空白の日々に
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Re: 空白の日々に
小田
2026/08/01 (土) 22:16
No.210916
最近はここに足を運ぶこともありません。
楊さんとの関係が始まった頃が最後だったと何だか懐かしくなります。
腕時計に目を落すと、8時30分を少し回っています。
彼女と交際を始めた頃、何度か来たことがあるのですが、その時と大きく変わっていないのは、
理路整然と等間隔に車が止まっていることです。
ウィークディですから、車も多くはありません。
10m間隔のようですから、昔、目にした揺れる車が隣であっても、気になることはないでしょう。
「いずみ、どうして揺れていると思う?」
「えっ?・・・あの車?・・・どうしてって・・・あっ?!アレじゃない?アメリカの車で、
揺れながら走るのってあるでしょ?」
「はははっ、跳び跳ねたりする車かい?」
「それ!それ!・・・TVで観たことがあるの」
「跳び跳ねてはいないだろ?揺れが不規則なだけだろ?」
「ほんとだ!・・・それじゃ・・・どうしてなの?分からないわ」
「見に行ってみるかい?」
「うふふっ、面白そうね・・・でも、覗くのって悪いと思わない?」
「覗かないと見れないからね。あれだよ、通りすがりを装えば問題ないと思うよ」
「でも、プライバシーの侵害なんて訴えられたらどうするの?」
「はははっ、分かって恍けてるだろ?」
「だって〜、聞くと見るとは違うでしょ?確証のない事なのに、妄想するってあの車の人に
悪いもの」
「じゃ、気にしないことにするかい?」
「うん・・・経験がないのにアレって言えないでしょ?」
「経験したい?」
「小田さん次第かな?」
「望まれれば・・・望まれてもあり得ないかな?」
「ベッド?」
「車はベッドでも、するところでもないからね」
「うん・・・私もそうかな?」
「じゃ、帰るか?」
「うん・・・傍を通るの?」
「はははっ・・・そうしようか?」
その車の近くを速度を落として、通過します。
「あっ?!ほんとだ!女の子の顔が・・・興奮してるみたいだったわ」
違った意味で興奮した彼女を懐かしく思い出します。
まだ私を”小田さん”と呼んでいた頃ですから、淫乱とも性奴隷とも全く縁もなく初々しかった
彼女が、目に浮かぶようです。