コンビニ物語
16 Re: コンビニ物語
ブロンコビリー
2022/01/05 (水) 20:45
No.29710
「あーそうだ!マネージャー!これこれ!」
夜勤上がりの斎藤さんと引き継ぎを済ませると斎藤さんは紙袋を私に手渡します。
【いーから。】とジェスチャーをして本人はさっさと帰宅してしまいます。

「もー!なんなのよー!」
突然渡された袋を開封すると出てきたのは新品のサイクルウエアの上下でした。しかも、、私が好きな色のピンク。。そして、、茶封筒。。私は自分のロッカーにそれを入れると落ち着かないソワソワした気持ちで業務にあたります。

【あの一件】が何も無かったように斎藤さんは私に接する。ラインもたまにやり取りしたりするのだが自転車の話題や音楽の話題、店での事などだ。自分の過去の事などは何も話さない。常に私の話を聞いてくれる感じだ。その事にも好感を持っている。ただ、、車で大きな身体で抱きしめられてされたキスは身体に刻み込まれてる感じがした。私の2番目に恥ずかしい場所の口の中に【ヌルッ】と舌が絡みつき、、舌全体は勿論、唇の裏や歯茎も愛撫されてしまった。

家に帰りリビングで夕食を済ませると一人でプレゼントされたウエアを着てみる。嬉しくて顔がほころぶ。鏡に何度も何度も映してはポーズを決めて見たりもする。
そして、、何が書かれてるのか分からない茶封筒を勇気を出して開封してみます。

【何時も親切にして頂いて有難う】
その短い文章に私は嬉しくて泣いてしまいました。忙しい主人にはかけられた事が無い言葉。
私の心の中で斎藤さんの存在がドンドンと大きくなる。小さな心はもう溢れそうで我慢が出来ない。
でも、、私は既婚者。。それは許されない。。