妻の改造
62 居酒屋
宇田 和夫
2014/03/22 (土) 13:04
No.18977
絶倫さん、ありがとうございます。
BDSMさん、店はご想像にお任せしますね。ご想像通りだと思いますが(笑)

さてその風俗店で1度、全身刺青の客を接客したことがありました。ちょっと気になって女将さんに「ひょっとして、そのままその男の女にされてしまうってことは無いでしょうね?」と無粋な質問をしてしまいました。すると女将さんは「大丈夫よ。奥さんにその気があるなら話は別だけどね」と言われて一安心したのですが、一つ思い出したことがあります。

妻と離れて暮らすようになってから風俗体験するまでのことですが、一人暮らしをするようになって当然、私は居酒屋へ行く回数が増えました。それもそれまで行ったことの無い居酒屋です。
その居酒屋は私が密かに性処理する女の近くの場所にありました。
性処理の時はもちろん、ちょっと気に入った私は何もなくてもその居酒屋へ立ち寄るようになりました。
その客の中に、気になる女性を連れてよく来る男がいました。そのうちカウンターで隣同士になったりして話をするようになり、結構その男と気が合うようになりました。
ある日、いつもの女性を連れずに一人その男が現れ、「あれ?今日は一人?」と聞くと別れたと言います。残念には思いましたが当然それからずっと一人で来るようになり、いろんな話を私として盛り上がるようになりました。
早めに仕事を終えた私が、帰る途中にサウナに入ってからその居酒屋へ行くとその男はもう飲んでいました。
隣の席へ座り一緒に飲み始めると、「今日はスッキリしてるじゃん!」「うん、サウナ入ってきた」「そうか、いいな」「いや〜気持ち良いよ。ビールも美味くなるしね」そんな会話をしていると、羨ましいという言葉が通常じゃないほどに感じたのです。
「行けばいいじゃん」と言うと無理無理と言います。そのうち「気が付いてないの?」と言うのでキョトンとしていると、「オレさ、ずっとおしぼり持って飲んでるの知ってるだろ?」と言われました。たしかにいつもおしぼりを握り飲んでいたのです。
「知ってると思ってたよ」と言っておしぼりを取ると、指が欠けていました。
えっ!と驚くと「夏もさ、長袖着てるだろ。見えるからね」。初めて気付きました。全身刺青だったのです。さすがに少しビビりましたが、それまでの態度から急変する度胸も無かったし、仲良くしてきただけにそれをするのも嫌でした。
結局、それからも気にはなりながら会う度に盛り上がり、その事実を忘れることもありました。
ある日、「俺なぁ、これまでいろんな女を抱いてきたけど、素人の女を抱いたことが無いんだよ…」と寂しそうに言うのです。ドキッとしました。反射的に全身刺青の男に抱かれてる妻を想像したんです。でも一つ間違えばヤバいことになる…。それも脳裏をかすめました。

妻が自宅へ帰ってきた時にその男の話をしました。1回だけという話が成立したらどう?と聞くと「そんなことだと思ったわ」と言われました。「先々危険なことが無いと言うことがわかったらの話ね」と言われ、当然のことだと返し、しかしそれが至難の業であることも承知していました。
まして、妻が帰っきているタイミングで…
日は経ち、それからもその居酒屋へ通っていた私はその男と盛り上がっていましたが、そのチャンスの日が訪れました。直接聞いたわけではありませんでしたが、いくら仲良くしていても変な勧誘はされませんでしたし、お互い仲の良いことは店も認めていましたので、その男が先に席を立ち店を出た時にすぐ追いかけ、「もう帰るの?」と店の前で声をかけました。「おう、帰るよ。なに?」「いや、あのさ…ずっと前、素人の女を抱いたことが無いって言ってたよな…」「あぁ、言ったよ。本当のことだから」「それって人妻も素人のエリア?」「当たり前じゃん」「1回だけって約束できるなら、俺の女房抱く?」しばらく沈黙があり「自分、何言ってるのか解ってるの?」「いや、女房を説得したんだ。好みでなかったら悪いけど」「約束はできるけど、ホントかよ」
そんな会話があり、妻を呼び出しました。
妻とその男を引き合わせ、私はいつもの居酒屋で飲んでると言って別れました。
数時間後、その男が居酒屋に現れ「ありがとう!先に(妻を)帰したよ」と言ってくれました。
帰宅してから抱きながら妻に聞くと「凄く優しくしてくれた」「やっぱり全身?」「うん、刺青だった」「そうか…」それほど後味の良いものではなかったのですが、約束通りまた妻を要求することはありませんでした。