淫習
9 Re: 淫習
武井
2019/02/02 (土) 15:07
No.26647
豊年万作祈願を兼ね、出入りの多かった神社も、寝静まった鎮守の神の様相です。

「〔無言〕が基本ですが、今は、、、とくに、、ご夫婦ですし・・。」
「その、、普通に〔アレ〕してもらえれば・。」

神殿の間には、先見の時には無かった、床に紅色の布が敷かれていた。
白いフカフカの客座布団が、セミダブル程の大きさのその上に、並んで二つ置いて在る。
少し寒かったので、石油ストーブに火を入れ、温かくなるまで、少し待った。
入浴も妻の実家で済ませていたので、あとは納宰の儀式を実行するだけだった。

「待って! 何するの・?」
妻のスカートに手をかけた時だった。
「お供えしなきゃ・。」
「本気にしてるの・?」
「違うのか・?」
「バカね、、今日なんかしなくても、分かりゃしないわよ・。」
凡そ自分の村の儀式を遂行するとは思えない・。
そんな妻の言葉に、漠然としたものを飲み込め無いでいると・。
「神様だって、あたしとあなたのsexなんて、間違っても、見たいと思ってるなんて思えないわ・。」
「それは・・。」
どうか、、と言い掛けて、妻の迫力に一瞬たじろいだ。
「あたしは嫌よ! するんならあたしの部屋(結婚するまで妻が使っていた実家の部屋)で・よ・。」
「わ!わかった・・。」
「暫くさせてあげて無いから、あなたの気持ちは解らないでも無いけど、あたしは嫌よ! こんな、何かに視られてそうな処じゃ・。」
「わかった! 後は、上手い事言って帰ろう・。」
「ありがとう・・。 それに・・。」
急にしおらしく崩れだす妻。
「それに? ん?」

「凌ちゃんとする部屋で、あなたとは・・。」