空白の日々に
101 Re: 空白の日々に
小田
2026/08/08 (土) 12:57
No.211133



「”ナニか?”じゃないでしょ?トートバッグから・・・ブルーのポーチが入ってるから・・・」

菊本さんが口を挟みます。

「渡したから・・・そうでしたね?」

打って変わって低姿勢なのには、少々驚かされます。
頷いた笑顔の三人は、同じ様な展開を期待している様です。

「綾見さん、初めての人もいますから、観てもらうことから始めますか?」
「そうね・・・」

そう言って、ベンチに置いていたトートバッグを噴水側の地面に下ろして、噴水を背に
ベンチの後ろ側に坐ります。

「いらしてくださいね・・・私の左右と前に・・・いいかしら?」

顔を見合わせた三人ですが、迷っている様は彼女に圧倒されているようにも感じます。
彼女と話した男性が纏め役となって決めるのですから、緊張感の中にも、和やかな雰囲気も
垣間見て取れます。

ポジションが決まったところで、見えない部分を見せるようです。
菊本さんは、彼女の左右に座った左側の男性の後ろに、同じ向きに立ちます。
私を手招きして、彼女の後ろに立つように指示します。
近くに外灯もありませんから薄暗い中での痴態になりますが、恥部がすぐ目の前に現れるとしたら、
昼間の明るさで目にする以上に感動するだろうと思える程、彼等の目は真剣そのものです。

俗に言うケツの穴まで知っている菊本さん、私も含めてですが、私達には見慣れている筈なのに、
彼等の計り知れない熱意が、私達の、少なくとも、私の眠っていた興味をかき立てる媒体になり
そうです。
不思議なことに、性行為を見せられても心に響くことはないのですが、この場面ではそれが覆され
るのですから、可笑しくなってきます。
性行為そのものより、それを妄想させる場面に心が動くのかもしれません。
物理的と心理的な比重の置き所が、歳と共に変わってきていると言えそうです。

彼女の前に立ったのは、纏め役の男性です。
経験があるから矢面に立ったかのようですが、それが望みだったのは明らかです。

「脱がせてくれる?」

これを待っていたのかと、声を掛けられるまでの落ち着かない様子が、何とも微笑ましくもあり
ます。

近付いた彼の腰に手を廻して引き寄せてから、両手を上げてチビTを脱がせてもらいます。
密着したままですから、彼の興奮状態が下腹部に現れてきたようです。

「可愛いわ・・・元気なのね?嬉しいわ・・・」

ズボンの上から膨らみにそっとキスして、

「・・・待っててね?・・・」

頷くだけで言葉にならない様です。

そのチビTは、菊本さんが手を出して受け取り、彼の足元で地面に置いていたトートバッグの上に、
無造作に載せます。