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[13678] とある夫婦の物語 RYU 投稿日:2010/02/09 (火) 01:30
夫婦水入らずの久しぶりの温泉旅行。そこからが始まりでした。
私40歳、妻 美佳子28歳。ひと回りの年齢差のある夫婦です。
日頃の喧騒から離れ、途中 観光スポットを巡り記念撮影などして存分に旅行気分を味わってから
旅館に到着。二年ぶりに訪れた同じ宿。以前あるご夫婦と一緒に二度ほど来て、味わった強烈な体験が頭を過ぎります。妻も同じことを感じたらしく、
美佳子「何か思い出しちゃうね」
私「俺も同じこと思ってた」
美佳子「今回も何かあるのかなー?」
私「二人きりだしそれはないだろ」
美佳子「そうだよね」
私「期待してるの?」
美佳子「してないけど、ここでのことが強烈だったから」
私「まあね。そんなことより風呂に入ろうよ」
美佳子「ここの大浴場すごく景色がよかったよね」

着替えを済ませ男女別の大浴場へと。入り口で別れ際、
美佳子「一時間ぐらいかかっちゃうかも」
私「部屋かそこのサロンで待ってるよ」
妻は長風呂、私は長風呂が苦手です。

男湯に入ると平日のためか以前訪れた週末とは違い、人がまばらで何か気が抜けたような大浴場でした。ひと通り身体を洗い、広々とした湯船で足を思い切り伸ばし、仕事に追われ少々疲れ気味の身体を温泉に浸します。何ともいえない開放感が身体を包み、温泉気分を味わいます。
すると、とある男性から声を掛けられました。
男性「先程はどうも」
私「あっ、こちらこそ どうもありがとうございました」
声の主は観光スポットで私たちの記念撮影のシャッターを押してくれた男性でした。彼ももちろん女性同伴で私たち夫婦と同じぐらいの年齢差のありそうな女性だったのでよく覚えていました。
男性「同じ宿だったとは。ご夫婦で温泉ですか」
私「ええ、偶然ですね。そちらもご夫婦で?」
男性「それがちょっと・・・」
言葉を濁したのでそれ以上のことは聞かず、その後は他愛のない話をしながら温泉に浸かり、
一緒にサロンでおのおののパートナーを待つことに。

やがて女湯の出入り口から妻の美佳子が知らない女性と一緒に私が待つサロンへ入ってきました。
美佳子「あれ、何で」
私「偶然が重なるなあ」
美佳子と一緒の女性は、サロンで一緒に待っていた男性のパートナーでした。
そこから四人で話が盛り上がり、夕食も私たちの部屋で一緒に食べることになりました。
食事中もお互い年齢差のあるカップルという共通点もあり、アルコールが入ったためか話が弾み、
ついには、私たちが予約している貸し切り露天風呂に四人で入ろういうところまでに。

旅先では大胆になりがちですが初対面のカップルと一緒に入浴となると、さすがに躊躇う私。それに対して美佳子は、
美佳子「いいじゃない。知り合ったのも何かの縁だし。ねっ」
相手の女性に同意を求めます。
女性「そうですよ。そうしよ、そうしよ。いいでしょ、露天風呂は入りたいもん」
今度はパートナーの男性に同意を求めます。
結局、女性陣に押し切られる形で四人で入浴することになりました。

続きはまた後ほど・・・。

[Res: 13678] Re: とある夫婦の物語 ケニー 投稿日:2010/02/09 (火) 06:46
良い展開。楽しみです!