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[9133] (妻)洋子 裕次郎 投稿日:2008/09/01 (月) 21:23
今日から9月、夏休みが終わりましたので7月からの続きを書きます。

 会社の受託したビルの起工式が、金曜日に予定されていた。発注元の社主がアメリカからの帰国が遅れて、月曜日に延期された。起工式の進行責任者が私である。この日に家族旅行を予定していたのだが、家族を先に出発させ、後から合流することにした。このことを知った課の受付担当の桑原智子さんが、お手伝いをしたいと言ってくれたのです。桑原智子は愛称(ともちゃん)と呼ばれ人気者である。私の仕事ぶりに憧れを抱いてもいる。困っている私に何かしてあげたいという、母性本能をくすぐったらしい。私もともちゃんに好意を持っている。就業中にもかかわらづ、バイアグラを飲んで妄想の中ではあるが、ともちゃんを犯したことがあった。
 ともちゃんは隣の課の係長、山本一郎が大好きで、結婚を夢見ているのだが片思いである。

 ともちゃんが私に
”係長、お料理できるの?”
”やったことが無いから無理、出前かインスタントになるな〜”
”可愛そう。私の料理でよかったら、作ってあげましょうか”
”本当かね。そうしてくれるとありがたいな”

 このような成り行きで日曜日、昼前に食材を入れたスーパーの袋を抱えてやってきた。
 そして、可愛いエプロン姿で台所に立ってくれた。
”奥さんほど上手に作れないと思うけれど”
 と料理をし始めた。私も皿を出したりしながらまるで、学生時代の部活のような雰囲気である。
刺身の盛り合わせ、大根とイカの煮物、出し巻き卵を焼き、きゆうりとわかめの酢の物、アサリとねぎの味噌汁など手早く作ってくれる。

 すぐにビールで(カンパイ)
缶ビールが空になると、水割りに変わる。
仕事の話がいつの間にか、恋愛論に変わり性の話になった。

 この時からともちゃんは、処女であることを私は確認出来た。それは男性器の勃起時の大きさや、フエラチオに付いて理解していなかったからです。
 男性器は絵画や彫刻で表現されている、平常時の大きさしか理解していなかったからです。

”うそ、あんなのがそんなに大きくなったら、女性が受け入れらる訳が無いでしょう”
と信じない。フエラチオについても
”商売女ならともかく、不潔だわ。まして私のお父さんやお母さんもしているなんて、親を侮辱しないで”
 と怒り出した。
 なだめすかしながら、会社で仕事を教えるときのように、懇切丁寧に、性について分かりやすく説明してやった。

 処女には、あまりにも刺激が強すぎたのか
”のどが渇いたわ。お代わり作ってよ”
 飲む量が多くなった。お代わりするたびに水割りの、ウイスキーの量を多くした。
 ともちゃんは会社で、直属の上司である私に安心しきっている。
 
 荒い息ずかいになった。ともちゃんの手を握った。細い青い静脈の浮いた美しい手である。
”柔らかい手だね。お父さんおかさんに可愛がられて育った、苦労知らずのてだね”
 手を握られるぐらい、平気なのだろう。私の手を握り返し、ニコッと笑った。
 冗談のように引き寄せ、軽く頬にキッスをすると、怒ったような仕草をしたが、笑顔は消えない。
 さっき頬にしたキスを、今度は唇に軽く押し当てる程度にした。
”イヤ”
 と消え入りそうな声を出し、又水割りを飲んだ。
 口当たりのよい水割りは、火照った身体に心地よいのか、何度もお代わりをする。
 いったん許した唇のキスは、2度が3度になり、だんだん濃厚になり官能的にしていった。