遅かった出会い
63 あなる
東風
2021/10/07 (木) 14:25
No.29389
 息子の行動に対し、注意を払うようになった香だが、下着の趣味には変わることはなかった。
「下着を干すのは自分の部屋にするようにした」
とのことだった。
 夫との家庭内別居が定着し、娘と同じ部屋で寝起きしていたが、最近、部屋を区切って娘と共用を始めたらしい。
しかし、それは、香の言葉であり、山田にとっては、確認のしようがなく、
「ふーん」
というつれない返事であった。
 そこからは、香夫婦の関係が修復が困難な状況であることは理解できたが、同居している状況であれば、どんなきっかけで改善されるかは分からず、山田にとってはうらやましく思うとのことあった。
 そのため、山田の香に対する猜疑心は変わらず、週に数回のセックスは、山田の心理状態が反映されたものであることは変わりはなかった。
香も山田の執拗な肉体に対する攻めに日々新たな快感を感じていた。
この日も、山田は、香のパンティーの横からペニスを挿入し、膣の中で動かし続けながら、衣類を徐々に脱がしていった。
騎乗位での陰部への攻めと乳房への刺激で登りつめた香は、ペニスを入れたまま背部に倒れた。
山田の眼前には、自らのペニスを咥え込んだ香の性器が露わとなった。
そこに加えて、露わになったクリトリスと指で刺激すると香は更に快感を大きくし、
「いやー、ダメ―、許してぇーー」
と大きく叫び、体を更にのけ反らした。
いきり立ったペニスの根元に痛みを感じた山田は、ペニスを引き抜くと、香の愛液を滴らせたペニスが勢いよく飛び出した。
しばらく、息を弾ませた二人だったが、息が治まると山田は香を引き寄せ、抱き合いながら布団に包まった。
しばらくすると、香の体を反対に向けて、まだ固く熱いペニスを柔らかく冷たい香の臀部に押し付けた。
「硬いし、熱いね」
と、香も腰をくねらせて、山田のいきり立ったペニスの形を臀部で感じ取った。
そんな動きに山田の性欲もさらに刺激され、背部から香の性器に挿入した
「あっ、入ってきた。アンアンアン」
と、山田の腰の動きに合わせ、小さな声を上げた。
そんな香の動きと超えて、山田は体を起こし、香の腰を持ち上げ、バックからさらに深く挿入した。
「だめ、刺激が強すぎるぅ…ギャー」
と、ベッドに顔を埋め、シーツを握りしめ、叫んだ。
山田は、腰を打ち続けながら、香の白く張り詰めた臀部に掌(てのひら)を滑らした。
その指先には、香のアナルが露わになり、指先で軽く刺激した。
「ああああ、気持ちいい・・・それ」
と喜びの声を上げ、それに耐えきれなくなった香は、膝を延ばしたので、ペニスが性器から抜けた。
そんな香の背中と臀部を見ながら、山田は一息つき、再び香の腰を引き上げた。
そして、香の精液が滴るペニスをそっと香の肛門に押し当てた
「えっ?何するの?」
香の白くすべすべした臀部を引き寄せ、徐々にペニスを肛門の中に入れた
「うそ、やだ、止めてー」
と懇願する香を無視して押し入れると、亀頭部分が完全に肛門の中に入った
「痛い、ギャー、ううぐーあああ」
と、叫び声を上げた。
しかし、それを無視して、更に奥にいれて、ペニスの根元まで肛門の中に納まった。
山田のペニスは、根元が締め付けら、やや痛みを感じたが、子宮口に突き当たる膣と違って、
亀頭部が突き当たるものがなかった。
山田は直ぐには動き出さず、香の様子を伺った
「入っちゃったね」と、香に言うと、香も
「入っちゃったね、あんな大きなものが入っちゃうんだ」
「どんな感じ?」
「変な感じ・・・・」
それを聞いて、徐々に山田は腰を動かした。
「あああ、いいい、ゔヴヴ・・・おおお、キャー」
香は叫び声を上げ、山田は更に動きを速めた。そして、膣の中に中指を入れて、自らのペニスを指で感じるとともに、反対の手でクリトリスを刺激した。
「止めてー、おかしくなっちゃう。うわー、ギャー」
叫び続ける香を上から眺めながめた。
そして、動きつかれたところで、一旦、ペニスを引き抜いた。その時にも香は更に大きな声を上げた。
「どうだった?」
「痛かったわよ。でも、何かだんだん気持ち良くなってきた。変態だね私・・・、でも、まだ何かお尻の穴に挟まっているみたい・・・」
山田は、香を抱き寄せ激しくキスをした。
そして、再び膣に挿入しようとすると、
「ダメだよ、肛門に入れたものをあそこに入れちゃ」
と訴えた。仕方なく、山田は、バスルームに向かい、ペニスを洗ってベッドに戻った。
確かに肛門の中の大腸菌が膣に入ることは、炎症を起こす危険性があったが、興奮している山田にはそこまで考える余裕はなかった。
しかし、それを冷静に訴える香は、アナルセックスが初めてではないのでは?との疑念をが頭をかすめたが、バスルームでの洗浄にも
硬さを保ったペニスを香に膣に差し込んだ。
そこには、入り慣れた感触が待ち受けていた。ペニス全体を膣が包み込み、亀頭の先には、丸い子宮口が感じられ、山田はこちらの方が気持ち良いと感じた。
しかし、一方で自らの征服感を満たしたという点では、アナルに軍配が上がった。
「旦那や他の男に入れられたことはないのか?」
と聞いてみた。
「旦那が入れたがったことはあったけど、させなかったよ。初めてだよ。こんな変態なこと」
と言っても、その真偽を確かめる術はない。そんな思いから、山田は、再び香をうつ伏せに寝かし、香の肛門めがけて、香の愛液が付いたペニスを差し込んだ。
 今度は、香の肛門も緩んで、多少の締め付けはあったものの、先はスムーズに香の肛門に飲み込まれた。
「えー?もう許してぇ」
「でも、中で出しても良いだろ?」
「うん、それは大丈夫だけどぉ・・・・ああああ」
それを聞いて、山田は腰の動きをさらに激しくした。
「ギャーああああ」
香の叫びを声を聞きながら、肛門の奥深くに射精し、引きつけた香の腰から手を離すと香と共にベッドに倒れた