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[8113] 仲良し夫婦と温泉(4) 慎吾 投稿日:2008/05/28 (水) 15:42
感想ありがとうございます。





妻をヒザの上に乗せ、乳首を弄り、舐める松田の姿に対して、怒りは全くありませんでした。松田の奥さんのユキちゃんを抱き寄せ、キスをし、僕のアソコを触らせ、僕もユキちゃんのアソコを触っていましたから、怒る資格も理由もないというところでした。もちろん、妻が感じているであろうことへの嫉妬はありました。そして嫉妬で得た力は松田の奥さんへと向かう…。僕は興奮し、気が狂うような気持ちになりました。
ユキちゃんと体を密着させ、舌を絡ませ、アソコを指で責める。その度にユキちゃんは「んっ…」せつなげなため息を漏らしましたが、声というのは漏らしませんでした。
それは松田に責められている僕の妻も同様のようでかすかな息づかいは聞こえましたが、いわゆる、あえぎ声というのものを発することはありませんでした。

「お時間でございます」
大浴場と家族風呂を繋いでいる扉の向こう側から僕らを案内した男性従業員の声がしました。
僕はその声に、驚きましたが、ほとんど瞬発的に
「はーい!」
と応えていました。僕の声を合図にするように、ユキちゃんはスルスルと密着させていた体を離し、また松田と妻も体を離しました。僕らはこの10分ほどの異常なことについて、何も言いませんでした。
「とりあえず行くか」
と、僕はただそれだけを言いました。妻は、「うん」とうなずき、タオルを最初にしていたように体に巻きました。
僕と松田は大浴場の風呂には入らず、そのまま脱衣所に向かい、下着と浴衣を着ました。この間、僕らはなんとなく無言でした。
「男湯」と書かれたのれんをくぐり、男湯と女湯の入口の前に置かれた椅子に座り、妻達を待っている間に、僕は
「調子乗ってごめん」
と松田に言いました。松田は、
「いや、俺のほうこそだよ!ごめん」
と、少し慌てた様子で言うと、
「この後どうする?」
と、続けました。僕は松田の言った『この後』という言葉に、先ほどまでのズキリとするような興奮が甦りました。今、考えると、松田はただ単純に、同じ部屋に戻るのか、各夫婦ごとの部屋に戻るのか、ということだったかもしれません。常識的に考えればそうでしょうが、当時の僕には、『この後』がそういうことでしかありませんでした。
「なぁ…、交換っていうかさ…、さっきみたいのどう?いや、もちろん、ウチのはともかく、ユキちゃんが嫌がったら無しだけどさ」
僕は自分自身の提案が松田に受け入れられるという自信がなんとなくありました。それは先ほどまでの松田と妻のこともありますし、元々、松田が妻のことを好意的に思ってる(もちろん普段は親友の妻として)ということを知っていたからです。
「……交換って最後まで?」
松田の少し前向きな言葉に僕はひどく安心しました。
「ん〜。まぁ、そうかなぁ。雰囲気次第で…」
「俺は嬉しいけど、お前は平気なの?」
松田は笑って、やや冗談めかして言いました。長い付き合いの僕には、松田がこういう言い方をしている時は案外、本気だ、ということを知っていました。
「どうする?」
僕が重ねて尋ねると、松田は、
「俺んほうは全然オッケーだけど…」
と、答えました。
「とりあえず無理強いは無しで。まぁ、流れ次第で決めようか」
僕がそう言うと、松田は「そうだな。まぁ流れでな」
と、うなずきました。
僕らが椅子に座り、話がちょうど落ち着いた頃に、妻達はのれんをくぐり、出てきました。
僕と松田は、妻達に、
「じゃ行くか」
と、声をかけ、先に歩き出しました。大浴場から部屋まで、廊下を歩く時も、エレベーターの中も、僕らは無言でした。妻たちは先ほどまでの家族風呂のことについてなにも触れませんでした。
部屋の前に着き、僕は、
「とりあえず」
と、意味のあるような、ないのようなことを言い、全員を部屋に入るよう促しました。妻達はそれに大人しく従い部屋に入り、最後に松田が入りました。
部屋に入った後、僕は急になにをしたらいいのかわからない、という気持ちになりました。松田にああは言ったものの、妻やユキちゃんに対して、交換というのをどうアプローチしたらいいか、全く考えはありませんでした。
「ねぇ…タツヤくんとさっきのこと……なんか話した?」
あまりにも固い空気と、何を言わない僕にしびれを切らせた妻が口を開きました。
「なにかって……。いや、べつに……」
僕は咄嗟に嘘を言うと、妻は少し気まずそうに
「そっかぁ。う〜ん……ごめんね。変なことになって」
と、言いました。続けてユキちゃんが松田に、
「…わたしも…、ごめんね」
と、言いました。僕にしてみたら、妻達が謝ることなんかない話でしたが、謝られたことで気が軽くなり、妻をからかう余裕も生まれました。
「全然謝ることじゃないよ。それより……さっき感じてたろ〜?」
「やだ、なに言ってるの〜。…それより……自分だってさぁ〜、そうじゃん。ふ〜ん、って思ったよ」
妻も軽口で返します。妻にしてみれば冗談ということで処理したほうが楽だ、ということもあったのでしょう。この雰囲気に乗ったのが松田でした。
「お前も感じてたろ〜」
松田はユキちゃんのワキをこちょこちょしながら言いました。ユキちゃんはワキが弱点だったらしく、激しく体を揺らし、笑いながら、
「ちょ、ちょっと〜!やめてよ〜!」
と、もだえていました。僕はユキちゃんの、そういう仕草や、体を揺らした時にわずかに見えた肌に、今まで感じたことのないユキちゃんへの色気を感じてしまい、どうにもならないほど、頭が熱くなってしまいました。

[Res: 8113] Re: 仲良し夫婦と温泉(4) たか吉 投稿日:2008/05/28 (水) 21:07
 慎吾さん初めまして。私も同じコーナーに投稿しています。

 慎吾さんの文章は読みやすく、リアリティがあり一気に読んで興奮してしまいました。

 また雰囲気も明るい感じで、私もこんなスワッピングをしてみたいと思えてきます。

 慎吾さん夫婦と松田さん夫婦のスワッピングが、これからどんな展開になっていくのか楽しみにしています。

[Res: 8113] Re: 仲良し夫婦と温泉(4) なん 投稿日:2008/05/29 (木) 17:03
ドキドキの展開ですね! 早く続きをお願いします