掲示板に戻る / 戻る
過去ログ[14]

過去ログ:
ワード検索: 条件: 表示:
※探している投稿記事が見つからない場合は「過去ログ」のページを変更して再度検索してみてください
検索結果:1


[9930] (妻)洋子 裕次郎 投稿日:2008/11/13 (木) 15:16
大田黒ご夫妻と約束どうり、センタービル最上階にあるストーン、
Hでお会いした。ランチタイムが過ぎていたので窓際の席が取れ
た。窓際に女性が座り、礼子さんの横に私が、洋子の隣に大田黒
さんが座った。身を乗り出すように礼子さんが
”高い場所に上がるだけで、東京の景色はぜんぜん違って見えま
すね”

 年の功なのか話し上手だ。手紙の美しい女文字から想像してい
た通り、知性が感じられる。
”わたし昨日夢を見たの。生理になって何も出来ない夢を。期待
のし過ぎね。でも今日はそう快、素敵な福田さんご夫婦にお会い
できたのですもの”

 この言葉が切っ掛けになり、恋人同士のように身体を寄せ楽し
く話しながら、食事をしたのだが、洋子だけはコチコチである。
大田黒さんにこれから抱かれ、身体の隅々まで見られのかと思う
と、すでに洋服の上から透視し、裸を見られているように錯覚し
て、思わず手を前に回し股間を隠したが、恥ずかしいと思う気持
ちが反応してすでに、身体の一部が充血しているのが感じられた
と言う。

 大田黒さんにお会いしたとき、話題豊富な女性と思われたくて、
それなりにノートに書き出し理論武装し、心のメモにしっかり書
き付けてきたのに、全て忘れてしまっている。礼子さんが
”休日はお二人で、どうお過ごしになっていられますか”
 
 たったこの一言を聞いただけで、言葉までギクシャクしてうま
く話せない。それでも飲んだカクテルの酔いに助けられて、礼子
さんに
”初めてなんです。奥様の初めてのとき、どんな気持ちでした”
 洋子が発した、そんなぎこちない問いに
”あなた、お話してもよろしいでしょう”
 とご主人の了解を得て、笑顔で初体験を話してくださった。

”まさか自分が夫以外の男と、肉体関係を持つなんて、考えたこと
もなっかったわ。幸せすぎて皆さんに、嫉妬されるんじゃないかと
心配するホどだったの。セックスはやり過ぎるくらいしていたのに、
ある日、夫に口説かれて無理やり連れて行かれたのよ。初めて他の
男性に抱かれ、入れられたとき(ああ、とうとうあたしは夫以外の
男のものをーーこれからどうなるんだろう)と強く思っていたの”
 話を聞いている内にフッと力が抜け、礼子さんと会話が出来るよ
うになった。

”なぜそう思われたのですか”
”そう思ったからでしょう”
”−−”
”こうして、他の男を知った自分を夫はどう思うか、私を見る目が
今までと違うのではないか。それが心配だったの”
”抱かれながらですか”
”そうよ。でも抱かれているうちに、あれだけ忌まわしいと思って
いたのに、信じられない歓喜を味わったの。その心地よさに身体が
和み、逆らう気持ちが急速に伏せていくのがわっかたの。でも私は
なおもこだわろうとしていたのに、でも入れられている私のあそこ
は、彼のペニスを咥えて離れようとしないの”

”感じたのですか”
 横からご主人が
”そうだったと帰宅後、得意になって教えてくれました”
 と挟まれた言葉は、当意即妙。。私たちの心に一瞬にして期待を
持たせてくださる。

”得意だなんて。でもご主人の太いものにしごかれるのを、私のあ
そこ喜んでいたわ。それまで夫の要請を拒み続けてきたのが、うそ
のような心境に変わったの。そしてその余韻は、私を抱いてくださ
ったご主人の腕にすがって、ホテルを出るまで残っていたのよ。そ
れからの私の人生は間違いなく、より豊かなものになったと思って
いるの。だから家の主人の素晴らしさを一人占めしないで、他の奥
様方にも味わっていただきたく、夫婦交際の世界へ深入りしてしま
ったと言うわけ。洋子さんも私と同じような、体験が出来ると思う
わ”

 ご主人もうなずきながら
”妻も初めは、かなり戸惑いや不安があったらしいが、実際に体験
してしまうと今では、たくさんのご主人を知れば知るほど、あなた
の良さがわかってくるとお世辞を言って、平気で楽しんでいますよ”

 この話には、身構えていた心が春の氷のように解け始めていた。
大田黒さんに背中を押されるように、雑談を終え、行動に移ること
になった。大田黒さんが

”それではそろそろ参りましょうか。京プラに、部屋を2つ用意い
たしました”