空白の日々に
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Re: 空白の日々に
小田
2026/06/14 (日) 10:29
No.209949
「約束の時間は?」
「いずみちゃん次第ね。1時間って言っても少しの延長もあるのね。ご主人様は大雑把だから
次のお客様が待てるのなら、ホント気にしないの。管理してるっていうのに、それって管理なの
って聞きたくなるくらいなの」
「客次第、客ファーストだね・・・ある程度の融通はビジネスには必要不可欠だと思うよ」
「優しいのね?」
「はははっ、彼の味方ではない、少なくともね。敵と思った方が僕の立ち位置がハッキリする
かい?」
「ほんと普通じゃないわね。何度も言って悪いんだけど、いずみちゃんの状況を見せられても
落ち着いていられるなんて・・・ネトラレなの?」
「彼も?」
「敵同士じゃない?ご主人様は真正のネトラレだと思うわ。それに嫉妬深いから、お客様との
行為を話さないといけないのね。それを聞いて興奮するから、私達とはウインウインの関係なの」
「なるほど。彼に抱かれたいから売春する、それに尽きると、それだけかい?」
「理由の一つだけど・・・」
テーブルに置いていた彼女の携帯に着信です。
取り上げて、
「・・・いずみちゃんからだわ。出るね?」
『もしもし・・・そうなの、ほんと勝手でしょ?・・・ほんとに?それじゃご主人様は?・・・
そうなの、良かったわね・・・いつものところだけど・・・えっ?来るの?・・・待ってね?
・・・』
「小田さん、いずみちゃんとお客様がここに来たいって、いいかしら?」
「まぁ、構わないが・・・この後があるだろ?」
「3Pよ、少し遅くなっても待ってくれるわ。でも、いずみちゃんとは30分くらいにしないとダメ
かな?まだ時間は決めていないから、問題ないかな?」
「はははっ、それこそ大雑把だね?」
「ご主人様と同じ?一緒に居ると似てくるのかしら?じゃ、いい?」
「任せるよ」
『・・・いいって。どこなの?・・・じゃ待ってるね?バイバイ!』
年齢に似合わない言葉尻ですが、軽い気持ちの方が仕事がスムーズに捗ると認識しているのなら、
間違ってはいないと言えそうです。
「ラブホを出たところだから、そーね、10分くらいで来ると思うわ」
「その10分は何に充てるかだね?」
「えっ?・・・可笑しいわ。どうしてそんなに落ち着いていられるの。いずみちゃんとセックス
したお客様が、二人で来るのよ。やはり、ネトラレでしょ?」
「仮にそうだとしても、その後でいずみを抱けないんだよ。どう説明するんだい?」
「難しいわ、ネトラレの変形かな?あれじゃない、頭の中のネトラレ、そうだわ、きっとそうよ」
「はははっ、脳内ネトラレかな?」
「それね、小田さんを”脳内ネトラレさん”って呼んでもいい?」
「良しなに、はははっ」
軽口を叩いていると、その時間になります。
平野さんが言った10分を待たずに、彼女の携帯が鳴ります。
確認せずに、
「いずみちゃんだわ。出るね?」