妻が家政婦に
22 Re:  妻が家政婦に
ラブラブ夫婦
2016/08/20 (土) 01:18
No.23593
 こうたさん、コメントありがとうございます。


続けます。

 幸夫はお酒のせいとはいえ、美緒の兄嫁のミチエと結ばれたのです。

 義姉のミチエのキスによって目覚めた幸夫は、ミチエと結ばれたことに後悔はなく、すがすがしい朝を迎えたのでした。

 ミチエは「おはよう、お義父さんもお義母さんも起きて、リハビリの為に早朝の農作業に行ったわよ」と言って、またキスをしてきました。

 幸夫はミチエを抱きしめて「あ〜また欲しくなっちゃうよ」と言うと、「私も欲しいけど美緒さんが来るんでしょう」とミチエが言ったことで、幸夫は妻の美緒の不倫疑惑を思い出したのでした。

 幸夫は起きて暫くすると、リハビリの農作業から義父母が帰って来て、一緒に朝食を食べたのです。

 朝食を食べ終わると義父母は、離れの自分達の家に戻ってしまいました。

 義姉のミチエは「美緒さんは遅いわね、朝食は食べて来るのかしら」と言いながら片付け始めたのです。

 すると美緒が来て「あなた、昨日はごめんなさい。入れ違いになったようで」といつもと変わらない雰囲気で言っていました。

 ミチエが「美緒さん食事は?」と言うと「食べて来たわ」と応えていました。

 そして美緒が「お義姉さん、お義父さんの療養の為に温泉にでも連れて行こうと思うの」と言ったのです。

 ミチエが「私は構わないけど、車で行くんでしょう。運転は大丈夫なの? 幸夫さんと一緒に行ったら」と言うと、美緒が「私達だけじゃないの、この前お父さんを病院に連れて行った時に偶然に私の知り合いにあったの、その人の母親もリハビリに来ていて、一緒に温泉に行こうと言うことになったの」と言って、美緒は幸夫に
「実はね、河島さんの母親のことなの」と言ったことに、幸夫はさほど驚きませんでした。

 ミチエが「それでいつ行くの?」と言うと、美緒は「いまから出発するの、お父さんとお母さんには言ってあるの」と言うと「そうなの、気を付けて行ってね」と応えていました。

 美緒が「今夜はお兄ちゃんも帰って来るんでしょう」と言うとミチエは「ええ」と言っていました。

 すると美緒が「ねえ、あなた今夜も泊めてもらったら、お兄ちゃんとゆっくり飲んだら」と言うと、ミチエが「そうしなさいよ、美緒さんと幸夫さんみたいに仲の良い夫婦じゃないから、幸夫さんが居てくれると助かるわ」と言って幸夫の方を見ていました。

 そして美緒は「ちょっとお父さんお母さんの離れに行って来る」と言って、出て行きました。

 義姉のミチエが幸夫の傍に来て「お父さんもお母さんも何も言ってくれなかったわね、もう私も限界なの」と言って悲しそうな顔をしていました。

 幸夫が「俺達夫婦も終わりかもな、やはり美緒は河島から離れられなかったみたいだな」と言うと、ミチエが「河島さんを知っているの?」と言ったので、幸夫が「仕事の関係で知っているんだけど」と言うと、ミチエが「そうだったの、知り合いだったの」と言っていました。

 美緒が入って来て「用意が出来たから、行って来るわね」と言ったので、幸夫とミチエも外に出るとワンボックスカーが停まっていて、河島と若い男性が降りて来て、若い男性が幸夫を見て「えっ、小林主任が美緒さんの御主人だったのですか?」と言って驚いていました。

 幸夫もびっくりして「ひろし君か?、どうしてここに」と言うと、ひろしは「いま、河島さんの仕事を手伝っているんです。今日は運転手で」と言っていました。

 美緒も幸夫とひろしが知り合いだったことに驚いていました。

 河島は幸夫に頭を下げて、ニヤっと笑って勝ち誇ったような顔をしていました。

 ミチエは河島を睨みつけていました。

 そして美緒達は温泉旅行に出発しました。

 ミチエと幸夫は家に入ると、二人は抱き合って「幸夫さん悔しいでしょう」とミチエはキスしていました。

 幸夫はミチエを抱きしめて「ミチエは河島を知っているのか?」と言うと、ミチエが「私の実家は農家なの、ビニールハウスの野菜栽培を始めた時に、私の父親が河島の父親から少し借金したの」と言って、ミチエは話し出したのです。

「ビニールハウスの野菜栽培が初年度は、上手く行かなかったの、それで出来るだけのお金を持って父親が頭を下げに行ったの、すると河島の父親が娘を俺の妾に」と言ったみたいなの、それで私の父は友人だったいまのお義父さんに借金して河島の父親に払ったの、でも私の母は、河島の父親にレイプされてたの、それで夫婦仲が悪くなって、母が自殺を図ったの未遂で良かっけど」と悔しそうな顔をしていました。

 そしてミチエは「私が主人と結婚したのは、お金の為なの」と幸夫にしがみついて泣いていました。