遅かった出会い
125 和室で晒す
東風
2022/01/24 (月) 18:19
No.29787
部屋に戻り、二人は布団を敷いて、山田の好きな和菓子とお茶で喉を潤した。
お茶を入れる香の横で、山田はスカイプでA氏と繋いだ。
二人の様子は、スマホをとおして、A氏に中継された。
山田は窓を開けて空気を入れ替えると、眼下の駐車場にA氏の車が見て取れた。
A氏は、車の横から手を上げて合図し、山田は頷いて応えた。
窓を閉め、障子を閉めたが、部屋は明るかった。
山田は布団に入り、香もそれに従い、山田の横に体を入れた。
スマホを枕元に立てかけ、山田は香の肩を抱いた。
温泉で温まった体で、宿の浴衣は肌になじみ、浴衣越しに香の柔らかい体と体温が伝わった。
香は山田の胸に顔を埋めながら、山田の浴衣の帯を解き、山田の胸を撫でながら、頬ずりをした。
山田も香の浴衣を脱がせたい衝動に駆られたが、そこは我慢して香の動きに従った。
香は、山田の浴衣を全て脱がし、山田は脱がされた浴衣を布団の外に投げた。
そして、攻守を入れ替え、山田が香の首筋に貪りついた。
拡げられた浴衣の胸元には、ブラジャーで押し上げられた乳房の谷間が山田の欲情を搔き立てた。
そんな時、スマホのスカイプから
「おおお」
というA氏の声がした。
「誰かに見せてるの?」
察しの良い香は、山田がスカイプで見せていることを瞬時に理解した。
しかし、既に香にはそれを考える余裕もなかった。
「良いじゃないか、俺だけじゃなくて、この身体を楽しんでくれる人がいれば」
そう言って、浴衣の胸元を開き、ブラジャーを下げて、乳首にむしゃぶりついた。
「香さん、こんにちは」
A氏が香に呼び掛けた。
「こここんにちは、ハアハアああ」
香も見せることに同意した証だった。
山田は、右手で香の乳房を揉みながら、左手で香の陰部に指を入れた。
既に香の陰部は愛液で満ちていた。
乱れた浴衣の裾から、香の白い太腿のが露わになっていた。
山田は、その姿を見せるべく、スマホで香の全身を映した。
「おおおお」
A氏の声がスマホから漏れた。
「見せないでぇ」
そう言いながら、香は全身をのけ反らした。
山田は体を起こし、香の横に座し、全身をカメラと共に眺め、全身を触りながら、舌を這わせた。
そして、香の両太腿の間に顔を入れて、陰部の匂いを嗅いだ。そこは、香独特の淫靡な匂いに満ちていた。
「やめてー」
と言いながら、香は山田の頭を押さえた。山田は、パンティーの股の部分を横にずらし、クリトリスから陰部にかけて舐め、
愛液を吸った。