掲示板に戻る / 戻る
過去ログ[13]

過去ログ:
ワード検索: 条件: 表示:
※探している投稿記事が見つからない場合は「過去ログ」のページを変更して再度検索してみてください
検索結果:1


[9351] Re: (妻)洋子 裕次郎 投稿日:2008/09/22 (月) 17:36
 話をそらす。
 処女裂傷と言う医学用語がある。初回の粗暴な性交で動脈まで切れ、
大出血を起こすことがある。(ともちゃんとの2度目の時は粗暴な性交
になる)たいていは性交が終わってティッシュデ軽く押さえておくだ
けで止血する(洋子の場合等)

 だがここで注意しなければならないのは、膣痙攣である。神経過敏
な女性で、性交に対して極度の不安や恐怖を持つ女性との性交である。
性交中に突然起きて、ペニスが抜けなくなる場合がある。膣痙攣であ
る。この場合は救急車を呼んで、病院で麻酔を施さなければならない
から、注意が必要である。

 ホテルやモーテル利用では、お互い納得でのセックスだからこのよ
うなことはない。ほとんどがアパートか自宅の、衝動的性行為で、処
女の抗うのを暴力的で犯すときに発生する場合がある。不幸にそのよ
うになったとき、救急車の助けを必要とする。救急車が来るは、近所
の人たちが何ごとぞと飛び出してくるわ、野次馬の中、毛布を掛けら
れてるとはいえ、裸の男女が性交の体位のまま、タンかに乗せられて
運び出されるのである。おそらく話題沸騰し、そこには住めなくなる
のは請け合いである。

 その後、医師の内診を受け、医師から性交が決して恐ろしいもので
無いことを納得させていただき、初めのうち局部に5%コカイン軟膏を
塗って、疼痛のないことを了解させて、徐々に行わなければならない。
処女とやるときは、くれぐれも注意をされたい。

 話をともちゃんに戻す。

 失神から目が覚めたともチャンは、身体の痛みと尻の下に敷かれた座
布団カバーが赤く染まっているのを見て、処女喪失を実感として受け止
めたのか、感傷的になって声を出して泣いた。
 私はそんなともちゃんを抱き寄せた。
”わッ”
 と泣き声を高め、私の胸に顔を埋め泣きじゃくった。
”好きだよ”
 額の上に、そっと唇を触れる。ともちゃんはそれを受けながら
”私も好きです”
 突然ともちゃんの目に涙があふれた。一度あふれ出すとこらえ
ようも無く、ぽろぽろと大粒の涙が頬を伝う。
”どうしたの”
 聞いたがただ無性に涙を流していた。
”泣くんじゃない”
 もう一度抱きしめた。ともちゃんは、私の胸の中で声を上げて
なく。
 泣きたいだけ泣かせた。涙を出し切ったところで、ともちゃん
はそっと顔を上げ
”帰らないと”
 とつぶやきながら、あたりを見渡し
”目をつぶって”
 私が目をつぶるのを確かめもせず、自分の膝元に落ちているパ
ンティを拾いトイレに行った。
 まだ泣き足りないのか、声をしゃくっている。
”車の拾えるところまで送っていこう”
”一人で行けます”
”送りたいんだ”
 ともちゃんはもう一度、名残を惜しむように部屋を見渡し、バックを持った。
 車の拾える道路まで送ることにした。
 途中、涙の乾いた顔をゆがませ、立ち止まった。
”ちょっと”
”どうしたの”
”少し痛むの”
”どんなふうに痛むの”
”歩くとすれて痛むの、それに”
”それに?”
”まだ、あなたの太いのが挟まっているようで、歩きにくいの”
 大きな道路に出た。
”明日は”
”私から電話します”
”今日のことは忘れない”
”私も” 
 ともちゃんはしっかりとうなずき、呼び止めたタクシーに乗って帰った。