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[9651] 家に男が!その7 コキュ 投稿日:2008/10/16 (木) 22:10 私は近藤君に尋ねました。
「怒らないから正直に答えて欲しいんだ。君は今日、恵美子と何かあるかと期待していた?」 近藤君が消え入りそうな声で答えました。 「……はい、少しは…。でも、恵美子さんと話していると悩んでいたことが解消されるみたいで。…だからそれだけでも十分に嬉しくて。これまで本当に飲んでいただけなんですけど、それでもう満足で…」 「いいこと言うわね!」 妻も嬉しそうです。 私は次に妻に尋ねました。 「恵美子はどうなんだ?今日は何か期待して近藤君を呼んだのか?」 妻はしばらく黙って酒を飲んでいましたが、やがて冷静な雰囲気で口を開きました。 「期待していなかった、と言えばウソになるわ」 近藤君がびっくりしたような表情で恵美子のほうを振り返りました。 「でもね、仕事の打ち合わせがメインだったのよ。それは本当。近藤君のこと、前々から可愛いと思っていた子だったから、一緒に飲みたくなっちゃったの。で、ちょっと挑発したくなっちゃったのね。だからミニスカートとか穿いてみたの。でもね、最後までいくとか大胆なことは考えていなかった。適当なところでお開きにするか、外に飲みなおしにいくつもりだったのよ!」 ここで彼女はいったん息を付いてお酒を飲み干しました。 「確かにあなたが3日間留守にするというのは分かっていたわ。だから今日はちょっとハメを外そうと思っていた。…でも私は明日も仕事があるしね。今日はもう酔っちゃったから仕事しないけど。その分明日と明後日は忙しいのよ」 「…す、すいません!」 近藤君が急に謝ったので、思わず私も恵美子も笑ってしまいました。それでちょっと緊張していた場が、一気になごみました。 近藤君と妻の言葉にはウソはない、と思いました。いや、実際は違うのかもしれません。が、2人を信用することにしました。とりあえず今は何も無いのだから…。 結局その後、私たちは3人で飲みなおすことにしました。私は食事もまだでしたので、軽食を口に入れつつ。1時間もしないうちに、私の秘蔵のマッカランもなくなり、買ってきたばかりのスパークリングワインも空に。さすがに3人ともかなり良い気分で、随分バカ話もするようになっていました。近藤君はいつの間にか、私のことを「英樹さん」と呼ぶまでに打ち解けていました。 そして私は、頃合を見計らって2人に思い切った提案をしました。 「じゃあ、今日の罰として俺のお願いも聞いてくれるか?」 「はい、何でしょう?」 楽しそうだった近藤君が、急にかしこまってこちらを向きます。 私は今の自分の思いを正直に切り出しました。 「近藤君、俺の前で恵美子を抱いてくれないか?」 [Res: 9651] Re: 家に男が!その7 ゾロ 投稿日:2008/10/16 (木) 22:35 遂にきましたね、期待通りの展開。続きお願いします。
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