空白の日々に
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Re: 空白の日々に
小田
2026/05/31 (日) 16:00
No.209732
床に置いていた下着を拾って、通路側で身に着けます。
一階には4人の男性が待っているようですが、どのようなシフトなのか分かりません。
「莉子の喘ぎ声が聞こえないな・・・帰らせて、次の客の相手をしろ」
「はい・・・分りました」
いずみは来た時とは反対の窓側に沿って、平野さん達が居る一番奥のテーブルに行きます。
椅子に腰を下ろして、
「小田さんはいない、いずみはそう言っただろ?」
「確かに・・・」
「俺しか見えないのが分かっただろ?」
「そう見えたが、経緯が分からないままでは帰れないね」
「莉子から説明させる、それでいいだろ?」
「納得できる説明をお願いしたいね」
「納得もクソもない。いずみは俺のオンナ、今ので分かるだろ?いずみからの説明はない、
莉子の説明が聞けないのなら、ここで終わりだ」
「なるほど・・・まぁ、聞く耳は持ってるが・・・いずみに話させない理由があるのか?」
「いずみの意思だ。小田さんとは話したくない、俺のオンナでいたいと言ってる、それ以上の
ナニがいるんだ?」
「そうなら・・・平野さんから聞くことにするが、もし、暴力的な事実が判明したら・・・
まぁ、そうじゃないことを祈ってるよ」
「俺は口が悪いが、オンナは大事にするからな。いずみのようなオンナはそういるもんじゃない。
美人でエロい、それに頭がいい。そのオンナが俺を愛してると離れない、売春でも何でもすると
言うんだから、大事にするしかないだろ?」
「ここでは?」
「ピンクサロンのようなものだな。あと二人の相手をしたら・・・裏のラブホで売春だな」
「毎日か?」
「聞くなよ。莉子が話すと言っただろ」
これ以上は、話しても無駄だと判断します。
「平野さんからは?」
「そうだな・・・莉子も二人だから・・・8時頃に連絡させる。それでいいだろ?」
「8時だな?」
「まぁ、その頃だ・・・約束は守る、人としての礼儀だろ?」
どの口が言うのか、聞き返したくなります。
礼儀の意味をはき違えていると叱責したくなるのですが、誰かの受け売りなのは間違いないで
しょう。
それが彼女なら、先程の痴態には何か隠されたサインがあったかもしれないと思うのですが、
私の目ではそれを察知することなど何も出来なかったと、少々後悔が頭をもたげます。
「じゃ、その時に・・・」
立ち上がって振り返ると、いずみが50歳代と思しき男性を階段の踊り場までエスコートしている
のです。
スポットライトに照らされた二人の様子が、鮮明に浮かび上がっています。
「どうした?・・・」
携帯をズボンから取り出したのでしょう、それを手に持ったまま、動かない私に気付いたのです。
彼の目線の先の様子に、
「・・・お帰りだな。見てろよ、キスしてチンポを咥えるからな」