お義父さん
8 Re: お義父さん
アグリカルチャー
2021/09/29 (水) 06:20
No.29325
 《9月9日》
朝、何時ものように目を覚ました。
朝日が眩しくて、今日も天気がいい。

          ・〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜・
下半身に異物感を感じた。
そっと、ソコに触ると濡れていた。
昨夜の記憶を辿る。
夢を見ていて・・・・お義父さんが私の中に入って来て・・・・私、一突きで逝かされた。
私は指を中に入れて中の様子を確認した。
射精された形跡は無かった。
お義父さんは、私の中に挿れて私を逝かせて終わったようだ。

朝食の準備をしているとお義父さんが起きて来ました。

 「おはようございます」と私は朝の挨拶を

お義父さんは、俯いたまま挨拶をする。
私と目を合わせてくれない。
お義父さんは、そのまま庭に出て納屋へと行った。

翔馬を起こして、朝食を食べさせ登園の準備をする。
翔馬の手を引いて庭に出る。

 「お義父さん・・・送って来ます。帰ったらすぐに朝食にします」

 「構わんよ。ゆっくりなっ・・・気を付けて」

背中を向けたまま、お義父さんは言います。

 「じいちゃん!行ってくるねっ」

 「ああ、気を付けて行くんじゃぞ」

お義父さんは、手を上げて翔馬に応えました。

翔馬の乗った送迎バスを見送って家に帰りました。
台所に行くと居間でお義父さんは新聞を片手に、お茶をすすっていました。
テーブルに朝食の料理を並べます。

 「すまんな、いつも・・・・・・・ゆ・・ゆう・・・」

お義父さんは、何か言いたそうにしながらも、食べ始めました。
私は台所に立って洗い物を始めます。
背中にお義父さんの視線を感じます。
股間に異物感を感じ、頭の中を昨夜の事が過ります。
「ふうぅぅ」と溜息が出ます。
背中に気配を感じて振り向くとお義父さんが食器を手に立っていました。

 「ご馳走さん・・・何時もすまんなぁ・・・」

 「わっ・私・・運んで片づけるから・・・」

お義父さんは「昨夜は・・・すまんかった・・・」と小さな声で言うと、背中を向けました。
寂しそうなお義父さんの背中に「お義父さん・・私も、お話が・・」と声を掛けようとしましたが、お義父さんは出て行きました。
お義父さんは午前中、部屋に籠ったままでした。

          ・〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜・
部屋に戻った太志は仰向けになって天井を見ていた。
昨夜、桂子の部屋の前を通った時、わずかに開いていたドアの隙間から見た寝姿。
パジャマの胸は開けて・・・ズボンの中に手を入れていた桂子。

 「桂子さんの姿を見た時、ワシは我慢できんかった・・・好江が死んで・・・一つ屋根の下で桂子さんを見ていると・・・」
 「家事をする桂子さんの姿。偶然見えた胸元・・・薄いシャツに透けている下着・・・手の届く所にいる女・・・桂子」
 「我慢しなければならん事はわかっているんじゃが・・・」
太志は大きな溜息をついた。
 「とにかく謝らなければならないな・・・・ちゃんと謝って・・・」