子。40歳。主人と結婚して20年になります。5年前に脱サラしてコンビニを始めた時は借金もあり人手も足りなくて大変でしたが今は人手が足りない以外は順調に店は運営されてる事に安心してます。
「なあ？朋子？例の話なんだけどさ。。」
「また！？その話止めてよ。久しぶりに二人で食事してる最中なんだから。」
例の話と言うのは主人の趣味の話だ。それも、、性的な話。私には理解出来ないが主人は私が主人以外の男性と仲良くしたり、、セックスしたりするのを希望する。世間的には【寝取られ】と言うらしい。最初にその話をされたのは1年前だ。その事で少し夫婦間が険悪になったりもしたけど今はそうでもない。私が聞き流すようにしてるからだ。
プルル♪プルル♪「はい。坂崎。うん。うん。分かった。行くわ。朋子、環状２号店行ってくるわ」
「えー！またあ！久しぶりに二人揃っての夕食じゃない！」
主人はゴメンゴメンと言う仕草をしながら慌てて家を出て行く。こんな生活が5年続いている。正直、うんざりだがコンビニ経営の宿命なのかもしれません。