挿入捜査官・夏海
9 Re: 挿入捜査官・夏海
カカオカ
2020/01/16 (木) 22:09
No.27387
『ぎゃははは、ひでぇ言いようだな。そんなに情けねぇのか、あの旦那は?』
「そうよ! 昨日だってセックスしたわ! でもあの粗チンときたら二回が限界なのよ!? それだって無理矢理ふにゃチンを勃たせて鼻水みたいなザーメンを漏らしてたわ!!」

 夫を侮蔑し、眉間に険を籠めて笑う夏海――しかし見開く瞳からは止めどもなく涙が溢れていた。

「あんなチンポとまたセックスするくらいなら死んだほうがマシだわ! だから殺して!お願いよぉ、私を殺してぇ!!」

 声の限りに叫んでは強く配達員を抱きしめる。
 それを受けて配達員もまた、

「おう、それじゃ望みどおりに殺してやるよ! 旦那騙して若い男つまみ食いするような売女は死んで詫びろ!!」

 今まで以上の速さと力強さを以て夏海の膣を突きえぐいた。一連のやりとりに、強く『他人の妻を寝取る』ことを意識した配達員もまた、我を見失うほどに興奮しては今の行為に没頭していく。
 体重をかけたそんな一突きが亀頭の先端で子宮口を押しつぶすごとに、

「おぉ! ンおぉお!! んぉごぉおおおぉんんッッ!!」

 夏海は野太い声を上げて快感に打ち震える。その声が正午の台所に響き渡る様は、屠殺場の風景さながらのようですらある。
 その中において、限界を先に迎えたのは配達員であった。

『お、おぉ……イクぞ。マンコに精子ぶちまけるぞ……!』

 来るべき射精の瞬間を予期しては、ペニスに意識を集中させる。
 長いストロークで茎全体を出し入れしていたピストンが、浅く素早いものに変わって忙しなくなる様は、絶頂を得ようと躍起になる配達員の心中を反映しているかのようであった。

「あおぉぉッ! いいわ……きてぇ! あなたの若くて活きの良い精子をはやく私の子宮に泳がせてぇぇッ!!」

 それを受けて夏海もまた抱きしめる両腕に力を籠める。受精を意識した体は、一瞬にして絶頂の間際へと熱しあげられていた。

『お、おおおぉぉぉぉぉッッ!!』

 ラストスパートとばかりに、テクニックも相手への気遣いもかなぐり捨てた配達員の欲望(ピストン)が夏海を責め立てる。
 そして一際強く、奥深くにペニスが突き刺さった瞬間――配達員は射精を果たした。

「んひぃぃぃ! いやぁあああッ! おマンコの、一番奥で出されてるわぁぁッ!!」

 染み入るようなその灼熱間に夏海もまた声を上げては絶頂する。
 鼓動に合わせるかのようペニスは尿道を太く波打たせては、深く結合した子宮口の奥へと直接に精液を流し込んでいく。

「あ、あぁ……んはぁぁぁああああ……ッ」

 しばし体を密着させたまま射精を続けていたペニスではあったが、その間隔が緩慢になり放出も終わりかと思われた頃、配達員はゆっくりと腰を上げた。
 まだ十分に硬度を保ったペニスが、その筒身の周りに体液の泡をまとわりつかせたまま夏海の体外へと引きずり出される。
 そしてそこから、

『んぎゅオッ』

深く再び、配達員はペニスを突き入れる。
その衝撃に押し出され、尿道からは第二波となる射精が噴き出しては夏海の膣の中で熱く渦巻いた。

「おぉん……んおほぉぉ……す、すごいぃ……ホントに、妊娠、しちゃうぅ………!」

 快楽の余韻の中で、灼けつくような精液の奔流を膣に感じながら、夏海はうわ言の様につぶやき続けては見開いた瞳の面(おもて)に笑みを浮かべた。