空白の日々に
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Re: 空白の日々に
小田
2026/06/21 (日) 13:19
No.210050
「小田さんか・・・止めようとしない事だな。痛い目に遭うぞ、いいか!」
「大人気ないだろ?女を痛めつけて何が楽しいんだ。恥ずかしくないのか?」
「いずみは俺の女だ、何をしようと俺の勝手だろ?」
「何を?どうするんだ?殴るのか?」
「そうか・・・まず、お前からだな・・・」
いずみの首を掴んでいた右手を放して、私の胸ぐらを掴んできます。
「どうするんだ?」
「どうして欲しい?なぁ!小田さんよ」
「いい度胸だな。これだけでも怪我では済まないぞ、いいのか?」
「はははっ、俺に勝てるとでも思ってるのか?」
平野さんは、いずみの背中を抱く様にして、不安そうな表情をこちらに向けています。
俯いて泣いていたいずみですが、急に立ち上がって、
「止めて!」
「お前!こいつの味方をするのか?」
「違うの!・・・私は・・・ご主人様の女よ。ご主人様に何かあったら明日からどうすれば
いいの?」
「はははっ、見ろよ、いずみは俺が心配なんだ・・・」
左手で、いずみの顎を持ち上げて、
「・・・俺が負ける訳ないだろ?」
「今勝っても・・・数十分か数時間後か・・・怪我どころでは済まないかもしれないの。
だから、喧嘩は止めて!私が悪いんだから・・・ご主人様の女でいたいのに、ご主人様がいなく
なったら、どうすればいいの?」
「どういうことだ?」
「だから・・・」
彼の首に両手を巻き付けて、耳元で何かを伝えます。
私には、そのワードは分っています。
「・・・ほんとか?」
「嘘でこんなこと・・・信じて欲しいの。私は・・・ご主人様の女でいたいのに、どうすれば
いいの?お願い!ヤメて!」
両手を首から下に移して、腰に両腕を巻き付け、頬を彼の体に擦り付けて愛情を表現するのですが、
私には体を固定している様にしか見えません。
「小田さん、怒鳴って済まなかった。いずみとの問題だから、話しあって解決する。悪かったよ、
収めてくれないか?」
「手を挙げたのに?」
「胸ぐらだろ?」
「同じだろ?」
「俺が悪かったよ・・・いずみが言った事だが・・・」
「気にするな。大袈裟にはしないが、いずみに非があったとしても、怒鳴って解決するとは思え
ない。まぁ、行き違いを整理するんだね」
「あぁ・・・そうするから・・・分るだろ?」
「聞えなかったのか?」
「じゃ、いいんだな?」
「あぁ、心配しなくていいよ」
「良かった!・・・いずみ、お礼だろ?」