妻の改造
85 妻からの報告
宇田 和夫
2020/08/16 (日) 14:45
No.27655
2回目のデートの後に今までの報告をさせた。

・・・・・
どんな人だろう?
留守電では きちんと氏名を名乗り誠実そうな声に思えたけれど・・
待ち合わせ場所はホテルのロビー、無難な所だ。

独身?妻帯者?これは出会い?
そんな想いで私は出掛けて行った。
「お待たせしてすいません」
「いいえ どうぞ」ソファに座ってアイスコーヒーを飲みながら
初対面なのに何故か話がはずんだ。
おまけに場所を変え、グラスワイン付きでイタリアンまで・・
化粧水を示し私の手や腕に臆する事なく触れる仕種に
「かなり 女性に馴れてるかも!」と脳みそに?マークを少し出しつつ
次の夜も食事を約束した私だった。

ベンツを見て一瞬戸惑った。
乗ってから「私ってスキがある?無防備?いけないよ、やばいよ」
昨夜から、何となく大好きなあの人に似てるし・・なんて思ってた気持ちが恐くなっ
た。
車という事は 次への展開は想像できる。
話しながらロイヤルホストに着き 食事を済ませ
「ここで帰らなければいけないよ」と思いつつ
車に乗ってしまった私は節操のない女だろうか?
案の定 誘われた。
やはり私は軽く見られたのだ、そんな女だと・・
部屋に入り 「僕の男としての部分を見て欲しいし、
あなたの女も見てみたい」と言われた。

心と体の両方で感じ充たされる幸せなSEXを私は知っている。
体を許しても 泣きたい位に心が淋しいようなSEXも。
しかしホテルに入って断るなら最初にNOと言うべきだし、
そんな風に 男性を馬鹿にする事は私には出来ない。
でも これは裏切り??私は 好きな人の話をした。
「わかりました。同じような人は二人もいらないね」しかし、私は女になった。
「誘って断られるのが男の役目と思ってるから」と言われたから。
私は男らしい人に弱いのだ。
強引ではなく でも女の気持ちを察し引っ張ってくれるタイプに。
抱かれて驚いた。
似ていたし上手だと思った。
あの人以外にこんなに自分が感じるとは思わなかった。
そのうえMをみやぶられた。
手首をあっという間に縛られ これはヤバイと思った。

私がMになれるのは 唯一人!ずっとそう思ってきた。
どんな男も 彼の比ではない、身も心も感じるのは・・・
もう 二度と会うのはよそう。
裏切りになる!駄目だ絶対に!私は自分に言い聞かせていた。
なのに なのに、私は会う約束をしてしまった。
何故?私はただの雌になってるの?
あの時凄いと思い驚いた。
行く時まで 私は悩み続けた。

だから 余計に 何故出会ったのかと
ドラマのようなこの出会いの理由を考えてしまう。
独身同士なら いっきに盛り上がるかもしれない。
すんだ後 しばらくくっついて横になって二人で余韻を感じるのが 私は好きだ。
ただ体だけ求められても虚しいだけだから。
心のつながり、体のつながり。心の疼き、体の疼き 年齢を含め、
その日からいろんな事を考えてしまう私だ。

まだ 会うのは今日で三度目なのに ガードを緩めている私がいる。
それが 自分でも不思議でならない。
一緒の食事も 美味しく食べる事が 出来たし
(乙女の頃は男性の前で食べるのは とても恥ずかしかったのに、
年をとって図太くなってるのよねー)
「気を使うだろうからコーヒーを奢って」なんて気遣いは嬉しかった。
昔、肌が合うとはこういう事かーと初めて感じたのと同じ位に違和感が無いのも、
私の頭にハテナマークばかりをよんでしまう。
久々に見た赤と黒の縄で同じ位 馴れた手つきで
素早く縛られた時 私の体は明らかに喜んでいた。

やはり妻は心身共にもう私の想像を遥かに超えた女になっていたのです。
・・・・
この報告書の内容を私は喜び、本音のメールをした。

・・・・・
私はその男に嫉妬していました。
でも、これからも彼女を大切にするために、
その男を過去の男と思わせてやりたい。
だから女としてもっと大勢の男性の愛液を素直に喜び自分の体に受け入れることができる、
できれば世界で一番多くの男性を知ることのできる幸せをわかる女にしてやりたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。

・・・・・
そして3回目の調教がありました。

なかなか若者には理解できない大人の愛情なのかもしれません。