その翌朝　妻はこのサイトを開いていたなんて。

画面の複数プレイサイトのトップページに圧倒されて気づかなかったが
パソコンの画面右下のアイコンに着信メールのサインが・・。

開けると　なんとre:が付ながらそのホームページ題名でメールが来ているだ。
管理者と思われる人から　先日は感想等のメールありがとうございます。
から色々と長文が続いていた。

既婚の方のご応募頂く上でのこちらからのお願い　疑問、ご不安な点、日時等について
詳しくご説明させて頂きたいと思います。
つきましては　お時間の許すときに　面接という形で１度お逢いして
確認させていただきたいのですが　お返事のメールをお待ちしております。

妻はどうもこのサイトへ　参加応募してるのだと・・・・言葉を失って
しまうくらい呆然としてしまいました。寝取られ願望がある　旦那ではあっても
不特定多数の男に・・。そんな心の準備なんて。
サイトの画像をみても　おもちゃにされている女性。。妻も。
ありえない。いや、それは許せないと。

私は受信メールを未読にして　送信済みのメールを探した。

そこには　毎日メールの送信履歴があった。
サイトの感想と一緒に相手からの質問にたいして　私との夫婦の秘密というか
バイブの本数から私のしらないオナニーのこと、夫婦の性交のこと、
今までのセックスの経験、下着の枚数、種類に至るまで
細かく書いて相手にメールしていました。

これを読んだ瞬間　あまりの嫉妬と恐怖に未読文のメールを削除していました。
と同時に携帯電話へメールの転送の設定も。
その夜は　妻と嫉妬に燃える激しいセックスをしてしまいました。
どうしたの?今夜は凄くない?と尋ねる妻に。旦那とのセックスでは物足りないか?と尋ねて返すと
満足してるわよ。と抱きついてきた。
だが、サイトへの返信メールには　週１回の性交でもいけないときが　殆どで
週に３回はオナニーしているという妻の言葉のほうが　よほど信用できた。

それから２週間がすぎ　私も妻も普通の生活、仕事の忙しい日々が続いた。
週末の金曜日に妻と食事の約束をしていたのだが　朝からクレームでバタバタしていたら
メールの転送があった。あの日のことを思い出し　あわててウェプメールで確認すると
あのサイトの管理者からであった。
ご無沙汰ですが　お元気ですか。サイトの企画のご参加　ご応募お待ちしています。
と言う内容であった。当然、即、削除しようとしたのだが　面接という言葉がなくなっている
うえに　携帯番号まで入っているのである。

私と妻は　あの日から仕事の忙しさとタイミングが会わずに寝てたりとか　性交はしていない。
面接に行ったのでは・・大変だ・・・　管理者の携帯へ手を震わせながら電話した。
はいもしもし　Tです。当然だが　男性の声。私は　妻がどんな匿名で会話しているのか忘れてしまって
メールの話をしながら　その旦那であることを明かした。