淫習
6 Re: 淫習
武井
2019/01/31 (木) 15:01
No.26640
月灯りのランプさん、いつも拝読させて頂いています。

婦人科で妻を診せ、下が原因で神事が出来ない、最悪な事態にならないように気を使っています。
「あなたの為も、よ・・。」
エステにも通い、妻は前よりずっと美しくなったのですが、自ずと、身体の線が崩れる事を気にすると、私との性交の回数は減っていきました。
顔も臀尻も胸も心地好い、張りの出始めた頃の顔見せでした。

ごけめ役の殆んどが後家さんで、仕切り親役が付き添うのですが、実の娘を差し出す義父については、過去の事例に習って、夫の私が代役を務める事で、同席には至らずに済みました。

「あんれぇまぁー! 本当に、みっちゃんかい・?  凌、良かったね〜!  これで安心したわ・。」
バスト、ウエスト、ヒップ、クビレの無い、恰幅の良い、真におかみさんタイプのお彼母さんが、それでも最近増えたと言う白髪を気にしながら、私に、「昔からの仕来たりとは云え、大切なお嫁さんをお借りします・。」

「この度は・。 倅がどうも・。」
少しボケの入ったお父さんは、日焼けの染み着いた老人にさえ見えますが、未だ全く還暦前後の筈です、。
「ほら、あんたも!・。」
お彼母さんに促されて、。
「一つ何卒、滞り無く・。」
私達夫婦は、二人に最敬礼されてしまいました。
返す様に、慌て頭を下げていました。

まだ中学生の彼妹さんは、頭では解っていても恐らく、神事は大人になったらする、少し怖い事と思っているようです。
「兄を宜しくお願いします。」
彼妹さんなりの精一杯の言葉でした・。

「来る春の良き日に、御言葉に甘えて、お清めを、受けさせて頂きます、。 本日は、有り難う御座いました・。」
彼の〆の言葉が、本当に春が来るのが待ち遠しく感じているが如く、健気に響きました。

もっとも、その頃には、妻と交わることになるのですが・・。

もう完全に、引き下がれ無くなりました。

「怒ってない?・」
「何を、今更・・。」
針のムシロでした。