遅かった出会い
64 アナルセックス 考察
東風
2021/10/08 (金) 10:01
No.29394
その後もしばらくは、ホテルでの逢瀬のたびに山田は、香の肛門にペニスを差し込んだ。
香が安全日で中に出してよい日や、口の中に出したいと思っている日は、セックスの途中でコンドームをつけて、
コンドームを付けた状態で肛門に差し込み、その後、コンドームを外し、再び膣を使った通常のセックスに戻った。
また、妊娠の危険性が高い日は、セックスの最後に挿入して、肛門の中に射精した。
 肛門を使ったセックスに対し、香は、膣でのセックスとは違った反応を示し、山田はそれに満足していたが、
その姿が、演技なのか?とも思われた。
 山田のセックス経験と香のセックス経験のどちらが多いか、それを比べることはしなかったが、山田経験上、
女という生き物は、日によって、また、男性の勃起の度合いによって、感じ方が異なり、時には男性の征服感を
満たすために、演技することくらいわかっており、女の反応を額面通りには、受け取っていなかった。
また、この頃の山田は、やや年上の香に甘く見られないよう、殊更、クールに振舞っていたのも事実であった。

「お尻もいいけどさあ、後が大変なんだよ・・・」
「何が?」
「あなたと分かれた後、車の中でも家に帰っても、しばらくは、ずっとお尻の穴に何か挟まったみたいで・・・」
「ふーん・・・」
「わかんないよね、この感覚。それにね・・・・」
「何?」
「言いづらいんだけどお、後から出てくるの・・・、ずっと遅れて、急に。普通に中に出されたときも出てくるけど、
タイミングが違うの・・・。ホントに忘れたころに出てくるの・・・」
「それは大変だね(笑)」
「あなたは、前と後ろとどっちが気持ちいいの?」
「正直言って、前の方が断然気持ちいよ」
「私もよ。でも、快感の種類が違うんだよね。別の物・・・」

 そんな会話があってから、徐々にアナルセックスの回数は減ったが、指先で肛門を刺激したり、69の際に舌先で刺激することは、続けられた。
 二人にとって、山田にとってアナルセックスは、決してペニスへの快感が良いものではなく、無意識に蠢く膣に勝る穴はないということになる。
確かに妊娠の心配はなく、女性に対する征服感はあるものの、処女膜があるわけもなく、女性にとって初めての行為かどうかも確かめようがない。
女は、「嘘をつく生き物」である。