淫習
32 Re: 淫習
武井
2019/02/24 (日) 17:13
No.26760
田舎の祭りで、大量の餅やお菓子を手にして喜ぶ兄妹。
「ママは?」
! ・困った・・。
子ども達にレジ袋を渡した瞬間に、妻が消えたのは知っていた・。

「!? 何処行く?・。」
手を引く子ども達と反対に、社務所側に向かったのを、目で追っていた。
「あれ?ママと一緒に居た?」
・んじゃないの?、と反対に、質問しようと思った時・。
「もぅ〜!?何処いっちゃうのよ!」
妻が後ろから現れた。
手にしたレジ袋は、子ども達に負けず大量だ・。
「わぁー!びっくりしたぁ!」
真面目に驚いた・。
「パパ、びっくりし過ぎ!」
「ママと一緒に拾いに行ったんだからね・。」
「パパは(、拾えたの)?」
「パパ、やる気ねー! あんだけ、餅投げって言ってたのに・。」
妻の行方が気になったのは事実だが、余りにも後ろで、餅もお菓子も、飛んで来なかったのだ・。

あいつ(妻)が、子ども(達)とこばっかに投げるから・・。
子ども達にバカにされて、消えた妻を心配したのが惜しくなってしまった。
変な面つけやがって・。
「宿題やるから、早く帰るよ!」
子ども達に罰と、妻の実家の変事に、これ以上巻き込まれない為に、宿題をダシにして、早々退散する。
大人げない・。
妻は自分の車なので、帰りの道中、ママにも罰を・。
「(餅を)投げてた(女の)人、ママに似てなかった?」
「うん、似てた!」
「えぇん?わかんない・。」
「ママ、一緒に居なかったでしょ?」
「パパは、投げて人が、ママだと思ったの?」
「ママ、後ろに居たって。」
「(餅を投げてた女の人が、)ママと同じ服だったでしょ?」
「うん、似てた。」
「違うよ!ママお面なんか、かぶらないよ!」

上の子(息子)は、綺麗になった母親が、ごけめでも、綺麗なら別に構わないのかも知れない・。

ちょっと辛い・・。