遅かった出会い
37 夫とのこと
東風
2021/08/31 (火) 14:57
No.29202
二人は、時間のある限り関係を深め、互いの体を知り尽くした。
そして、そんな関係が半年ほど続いたある日、
「あなたに始めた抱かれたとき言ったでしょ。この肌、私と同じだって・・・。こんな肌に抱かれたの初めて。肌が合うってこういうことを言うのかなあ・・・」
香は、山田の胸に顔を埋めながら、呟いた。
山田は、学生時代から就職してからも続けているスポーツのために筋肉質で強固な体つきではあったが、いわゆるマッチョと言う感じでもなく、適度な体系を保ち、
肌は、男性にしては柔らかく、体毛も少なかった。香にとっては、初めての体育会系男子だった。
そんな、香の言葉が愛おしく、山田は、一度目の射精の後にも関わらず、香の性器に指を軽く動かしながら、
「旦那はどうなの?肌が合うから結婚したんじゃないの?」
「・・・・、セックスは合ったと思う。だから、一度別れたけど、また付き合って、結婚してしまった・・・でもねぇ・・・」
「でも、なに?」
「あなたに言ってないことがあるの。あなた、旦那のこと聞かないよね、私も奥さんのことは聞かないけど、お互いに相手がいるもんね」
「ほめる訳じゃないけど、俺とこうなってから、あなた、綺麗になったよね。旦那も求めるでしょ」
「・・・・、今まで言わなかったけど、あなたにたくさん乳首を虐められたり、あそこを触られた日に旦那に求められると痛くて・・・、でも、痛いなんて言えないし、濡れてこないから、入れられても痛くて・・・・、それよりも気持ち悪くて、吐いたことも何度かあって・・・」
「またまた、そんなこと言わなくてもいいよ。」
「嘘じゃないよ。胃の調子が悪いっていってある。旦那が寝た後にシャワーを浴びないと眠れない」
「逆に旦那とやった翌日に俺が抱いたこともあるよね・・・、旦那の精子が入ったところに俺が入れたこともあるよね」
「それはない、絶対にない。お帽子付けないと、絶対にさせないもん。あなたにお帽子付けさせたことある?ないでしょ! わかってよ」
「・・・・・・・」
「最近、娘が夜泣きするの・・・・、私が夜遅い時もあるし、愛情不足だと思う。もうすぐ小学生なのに精神的に不安定で・・・」
「ごめん、おれのせいだよね」
「ううん、いいの、それでね。最近、娘の部屋で夜は寝るようになったの・・・、最初は旦那が求めてきた時分に鳴き声が聞こえたんだけど、最近は、娘の部屋に私の布団を置きっぱなしになってるの・・・」
「・・・・」
「だからね」
と言って、香は山田の唇に激しく口づけをし、舌を絡ませた。