非常識な妻は露出狂で好奇心の塊 その2
195 Re: 非常識な妻は露出狂で好奇心の塊 その2
健太
2024/02/24 (土) 06:09
No.53798
 私はそのあと喫茶店まで送ってもらって家に帰りました。
妻はそれから1時間ほどして帰って来ました。
「あんた、帰ったよ」
「広島はどうじゃったか?ショッピングは面白かったか」と聞くと妻は私から目を背けて涼しい顔で「うん、まあまあね」と言いました。
ま、それはどっちもどっちでしたが…………。

 2月20日の火曜日の事です。
私が帰ると妻が血相を変えて「あんた!今日ね!舞子さんから電話かかってきたの!」
「えっ!ええ〜〜〜!、舞子さんから〜〜〜!、そ、それで!?」
「あのね、舞子さんがね、今週の土曜日から日曜日に掛けて九州の博多に行くけえ、一緒に行きませんかって!」
「ま、舞子さんと三人でか?」「旦那さんんも一緒みたい」
「そ、そしたら、4人でか?」「あんた、足し算も出来んのんかね!」
「く、車でか、電車でか?」
「新幹線で岡山から来てじゃけえ、うちらが一緒に来るんなら指定席を取っちょく言うとられた」
「ほ、ほんなら、僕らは岡山まで車で行ってじゃの、それから一緒に新幹線で行く言う事じゃの?」
「新下関でもええ言うとられたけど、新下関まで車で行っても、電車で行っても、時間は岡山の方が早いけえ、岡山まで行きます、言うた」
「そ、そんなら、はあ、行く言うたんじゃの?」
「うん、あんたの予定は白板を見ても何にも書いて無かったけえ」
「ヘヘヘ、そしたら舞子さんと旦那さんと4人でスワッピングいう事のなるかも知れんのう」
「フフフ、舞子さんもそがいな事を言うとられた」
「舞子さんは何てや?」
「福岡でショーを見て、それから、お部屋はツインの一部屋でいいわねって、フフフフ」
「ショーオ〜〜〜?」「何のショーかはうちも聞かんじゃった」
「利佳ちゃん!」「うちは何を着ていったらええ思う、ウフフフフ」
 
 二日後の木曜日に事務所に速達が届きました。裏書は宇乃郷舞子となっていました。
中には新幹線の予約席と岡山から博多までの往復乗車券のチケットが入っていました。
予約席はグリーン車でした。新幹線は「のぞみ」で時間はよく覚えていませんが15時半過ぎだったと思います。
封筒の中に便箋が2枚入っていました。
一枚に岡山駅を中心にした簡単な地図が書いて有りました。
それには「岡山駅の近くに〇印が書いて有って「ここに車を停めることと」と書いて有りました。
そこは岡山駅の近くの公園でした。
もう一枚には「もう少し早い時間でも良かったのですが岡山まで来られる時間を考慮いたしました」と達筆で書いて有りました。
追伸として「楽しみにしているわよ」と書いて有りました。
私が妻にチケットを見せると「キャッ!あんた!グリーン車よ!グリーン車よ!」

 当日の朝になりました。私は朝の6時に目を覚ましました。
階下に降りると妻が風呂に入っていました。
私も一緒に入ることにしました。妻は脱衣場で濡れた体を拭いていました。
「利佳ちゃん、ヘヘヘヘ、あのう、なんだ、ピ、ピアスは?」
「あんた、ウフフフ、ピアスは旦那さんに貰ったものでしょう、付けていくのが礼儀ってものでしょう」と言って少し脚を開いて見せてくれました。
乳首にも足の間にも金色のリングが輝いていました

 私たちは余裕を見て家を車で9時に出ました。
私はスーツを着てその上から黒いコートを着ていました。
妻はベージュのワンピースを着てその上に濃い緑色のダスターコートを着ていました。
ダスターコートのベルトは後ろで結んで有りました。
妻はいつもの黒くて大きなカバンを持っていました。
私も茶色の鞄を持っていましたが、その中にはもしもの事のために思ってカメラとビデオカメラを入れていました。
妻は車の中でもただニヤニヤ笑っているだけで口を利きませんでした。

 「利佳ちゃん、ほら、あそこ見て、いつか来た無人駅だよ」といった時に「ウフフフフ」と笑っただけでした。
岡山駅の近くの公園の駐車場はすぐに分かりました。無料駐車場でした。
そこに到着したのは2時ごろでした。
私達は岡山駅の中の喫茶店で3時過ぎまで暇をつぶしました。
「あんた。岡山駅って大きいわね」「ほんと、すごい立派じゃね」

 それからホームで待っていると階段を上て舞子さんたちが現れました。
舞子さんはこの前のダーバンのサングラスをかけていました。
舞子さんは足首までの裾の長い茶色のコートを着てハンドバッグだけを片手に下げていました。
旦那さんは両手に大きなカバンを二つ提げていました。
舞子さんの背丈は170センチほど有りそうでした。そして思っていたより痩身でした
旦那さんは少し小太りで背丈は私と同じぐらいでした。
旦那さんは私と同じような黒いオーバーコートを着ていました。

 そして舞子さんはゆっくり辺りを見回しながら優雅に歩いていました。
モンローウォークとも違っていました。
その歩き方は腰をクイックイッっと左右に揺らしながらの歩行でした。

「あんた!あの歩き方!すごい!カッコええ!」
どこかで見た歩き方だと思っていると、その歩き方はモデルが花道を歩く時のあの歩き方でした。

 10年ほど前の動画ですが、「美しくて疲れないウォーキングレッスン」というのをYoutubeで見られます。是非一度ご覧になってください。