挿入捜査官・夏海
12 Re: 挿入捜査官・夏海
カカオカ
2020/01/16 (木) 22:13
No.27390

「ひぃッ!? ッッ〜〜〜〜〜んぎゃあああああぁぁぁぁッッ!!」

 それを受けて夏海も吠えた。
 快感などではけっしてない。当然、激痛に苛まされてである。
 そしてそれを皮切りに、配達員の腰は陸に釣り上げられた魚よろしくに跳ね続けては、幾度となく夏海のアナルを突き上げた。

『おらおらおらァ!!』
「ぎッ! いひぃッ! んお゛ッおぉー!! 痛いぃぃぃッッ!!」

 相撲の四股の様に膝を曲げて身を屈めている体勢に加え、背後から尻肉も両手でワシ捕まれているとあっては夏海も逃げることが叶わない。しかしこのまま倒れて配達員の上に身を預けようものならば、今以上の責め苦に身を晒すことになる。
 となれば、いま夏海に残された逃げ道はこのまま『耐える』他に無かった。配達員が絶頂し、この暴挙の手を止めてくれることにしか現状を乗り切る手段はない。

――お願い……早く終わってぇ!

 ゆえに夏海は首をうなだれては、ただひたすらにこの仕打ちへ耐える。
 下唇をかみしめると、無意識に括約筋が力んではペニスを締めあげる。締め付けてまとわりつく肛門はペニスとともに引きずり出され、唇の様に外部へと細く伸びる。
 しかしながら斯様な出し入れにほぐされ、さらにはペニスから溢れる腺液の手伝いもあって潤滑がスムーズになってくると、

「お゛ッ、おぉ!? ッ、ッッ………ッんはあぁぁッ」

 夏海にも変化が現れていた。
 挿入の際に亀頭のカリ首がぬめりを帯びて腸壁をこそぐ感触と、さらには引き抜かれる時の喪失感と排泄感――それらを意識して感じ始めると、たちどころにアナルでの感覚は快感へと傾きだしたのである。

――あれ……? これ、気持ちいい? 痛いのに、気持ちいいの?

 そんな自分の肉体の変化に戸惑いながらも、リズミカルに括約筋の締め付けをコントロールしたり、はたまた引き抜かれる際には自らも力んで擬似排泄を楽しむ頃には――

「んおッ? おおおッ! ……気持ちいいわッ! ケツ穴でのウンコセックスも最高よぉッッ!!」

 夏海はすっかりアナルセックスの虜となっていた。
 四股を踏みしめる両ひざの上に肘を置き、さながら洋式便座での排泄のような姿勢となって身を屈めると、

「んあぁぁッッ! すごいわぁ、ずっとウンコしてるみたいよぉ」

 夏海もまた突き上げてくるピストンに合わせて尻をしならせる。挿入のたびにアナルの淵からは、行き場を失った空気が放屁となって歓喜の歌を奏でていた。

『おいおい、そんなに屁ぇして大丈夫か? 本当にウンコしだすんじゃねぇだろうな?』

 からかいながらもしかしアナルセックスへの嗜好が強いのか、興配達員は目の前の夏海のその痴態に強い興奮を覚える。
 そしてそんな配達員からの言葉に、肩越しから一瞥くれると――夏海はそれに応えるよう、なおさらに尻を突き出しては細く長い放屁を意識して出した。
 そんな、女性にはあるまじき恥知らずの無礼を働きながら見下ろしてくる目は、

「んふふふ……ごめんあそばせぇ」

 浅ましく、そして妖艶に嗤っていた。
 それに中(あ)てられて配達員の胸の内にも、過度の興奮からくる不整脈が湿った鼓動を生じさせる。
 斯様にして射精の快感を予期する期待感はなおさらにアナルセックスの意欲を高め、

『上等だクソババア! このケツで二度とウンコできねぇよにしてやるぜ!!』

 突き上げる配達員のピストンはなおさらに強く、そしてせわしなくなっていった。射精が近いのだ。
 そしてそれを感じ取って夏海も、

「ん、んぅぅッ! ……あら、出来るかしらぁ!? 毎日ぶっといウンコして鍛えてる自慢の肛門ですもの。あなたのクソチンポなんか返り討ちにしてあげるわッッ!」

 ラストスパートとばかりに括約筋をうねらせては、配達員のペニスそれをしごき上げる動きを強めていく。