遅かった出会い
100 日常の関係
東風
2021/12/21 (火) 14:59
No.29638
 山田は、先にも述べたが、着衣でのセックスを好んだ。
 香は会社の中で、目立つ服装をしているわけではなかった。むしろ地味な服装を心掛けていた。しかし、小柄だがメリハリのある体つき、とりわけ胸は自然に男性の目を引いた。その視線は、香自身はもちろん、偶に仕事を一緒にする山田も感じていた。
 そんな男性の視線を集める香の体を自由に出来ると思うと興奮した。
 例えば、胸元から見える胸の谷間や、ブラウスのボタンとボタンの合間から見えるブラジャー、しゃがんだ時に見えるパンティーラインが深い切込みであった場合は、どんな女性であれ、男性は目を引かされるが、香においてもそういう機会は度々あった。
 そんな職場の経験から、山田は出来る限りにホテルに行っても、シャワーを浴びようとしてもシャワーを許さず、自らのシャツを脱いで、ベッドに押し倒した。
 当然、同じ会社に勤めていると、偶に二人が会う時に仕事上の話をすることは避けられなかった。山田は、仕事の話はあまり好まなかったが、香は普段職場では出来ない話を山田に聞いてもらいたかった。
 ベッドに横になっても、香は仕事の話をすることが多かった。その間、山田は、香のブラウスのボタンの間から手を入れて、胸を揉み弄んだ。そんな山田の刺激に時折、顔を歪めたが、それに耐えながら話を続けた。しかし、山田の手がパンツのボタンを外し、香の張りのある白い臀部を撫でまわし、クリトリスから陰部に届いたころには、すっかり粘液で満たされていた。
 「ダメ、困ってきた・・・」
香は、そう言いながら、山田の股間に手を伸ばし、誇張したペニスを確認するとベルトを外し解放した。
そして、山田の下着の上から頭を出したペニスを口に含んだ。