義父 耕作
50 Re: 義父 耕作
ふみ
2020/06/09 (火) 00:54
No.27562
危なかった・・・
本音はそのまま抱かれたかったけど・・
息子の顔が浮かんで、つい拒否してしまった・・
やさしい性格の猛さん・・
すぐにやめてくれて・・・
態度とは裏腹に身体は求めていたのに・・・


セクシーな姿に魔が差したように抱き着いてしまった・・
嫌われてしまったかも・・・
まさか出ていったりとか、ないよな・・
どんな顔して会えばいいのか・・・
やっぱ、謝るしかないか・・・
目覚めてはいたが、動き出せずにいた・・・
「コンコン・・」
ドアをノックする音・・・
「は、はい・・・」
ドアが開くと、ベージュのサマーニットに白いデニム姿の香苗が立っていて・・
「おはようございます・・猛さん、朝食・・できてますよ・・・」
わざわざ呼びに来てくれたんだ・・
「あ、、す、すいません・・・」
ベッドに座っていた猛さん・・・私を見て立ち上がると・・
「あ、、あの・・き、昨日は、すいませんでした・・・」深々と頭を下げられてしまい・・
「あ、、い、いえ・・・そんな・・」両手で制するようにし・・
「いや、びっくりしましたよね・・いきなりあんなこと・・」
「わ、私のほうこそ・・なんか、、ごめんなさい・・」
「いや、、香苗さんは、なにも・・・」
「ううん・・なんか、甘えてばかりで・・」
「そ、そんな・・・いろいろしていただいてるし・・ぜんぜん、そんな・・」
「そんな・・ぜんぜんです・・・」
「いやあ、お互い様ですから・・いっぱい甘えてください・・」
はにかんで微笑む姿に母性がくすぐられてキュンっとします・・
「ほ、ほんとに?・・なんか悪くって・・・おばさんだし・・子供もいるし・・」
「そ、そんなことないです・・香苗さん、綺麗だし・・」
顔を真っ赤にさせている姿に、何かが弾けるように・・・・

「昨日はごめんなさいね・・気を悪くされたんじゃないかと思って・・・」
「い、いえ・・それは僕の方で・・すいませんでした・・」
「ううん・・あの・・文也が起きてくると・・と思って・・ごめんなさいね・・」
「い、いえ・・・・」
「・・・もう、、その・・冷めちゃった?・・」
「え?・・・」
「昨日・・びっくりしたのよ・・いきなりだったから・・」
「あぁ・・すいません・・」
「ううん・・ドキってしちゃって・・あんな風に抱かれたの久しぶりだったし・・」
「・・・・・」
「それで・・その・・冷めちゃったかな・・と思って・・・」
恥ずかし気に視線を逸らし、微笑みながら・・・
「え、、そ、それって・・・・」
目をちらっと見てくれて・・恥ずかしそうに微笑んでくれる・・
(マジか・・・これって・・いいってことだよな・・・)
「え、、え、、?・・・」

固まってしまっている猛さんがかわいく・・
厚い胸板に手を添えて、背伸びをし、軽くキスをして・・・
「とりあえず、、朝ごはん・・食べてください・・下で待ってます・・」

固まってしまった・・・
マジか・・・
恥ずかし気に微笑む姿が・・色っぽいというか・・
ニットの胸元はやわらかく盛り上がり、
薄い唇が綺麗に光り、、
その唇で・・キスをしてくれた・・
だんだんと正気に戻ってくる・・・
(おおおお〜っ!!!)
マジだよなっ!
やわらかな唇の感触・・
恥ずかし気な眼差し・・・
「冷めちゃった?・・」という言葉・・・
「下で待ってます・・・」という言葉・・・
(ふぅ〜・・・)
緊張で息が苦しくなってくる・・
どんな風に・・・
俺からまた迫る感じかな・・
それとも香苗さんが・・・またさっきみたいにキスから・・とか・・
「・・・・」
もう一度大きく息を吐いて、階段を下りた・・

食卓には、いつものように料理が並んでいた・・
いつもように美味しい食事・・
あっという間に食べてしまったが、どんな内容かまったく頭に入らなかった・・
台所に立つ香苗さんの姿を目で凝視して・・・
洗い物が終わると、エプロンを脱ぎながらゆっくりとこちらに近づいてくる・・


「猛さん・・今日、畑のほうは?・・・」
「え、、あ、あぁ・・・きょ、今日は・・休もうかと・・・」
すぐ横に腰を下ろすと、覗き込むようにこちらを見ながら・・・
「じゃ、じゃあ・・ゆっくり・・できますね・・」
「は、はい・・・っていうか・・その・・いいんですか・・」
「え?・・・・」
「あ、そ、その・・・」
「あん・・それは私のセリフ・・10歳以上も年上の、子供もいるアラフォーのおばさんだし・・」
「そ、そんな・・・」
「お言葉に甘えちゃってるから・・・」
「もっと・・甘えてください・・遠慮なく・・」
「ん・・・・・」
いきなり唇を塞がれる・・・
「年増な女だけど・・甘えていい?・・」
「は、はい・・・」
唇を重ねる・・・・・