遅かった出会い
60 下着
東風
2021/10/01 (金) 16:29
No.29350
 夫とのセックスを完全に封じられた香と山田の関係は、陰毛が生えそろってからも続いた。
香を性欲のはけ口とすることは、山田にとって当たり前の生活となり、お互いの仕事のスケジュールを見れば、暗黙の裡に体を重ねる場所と時間は限定された。
 香も年齢的に三十代後半となり、女としてフェロモンの放出が激しくなり、自分自身でも髪の毛や化粧を変えて、変化する自分を楽しんでいた。
 陰毛を剃られ、体にセックスの痕を何時、何処に付けられるか分からない状況で、いくら夫に求められてもそれに応えることは危険であったし、明らかに妻に見放された夫は、生活も乱れ、家族と一緒に食事を摂ることも少なくなり、家庭内でも孤立した。
 日に日に妖艶さを増す香に対し、夫の姿は、心身とも荒れた姿となり、スポーツマンで仕事でも傲慢なくらいエネルギッシュに動く、山田とはあまりにも対照的であった。

 夫との過去のセックスに不満はなかったが、山田の激しく求めるセックスは、夫のそれとは違い、前戯から変化があり、日増しに魅了されていった。
 そして、体を重ねる中で山田の好みが理解できるようになった。
 セックスが回を重ねると、山田は、ホテルに入るとシャワーを浴びることなく、荒々しく香に抱きつき、体を求めたが、時には、上衣を脱がすことなく、下半身のみを露わにして、香の股間に顔を埋め、そして、いきなり挿入してから、徐々に服を脱がしていくようになった。カーセックスが多い二人にとっては、珍しい事ではないが、ホテルの照明のしたで徐々に現れる香の素肌を山田は、じっくりと眺め、触りながら、時間をかけて全裸にした。
 また、フルバックの下着より、ティバックやレースのパンティの時は、明らかに山田の勢いが違い、着衣までに下着をつけた状態で激し攻め立てられた。
「ねえ、パンツよりもスカート好きだよねぇ・・・。下着も好きだし・・・」
「そっかあ?」
「だって、襲い方が違うもん。ここも・・・」
悪戯っぽく香は、言いながら、ペニスを咥えた。

 その言葉通り、山田に会う時は、スカートを履くようにしたし、下着も山田の好みを刺激するものを身に付けるようになった。また、それが似合う女になったことを楽しんでいた。
 それに対し、山田は、香とのセックスのたびにスマホを取り出し、香の姿を撮影することを始めた。香は、山田が自分の姿に満足し、興奮してくれている証と思い、拒むことはなかったし、
夫もかつて、香の姿をカメラに撮ることがあったので、さほど抵抗はなかった。これ以降、山田が香を撮った画像は数千枚に上り、動画へと変遷していくのであった。
 また、香は、その画像を山田が会えない時の自慰行為に用いるものと思っていたが、山田は、ネット上でそれを投稿することを楽しみとしており、そのことを知ったのは、かなり後のことで、
撮影が習慣化していたため、止めることは出来なくなっていた。

 このような状況で、香の下着は、日に日に派手なセクシーなものになっていった。特にパンティーは、ティーバックで純白、ブラック、ダークレッド、フルバックのものも、レースでヒップを包むものなど、
山田が喜ぶ姿を想像して身に付けられていた。
 そんなある日、山田の攻めが一休みし、パンティを脱がした時、香がぽつっと言った。
「あのねー、困ったことが起こったの・・・」
しかし、そんなことにかまわず、山田は、脱がしたパンティーから露わになった性器にペニスを差し込んだ
「あっ、あっ、ああ、うう、黒のティーバックのパンティーがなくなったの・・・」
「下着ドロボー? 旦那じゃないの?」
山田は笑いながら、腰を打ち付けて言った。
「あああ、それも・・・、気持ち悪いけど・・・」
喘ぎながら、答えた
「それが、息子の部屋からみつかったのぉ・・・、いいいくー」
「へ―彼もそういう歳ごろかあ・・・」
「あなたが喜ぶと思って調子に乗りすぎたかなあ・・・ううう、また、いきそー」
山田は、息子の顔を思い浮かべながら、多少の責任を感じて、腰の動きを止めた。
香の息子は小さいころから、家族ぐるみの付き合いや、職場のレクレーションの際などに見知っていたが、母親のものとは言え、ティーバックの艶めかしいパンティーは、思春期の男の子にとっては刺激的であったろうと想像した。
「息子にそんな風に思ってもらうって、誇らしいじゃないか、俺は母親にそんな感情は湧かなかったなあ(笑)」
「止めてよ、気持ち悪い・・・」
と言って困惑した表情に山田は更に欲情し、香の口に舌をねじ込み、互いの舌を絡ませながら、腰を少しずつ奥で動かした。
息子をも魅了する香の姿を見るべく、今度は香を騎乗位で抱き上げ、下から突き上げた。
そして、興奮して固くなったGカップの乳房とツンと立った乳首も鷲掴みしながら、乳房から腰、腰から陰部への視線を舐めるように移した。
その視線と腰の動きに、香の膣とその奥にある子宮口は、無意識にペニスを包み込むように動いた。
「おおお、いいぞ、いきそうだ、いっていいか?」
「いいよ、もう、何度もいったから、いっていいよ、今日は中にちょうだいいい・・・・」
それを聞いて安心して、山田は香の中に激しく射精した
「いくー、いいいい、」
香は、全身をのけ反らし、大きく絶頂を迎え、山田の射精が尽きたところで、山田の上に倒れ込み、山田の頭部を胸に抱えた。
山田は、香の背中にあった手を緩め、腰から臀部にかけて、その肌を弄んだ。
「悪いお母さんだなあ・・・、こんなに乱れて、子供にも見せてやりたいねえ・・・」
「止めてよ、虐めないで」
怒った香は、山田の上から降りて、ペニスを引き抜き、山田の横に身を横たえた。その間、動きながら、香の陰部から精子が溢れ出て山田の腰に滴り落ちた。
「あーあ、零さないで、ちゃんと家にもって帰らないとダメじゃないか」
とからかった。
「帰ってからも、忘れたころに出てくるんだよ。キッチンに立ってて出てくると焦っちゃうんだから、太ももにたらーっとね」
「そんなお母さんの晩御飯俺も食べたいよ」
「バカ」