記念日の誘惑
24 記念日の誘惑
彩雲
2024/04/11 (木) 20:02
No.54000
私たちは二人ともフラフラになりながらそっと部屋に戻りました。
「参ったな。こんなはずでは無かったのに・・とんだ結婚記念日だぞ」
さな江「そうよ。則子さんたちの優しさがこんな形に・・・なるなんて」
「でもさな江も気持ち良さげだったよな」
さな江「初めてよ。あんな事見るのもするのもの」
「俺もまさか、さな江が鳴くところが見れるなんて・・・うふふ」
「ばーか!・・つまらない事は良いの。・・でも則子さんは大満足でしょうね」
「もう寝ようよ、本当に疲れたよ。さな江も疲れただろ」
「あと1泊するんだよな??」
さな江「「明日はこんな事ないよね」
うとうとし始めた時
さな江「則子さんからのラインだわ、直ぐに返信するわね」
「貴男さんはあのままだったのかな??」
さな江「そうみたい。後は明日の打合せよ」
「明日どんな顔したら良いのかな。」
さな江「普通にしてねって返事が来たわよ」
「明日もあるからもう寝よう」
二人共引いてあった布団ですぐに深い眠りに入りました。
翌朝仲居さんの挨拶で目が覚めました。
「お連れ様がお部屋で朝食をお待ちです。」
私たちは顔を見合わせて慌てて貴男さん達の部屋に向かいました。
部屋に入ると昨晩の出来事が何も無かった様に
貴男 「おはよう」
則子 「おはようございます。朝食の後は水族館に行きましょう」
さな江「水族館???」
則子 「一度見たかったの。シャチやイルカのショー」
貴男 「さあご飯を食べたら出発するよ」
則子 「さな江さん今日は約束のあれよ」
さな江「大丈夫??何だかおかしいような・・・」
部屋に戻って着替えを始めました
「なんだよ?その恰好」
さな江「則子さんと今日もお揃いなのよ」
「それは良いけど、派手かもよ」
網タイツに短ワンピース