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[10338] (妻)洋子 裕次郎 投稿日:2009/01/13 (火) 14:15
洋子の初体験(3)

 屈折位にすると、ペニスの先にべっとりとつばをつけ、小陰唇を
掻き分け陰裂に、そのまま一気に突き入れられた。
"あつ、いやぁ”
 瞬間、洋子は首を反らした。それはまさしく貫かれたと言う感覚
である。
 陰裂を舌で愛撫と、無理に要求はしないが、せめて指で上下に擦
り、濡れを感じてから挿入して欲しかった。あまりにも乱暴な挿入
に、全身が硬くなった。

 やみくもにただ強く、激しければ女は喜ぶと言うものではない。
緩やかにじらすくらいの時間を掛けて、接して欲しいのにと思いな
がら、洋子は目を閉じ、小さく呼吸しながらじっとしていた。

 そして奥さんの礼子さんに、だまされたと思った。どうしてこれ
が(信じられないほどの歓喜)なのだろうか。それどころか、抱か
れるその心地よさに身体が和み、逆らう気持ちが急速にふせたとも
言われた。
 セックスの歓喜とは、肉の喜びを感じることではないのだろうか。

 太田黒さんは、自分の欲望の達成を急いでいる。相変わらず呼吸
は荒い。それでも入れてしまえは、女は男の言いなりになると思っ
ていられるのか、落ち着きが出て、動きがスムーズにになった。
 
 洋子の身体を抱きながら
"素敵な身体だ。うちの礼子とやわらかさが違う"
 ごまかしや見え透いた嘘でなく、耳ざわりのよいリップサービス
を本心から、うわごとのようにささやかれる。

"あなたのオマンコが、私のをやさしく包んでくれる"
 と言いながら腰を上下させ、さらに
"洋子さんは私より、17歳も若い。この年で40歳の若妻を抱ける
とは、自分はなんと幸せな男だ"
 若い洋子の身体を可能な限り、楽しみ味わおうとなさっている。
まるで自分も40歳にでもなったような、激しい腰の動かし方である。

"今日は特別いい感じだ。心と身体が連動している。こんな感じは久
しぶりだ。あなたもよくなってください"
 あまりの誉め言葉に、洋子は身体の力を抜いて、下からそっと覗っ
た。すぐ目の前で太田黒さんは、激しく上下に動いている。動くたび

"ハア、ハア"
 と熱い吐息を洩らされる。

 夫はこんな場合、いつも私の表情を観察しながら腰を使ってくれる
のに、太田黒さんは自分さえよければ言い、と思える身体の動かし方
である。めす犬にまたがったオス犬が、息を荒げて腰を振る、犬の交
尾とそっくりだった。

 夫婦交換の相手選びで、重要視したのは、年上で優しくみちびいて
くださる人、そんな思いで選んだつもりだったが、外見だけだった。
男はどうして、自分一人でこんなに熱中するのか、女性と接するとき
優しさが男の武器になるのに、それなのにこんなに息を荒げ、エネル
ギーを消耗して何がいいのか、と交わりながらまた気持ちがさめてい
く。

 女性が発する(いいの、もっともっと)など歓喜の声を洋子が出さ
ないのに、初めて気づかれた。
"どうしたの。よくならないの"
 下から盗み目している、目をとがめられた。
"早く、もっと動かして"
 気づかれないように催促をし、更にさも感じているように
”わたし、もう少しなの"
 といって自分からやけになって動いた。

 その行為に納得なされたのか、途端に太田黒さんは、眠っ
ていた猫が、俄かにトラになったような、一気呵成にハッス
ルなされた。肩口に回された腕に力が入ってくる。それが苦
しくて身体を動かしたら、その動きが洋子が達する合図だと
思われたのだろう、合わせるように太田黒さんは、断末魔の
形相して呻いた。

”あっああっ〜、いくぅー”
 鼻から抜けるような、男としてはちょとしまりのない声を
出された。
 次の瞬間、太田黒さんの身体が、ピタリと止まった。
"終わられたのだわ"

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 慎太郎 投稿日:2009/01/15 (木) 03:18
悲しい…

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 裕次郎 投稿日:2009/01/15 (木) 20:29
何が悲しいのですか?。
 これからのレスは、妻の洋子に担当させます。私はお勤めが一番
大切、その合間に原稿を書きパソコンを打つ、大変なことです。こ
れからは洋子にやさしく、話しかけてやって下さい。洋子は専業主
婦ですし、時間に余裕があります。まして自分の過去のことですか
ら、興味心身です。洋子と会話を楽しんでください。

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 慎太郎 投稿日:2009/01/16 (金) 06:01
洋子さんが受けた経験が予想に反したものであったので我がことのように辛く思えてしまいました。それだけ裕次郎さんの表現力は見事なのです。リアルに洋子さんの体験に没入させられておりました。今後洋子さんご自身のお立場からの記述に変わるとのこと。裕次郎さん、ご多忙中長きにわたりお疲れ様でした。第三者の視点でのドキュメンタリーはスリル感がありとても楽しかったです。ありがとうございました。洋子さんの当事者実録も今からワクワクです。裕次郎ワールドもたまには復活させてくださいませ。裕次郎さんとの共同作業でこそお二人の優しい世界が現れると思います。

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 裕次郎 投稿日:2009/01/16 (金) 09:57
こんにちは、洋子です。勘違いなさっていなさっておられるよう
ですわ。投稿文は今まで通り夫の裕次郎で、レスのご返事が洋子の
担当にしていただいたのよ。これからもよろしくお願いしますね。
                      洋子より

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 慎太郎 投稿日:2009/01/16 (金) 17:25
そうでしたか(^-^)
裕次郎さんのクールな筆致を楽しませていただきます。それにしてもお二人の絆の深さに憧れをいだきます。

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 . 投稿日:2009/01/16 (金) 20:46
お気づきの方も多いと思いますが、裕次郎=慎太郎です。
哀しいですね。いくらレスつかないからって。
がんばってください。

[Res: 10338] Re: (妻)洋子 慎太郎 投稿日:2009/01/16 (金) 21:39
↑だそうです。
はい(^-^)がんばります。