空白の日々に
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Re: 空白の日々に
小田
2026/08/09 (日) 11:29
No.211156
かなり抑えた喘ぎ声が途切れ途切れに聞こえ、陰部も愛撫されている様子から、挿入までの
一連の流れは推測出来ますから、観るまでもありません。
彼等に背を向けて、止水されている噴水装置を見ながらベンチに腰を下ろします。
その周りはホントに広くて、遮蔽するモノもありませんから、人が近付けば直ぐに気付きます。
そういう意味では、青姦には最適な場所なのかもしれませんが、黒服のような監視人は必須不可欠
です。
抑えた喘ぎ声が一段と大きくなって、フェードアウトしていきます。
逝ったことを証明するように、嬌声にかき消されて聞こえなかった虫の音が聞こえてきます。
振り返ると、仰向けに寝た彼女の傍で、三人が揃って手を拭いているのですから、これも不思議な
光景です。先程、三人がズボンのポケットから取り出したモノの正体が分かります。
殺菌用の洗浄綿かそれに匹敵するモノなのは聞くまでもないようです。
その傍で、結合を解いた菊本さんが、ゴムを外しています。
やはり長いペニスだと、この感想は変わりそうもありません。
脱いでいたズボンを穿いて、ベンチの前に戻って来ます。
ほんの少しの時間ですが、その間にも彼女のくぐもるような喘ぎ声が聞こえてきます。
三人がお触りを始めたようです。
私の右隣に同じ向きに坐った菊本さんが、
「誰も来なかったか?」
「不思議だね、観られ易いのに観られない場所、誰が・・・」
最後まで話させません。
「いずみだよ。感心するな、あいつの感性というのか?いずみがそう言ったからだが、その感性
らしいな。分かるか?」
「直感的に感じるモノがある、それだろうね」
「ホテルに近いだろ?だだっ広いから、ここでセックスするとは誰も思わない、盲点だとか言って、
笑ってたな。おかしな女だよ」
「五感が鋭いんだろうね」
「ゴカン?股間の間違いじゃないか?はははっ」
「言えてる!鋭いね、はははっ」
「おっ?!ヤッてないか見張らない・・・小田さんはこのままで頼むよ」
菊本さんは体の向きを変えて、覗きの体験ツアーから逸脱しないか監視です。
お互いに向きが反対ですから、誰かに観られたらおかしな二人と揶揄されそうですが、映画などで
スパイが情報交換する時に、公園のベンチを利用する事を思い出し、吹き出しそうになります。
ここでは情報交換が、唾液と愛液の交歓と言えそうです。
菊本さんがホテルを口にしたことに違和感を覚えるのですが、もしかしたら今夜のツアー参加者は
そのホテルに宿泊しているのかもしれません。
ホテル近傍で覗きを満喫できる場所として、ここが選定されたとしたら、適切な判断だと言えそう
です。
客の一人といずみが顔馴染みのようですから、数年前もここで痴態を晒していたと推測出来そう
です。
また、ツアーを催行したと思える女性が、そのホテルで待機していると考えれば、納得できる展開
です。
その女性は単なる社員かもしれませんが、大手の旅行会社が企画するとは考えにくいことからも、
個人か社員数名のアングラ会社と言えそうです。